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アメリカ中間選挙 [政治・選挙]

11月7日(水)

アメリカ中間選挙で、マイノリティの女性候補が躍進。

下院カンザス州3区で、民主党新人のシャリス・デービッズ候補が当選。
アメリカ先住民の女性で初めての連邦議会議員となる。
また、同性愛者(レズビアン)であることを公言している。

下院ミシガン州13区で、民主党新人のラシダ・トレイブ候補が当選。
パレスチナ移民の子。
下院ミネソタ州5区で、民主党新人のイルハン・オマル候補が圧勝。
ソマリア系で、2016年から州議会(下院)議員。
ともにイスラム教徒の女性としては初の連邦議会議員となる。

下院ニューヨーク州14区で、民主党新人のアレクサンドリア・オカシオコルテス候補が当選。
29歳の元バーテンダーで、2016年の大統領選で旋風を起こしたバーニー・サンダース上院議員の元ボランティアで、「民主社会主義者」を自任する。
女性最年少の連邦議会議員となる。

また、コロラド州知事選で、民主党のジャレッド・ポリス候補(下院議員)が当選確実。
アメリカ史上初のオープンリー・ゲイの知事となる。

なお、2016年にオレゴン州で、バイセクシュアルを公言しているケイト・ブラウン氏(民主党)が知事に就任している(知事の辞任にともない総務長官から就任)。
今回の改選で当選。

アメリカのLGBT施策は、州ごとの乖離がますます進みそう。

共和党が強い州は、トランプ大統領(黒幕はペンス副大統領)の政策に従って、LGBT、特に弱い立場のTへの抑圧を強めるのは確実。

民主党が強い州は、連邦政府の政策に逆らって、LGBTの人権擁護を進めるだろう。

アメリカはもともと合衆国(実態は合州国)だからなぁ。
抑圧の強い州のTは、そうでない州に脱出するしかない。
ひどい話だけど。

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