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石上阿希「国内初の本格春画展」(『静岡新聞』2015年11月16日朝刊掲載) [現代の性(一般)]

11月25日(水)

春画研究の石上阿希さん(国際日本文化研究センター特任助教)が「国内初の本格春画展」開催までのいきさつを語った記事。
日本の「大手」博物館・美術館、そして新聞社がどれだけ「事なかれ主義」かよくわかる。
SCN_0015(2).jpg
『静岡新聞』2015年11月16日朝刊掲載。
静岡在住のSさんが送ってくださった(感謝)。

石上さんが静岡県の出身なので『静岡新聞』に載っているが、こうした良い記事は、全国紙の文化欄に載せてほしい。
でも、新聞社批判しているから載らないか・・・。
そういう度量の狭さも問題なのだが。
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コメント 2

スクルー

姐さんコンバンワ。
春画展に大手マスコミが二の足を踏むのは、ジャーナリズム精神を忘れた事なかれの他に、面倒なフェミ関係の抗議を恐れているからでは?連中、左派マスゴミとは色々ニギっているようですが、隙あらば喰いついて寄付の強要を狙っていますからね。
いい例が、LGBTの先駆者だった写真家の清岡順子氏でしょう。
フェミにいわせると、知的障害のある女児を金銭目的のエロに利用した鬼畜だとして、蛇蝎のように嫌われているそうです。今でも画廊が海外で評価された写真などを展示するだけで、抗議が来るそうです。
葬儀の時などは参列者に、メガホンで変態と罵声を浴びせる活動家が現れ警察沙汰になったとか。
寒々しい話ですね。
あと今日はリベラルの方に取っては不快な日でしょうね。信奉する9条を欺瞞と喝破し、今なお改憲派勢力にとっては支柱の一つである三島由紀夫の命日ですからね。
このまま安倍政権が伸長を続けたら、近いうちに改憲は現実になる。
シールズに共感する今の若い人がその時になって、三島に注目し「薔薇刑」や「愛の処刑」、アドニス、森田との関係その他の行状を知ったら、こんな変態に理想を踏みにじられたと悔しがるかもですね。
日本はデーモンに呪われているんですよ。

by スクルー (2015-11-25 19:16) 

三橋順子

スクルーさん、いらっしゃいま~せ。
「春画展」開催にクレームをつけそうなのは、一部のフェミニストもですが、頭の固い一般人の方が多そうです。
ともかく「子供の教育に悪い」というお題目で「性」に関することは隠したがる人は、結構います。

清岡純子(すみこ)さんについては、いろいろ誤解があることと同時に、問題もあると認識しています。

それとリベラル派にとっては、安倍政権は不快要素ですが、三島由紀夫事件は今更で、右派の人でも、あれを肯定的に評価する人はほとんどいません。
あんな「軍隊ごっこ」と比べられたら、2.26事件の青年将校たちがかわいそうです。

私は三島由紀夫に対しては「同性愛を拗らせた人」という認識しかもっていません

by 三橋順子 (2015-11-26 19:38) 

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