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5月1日(日)清水晶子・井芹真紀子・佐々木裕子「出張クィア理論講座――パレード、可視性、包摂」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月1日(日)  曇り  東京  24.8度  湿度43%

10時、起床。
家に籠ってばかりいるのは、心身に良くないので、出掛ける。

16時45分過ぎ、新宿2丁目の「akta」へ。
清水晶子・井芹真紀子・佐々木裕子「出張クィア理論講座――パレード、可視性、包摂」を聴講。

開会15分前で定員分の席は満杯。
私は後ろに出してもらったストゥールになんとか座れたが、立ち見の人が20人以上いる超満員(全部で100人近く?)。
主催者、完全に読み違え。

内容的には、1980年代から近年までのアメリカのクィア・ムーブメントの流れをわかりやすく解説していただき、とても勉強になった。
現代日本のLGBT運動において学ぶべきところは多いと思う。

しかし、それを承知で言うのだが、アメリカのクィア・ムーブメントの流れを現代日本に接続して解ったような気になってはいけないと思う。
本当に為すべきことは、1980年代以降の日本のクィア・ムーブメントの流れをしっかり記録・記述して、その反省と継承の上に、現代の運動を構築すべきことだと思う。

でも、そういう地道で労多くして功の少ない仕事は、シャイニーなLGBTムーブメントには似合わない。
たぶん、すぐにやろうとする人は出てこないだろう。
こうして、日本のLGB運動の歴史不在が続く。
(Tについては、私の仕事なので)

http://tokyorainbowpride.com/event/1657
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