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「東アジアの近代家族とセクシュアリティ」公開研究会(10月27日)のご案内 [お勉強(研究会)]

10月27日(日)に慶應義塾大学(三田)で開催される「東アジアの近代家族とセクシュアリティ」公開研究会で、「日本近代における性別越境者(トランスジェンダー)の『家族』の形」と題してお話しすることになりましたので、ご案内いたします。

最近、日本でもようやく「同性婚」がマスメディアの話題になるようになりましたが、それは法律(戸籍)的にも見かけ上も同性同士(女性と女性、男性と男性)が「婚姻」して「家族」を作る形としてイメージされています。
しかし、「同性」の「婚姻」・「家族」の形とはそれだけでしょうか?
日本近代における性別越境者(トランスジェンダー)の「家族」の形について、幕末、明治、昭和戦前期の事例を紹介しながら、考えてみようと思っています。
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「東アジアの近代家族とセクシュアリティ」公開研究会のご案内
【テーマ】「近代日本におけるセクシュアリティと家族/反家族」

【日 時】  2013年10月27日(日) 10:00~17:00

【会場】 慶応義塾大学三田キャンパス 大学院校舎2階325B教室

【主催】 「東アジアの近代家族とセクシュアリティ」研究会

【プログラム】
はじめの挨拶
第1報告(10:05~10:55) 阪井裕一郎(慶応義塾大学ほか非常勤講師:家族社会学)
「氏姓をめぐる「自由」と「秩序」-歴史的検討を中心に-」
第2報告(10:55~11:45) 宮坂 靖子(奈良大学社会学部:家族社会学)
「性的和合」言説の構成とその意味-1920年代『主婦之友』の夫婦和合論から-
〈昼食 11:45~12:45〉
招待講演(12:50~14:10)   三橋 順子氏(性社会・文化史研究者)
日本近代における性別越境者(トランスジェンダー)の『家族』の形
〈休憩 14:10~14:30〉
第3報告(14:30~15:20) 光石亜由美(奈良大学文学部:日本近代文学)
〈厭妻〉小説の系譜
第4報告(15:20~16:10) 本多 真隆(慶応義塾大学大学院博士課程:家族社会学)
明治大正期日本の親密圏における「正常」と「逸脱」
〈休憩 16:10~16:20〉
全体討論(16:20~16:50)
まとめ・おわりの挨拶(16:50~17:00)

【申込不要・参加費無料】
参加申込みは不要ですが、配付資料の準備の都合上、ご一報いただけると助かります。
当日参加も歓迎いたします。

【ご注意】
日曜日のため正門しか入ることができません。
また、慶應義塾大学内での学食・生協の営業はありません。
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