SSブログ

12月20日(水)明治大学文学部・佐々木掌子准教授(臨床心理学)ゼミ・卒論・修論報告会 [お仕事(講義・講演)]

12月20日(水)

明治大学文学部・佐々木掌子准教授(臨床心理学)のゼミの卒論・修論報告会に呼んでいただく。

12時45分~18時45分、なんと6時間の長丁場で、報告数14本。

今年の4年生、女子が圧倒的に多く、女子大のような雰囲気。

私は、臨床心理学の理論や分析手法はまったくわからないので、ジェンダー&セクシュアリティ論の立場からコメント。

いろいろなテーマが報告され、聴いていておもしろかった。
全体的に思ったことは、海外の先行研究んの分析手法や判定尺度に習うのはよいが、出た結論が海外のものと違っても、ネガティブに(良い結果が出なかったと)捉えない方がいい。

なぜなら、セクシュアリティも社会的・文化的に構築されるものであり、欧米と日本で様相が違っても当然だから。

たとえば、カップル間で1カ月以上、Sexがなかったら、アメリカでは「セックスレス」で離別の理由になるが、日本では、1カ月以上、Sexがなくても円満な(関係性満足度が高い)カップルはいくらもいる。
それは、文化的差異に由来するもので、単純な比較はできないと思う。



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました