１月31日（日）誰も来ない・・・。

１月31日（日）

川崎市「幸市民館」の講座。
パワーポイントの設営などをしなければならないので、開会の30分前に会場へ。

誰もいない・・・、担当職員もいない。
待つことしばし、知らない職員さんが入ってきて「三橋先生ですか？」と問われる。
「はい、そうですが・・・」と返事をすると、
「担当の〇〇が高熱を出しまして（欠勤なので）、私が代理で担当いたします」とのこと。
まあ、病気なら仕方がない、たぶんインフルエンザだろう。
無理に出てきて、移される方が困る。

で、15分前に設営準備完了。
ところが、受講者が誰も来ない。
10分前になっても来ない。
５分前になっても来ない。

申し込み５名で２名欠席、３名は来るという話だったのに。
とうとう開会の13時30分になった。

誰も来ないという最悪の状況が頭をよぎる。
ただ（無料）なのに誰も聴きに来ないというのは、話芸で生きる者としては切腹ものの恥辱。

職員さんに「誰も来なかった場合、どういう形になるのですか？」と質問。
「ちゃんと調べたわけではないですが、たぶん規定はないと思います」との返事。
「規定の講師量の半額とか・・・」
「いえ、そんなことはないと思います」
なんて話をしていたら、13時36分、やっと受講者が１人来てくださった。
「遅刻して申し訳ありません」と謝る受講者に、
「ああ、良かった、これで講座が成立します。ありがとうございます」と私。

13時40分、定刻より10分遅れで、超不人気の「野良講師」の講座開始（受講生３人＋職員１人）。

２時間半、話し続けたことより、開始前の心労で疲れた。

コメント 5

役人の仕事ですね。　
ところで、"冬のイベント彩る「足利銘仙」　３日から　栃木"をネットで見つけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160201-00000010-mai-soci
初めての企画だそうですが、毎年続くと良いですね。
by Ruinart (2016-02-01 09:42) 

三橋先生こんばんは。
市の開催する講座で受講者が少ない事に少し驚きました。
受付に間に合い2月7日の講座に申し込み出来ました。
三橋先生のお話を聴ける貴重な機会ですので楽しみにしてます。




by アヤコ (2016-02-01 17:42) 

昨年大阪の講演会でお話を聴かせていただきました。

先生の著作を読んで一度はお話を聴いてみたいと思っていたので、帰りの新幹線では本当に行って良かったとひとり感慨にふけっておりました。

今回も行きたかったのですが、広島からだと日帰りはやはり無理かと諦めました。
また西方面での講演会があれば是非とも行きたいと思っています。

先生は超不人気の野良講師なんかじゃありませんよ。もっと自信を持って下さい。
by 圭子 (2016-02-01 19:37) 

いつもブログを楽しく見ております。

超不人気だなんて、、、お戯れを。

昨年、とある公開講座にて三橋先生の講義を聞かせていただきましたが、導入から興味を掻き立てられ、ほんとうにあっという間、最初から最後まで楽しく学べました。

都留文科大学等、毎週先生の講義を受けている学生さんが羨ましい！と何度思ったことか。
今回は、会場へのアクセスの問題が大きかったんだと思います。



by Riseko (2016-02-02 01:00) 

こんばんは。

２回とも受講者がゼロでなくて何よりです。
路線バスならば乗客がゼロでも発車時刻になれば出発出来ますが、
講座の場合は受講者がゼロだったら開始出来るかどうか…。

こんな状況になったらわたしの職場では
「カネなんか払わねえぞ！」とか
「遅れたぶん差っ引くぞ！」とか言われそうです(実際にそう言われています)。
やっぱり民間企業は利益を重要視していますから。

ジェンダーやセクシュアリティの問題が
企業や市民の利益や損害に関わっていることがもっと明らかならば
また状況が違ってくると思うのですが。
by みれい (2016-02-15 23:04)