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酒井泰斗ほか編『概念分析の社会学2: 実践の社会的論理』 [現代の性(性別越境・性別移行)]

4月27日(水)
概念分析の社会学2.jpg
酒井泰斗・浦野 茂 ・前田泰樹・中村和生 編『概念分析の社会学2: 実践の社会的論理』(ナカニシヤ出版、2016年4月、3200円+税)。

鶴田幸恵さんからいただく(感謝)。

鶴田さんの論文「性同一性障害として生きるー「病気」から生き方へー」は、「性転換手術」(性別適合手術)を行うための「方便(手段)」だった「性同一性障害」概念が、「病気(医学概念)」として本質化していき、さらに「生き方」になっていくプロセスをエスノメソドロジー(会話分析)の手法で跡付けている。

前半部分、2006年にインタビューされた私の「語り」が何度も出てきて驚く。

同時に10年前に考えていた観察と分析が、今になって引用されるということは、そんなに間違っていなかったのかなと思う。

その点、読んでいて感慨深かった。

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