1枚の広告から戦後性風俗が見える? [性社会史研究(一般)]
6月18日(木)
昭和24年(1949)の「カストリ雑誌」の裏表紙に掲載されているペニシリンの広告。
↑ 『バクロ』1949年7月号掲載
B5版の半分を占める大きさで、しかも当時では稀な3色カラー印刷。
性病をはじめとする細菌感染症に著効があるペニシリン(抗生物質)に、どれだけ多くの需要があり、ペニシリン製造会社がどれだけ儲かったかが、よくわかる。
また、敗戦直後は、占領軍(アメリカ軍)から一方的に供給されていたが、アメリカの技術者の指導もあり、1949年頃になると、国内の生産も軌道に乗ってきたことがわかる。
地味な広告だが、戦後の性風俗世界の一端が見えてくる。
昭和24年(1949)の「カストリ雑誌」の裏表紙に掲載されているペニシリンの広告。
↑ 『バクロ』1949年7月号掲載
B5版の半分を占める大きさで、しかも当時では稀な3色カラー印刷。
性病をはじめとする細菌感染症に著効があるペニシリン(抗生物質)に、どれだけ多くの需要があり、ペニシリン製造会社がどれだけ儲かったかが、よくわかる。
また、敗戦直後は、占領軍(アメリカ軍)から一方的に供給されていたが、アメリカの技術者の指導もあり、1949年頃になると、国内の生産も軌道に乗ってきたことがわかる。
地味な広告だが、戦後の性風俗世界の一端が見えてくる。
2015-06-18 13:18
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