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性同一性障害の人の性被害 胸触った男に有罪 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2月2日(金)

被害者が女性だろうが、男性だろうが、性同一性障害の診断があろうが、なかろうが、飲食店でたまたま隣あった人の胸をいきなり掴んだら、明らかな迷惑行為だと思うのだが・・・。

同じ迷惑行為なのに、被害者の性別で扱いを変えるの、もう止めてほしい。

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高裁「生来の女性と屈辱同じ」 性同一性障害の人の性被害 神戸、胸触った男に有罪

性同一性障害で、生まれたときの性は男性だが女性として生活する人の胸を触ったとして、兵庫県迷惑防止条例違反の罪に問われた男の判決が大阪高裁であった。村山浩昭裁判長は罰金30万円とした一審・神戸地裁判決を支持し男の控訴を棄却した。1月31日付。

高裁判決などによると、50代の男は2016年3月、神戸市内のギョーザ専門店で隣になった被害者に「おっさんやないか」などと発言。胸を服の上からつかんだとして在宅起訴された。公判で男は「触っていない」と否認し、「たとえ胸をつかんでいても、ひわいな言動とはいえず条例違反ではない」と主張した。

高裁は「被害者の屈辱感は生来の女性と比較して遜色なく、胸をつかむ行為は下品でみだらな行為」とした。性同一性障害の問題に詳しい三輪晃義弁護士(大阪弁護士会)によると、こうした事案が事件化されるのは珍しいという。「自分を女性と認識している被害者に寄り添い、屈辱感を認定した点は評価できる。性同一性障害の人は身体に好奇心を向けられやすく性暴力や性的な嫌がらせの対象となりやすい。同種犯罪を防ぐきっかけになるのでは」と話す。

『朝日新聞』2018年2月2日16時30分
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13343288.html?_requesturl=articles/DA3S13343288.html&rm=150

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