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「水商売研究会」旗上げ研究報告会(10月12日・土)ご案内 [お勉強(研究会)]

「水商売研究会」旗上げ研究報告会
【テーマ】 「水商売ワーカーが見た『性』と『恋愛』」
【日時】 2013年10月12日(土) 15~18時
【会場 】 「三田の家」(東京都港区芝5-23-2、JR田町駅、都営地下鉄三田駅より、徒歩約5分)
http://mita.inter-c.org/?page_id=3
【報告者】
① 三橋順子「女装系スナックの恋愛と性の構造的特質」
② 中田梓音「スナックママの恋愛リスクマネジメント」
③ 松田さおり「銀座ホステスたちの『シスターフッド』」
④ 鹿野由行「出会い系テクノロジーがゲイコミュニティに与えた影響」
⑤ 川畑智子「恋愛の商品化と性の自己管理-―ホステスワークを振り返る―」
報告終了後、合同討論。
【備 考】
会場のキャパシティが小さいので、参加希望者の方は先着15名様まで。
なお「スナック水研」を併設予定。
ビール、各種水割、飲めます(高学歴ホステスがお相手します)。
カンパお願いします。

この報告会は、同日、慶應義塾大学三田キャンパスで開催される第86回日本社会学会大会(とは関係ない)並行プログラム「オルタナ日本社会学会」の一部です。
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女装系スナックの恋愛と性の構造的特質
三橋 順子(性社会・文化史)
(概要)
東洋最大の歓楽街として繁栄した20世紀末の新宿歌舞伎町。ネオンきらめく街でしばらく往来にたたずんでいれば、ちょっと背の高い、派手なファッションの「女性」を見かけることは珍しいことではなかった。歌舞伎町の店に出勤する「ニューハーフ」(商業的トランスジェンダー)や女装系の店に遊びに行くアマチュアの女装者たちだ。そして、かっての私もその一人だった。
新宿にはそんな女装者たちの小さなコミュニティがある。研究者によって「新宿女装コミュニティ」と呼ばれることになるそれは、新宿歌舞伎町1丁目から新宿2丁目御苑地区にかけて散在する10軒ほどの女装系スナックを拠点にした女装者と女装者愛好男性の世界である。世界最大の「ゲイタウン」新宿2丁目仲通り周辺を中心に成立している「ゲイ・コミュニティ」とは場所も、規模も、性愛原理も異なり世界である。
この報告では、コミュニティの中核店だった「ジュネ」(歌舞伎町区役所通り)をフィールドに、ヘテロセクシュアルな酒場ともゲイ系の酒場とも異なる女装系酒場の「恋愛」と「性」の有り様を紹介し、その構造的特質を分析してみたい。
(キーワード)女装系酒場 二重の関係性 「Before it」
資料9.jpg
「ネオンが似合う『女』」と言われた頃の私
(撮影・掲載)『週刊SPA!』(扶桑社)1997年5月28日号

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