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性別適合手術で保険適用は、わずか3病院 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月27日(火)

性別適合手術の健康保険適用から(有資格の)札幌医科大学が下りたのが驚き。
現在、通院中のほとんどの患者さんが「混合診療」になり保険適用外になるので、認定医療機関になる意味がないという判断のようだ。

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性別適合手術、3病院で保険適用 4月から

体の性と心の性が一致しない性同一性障害(GID)の人が体を心の性に合わせる「性別適合手術」について、4月から公的医療保険が適用される実施医療機関が25日、3カ所に決まった。ただ、保険適用外のホルモン療法と併用すると保険が利かないため、費用負担が減る人は少数にとどまりそうだ。

GID学会がこの日の理事会で、山梨大学病院(山梨県中央市)、岡山大学病院(岡山市)、光生病院(同)を認定施設として承認した。いずれも学会が認定する医師が在籍し、「20例以上手術実績がある」など、公的保険で手術が受けられる国の基準を満たしている。

性別適合手術は当事者団体などからの強い要請を受け、新年度の診療報酬改定で保険適用が決まった。だが、ホルモン療法は適用外のままになった。性別適合手術と併用したら全額自己負担となる「混合診療」とみなされる。

性器の切除や卵巣の摘出などの手術を受ける人は、その前に自認する性別に体を近づけるためホルモン療法をする人がほとんどだ。このため手術に公的保険が適用され、原則3割負担となる人は限られそうだ。

GID学会の中塚幹也理事長(岡山大教授)は、「ホルモン療法が性同一性障害の治療に有効であることをデータで示した上で、引き続き保険適用を求めていく」と話している。
(水戸部六美)

『朝日新聞』2018年3月26日06時00分
https://digital.asahi.com/articles/ASL3V05NWL3TUBQU00C.html?rm=365
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