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能登半島大地震の被害状況 [地震・火山・地質]

1月4日(木)

4日8時の段階で死者78人。
輪島市で44人、珠洲市23人と、能登半島先端部に集中している。
まだ行方不明者が50人いるので、さらに死者が増えそう。

今回の能登半島の地震、M7.6という規模は、内陸型地震としては、1891年の濃尾大地震(M8.0)に次ぐ、最大規模。

能登半島北側の活断層群が東(佐渡の方向)に連鎖的に動いたと推測される。
その引き金になったのが、 2020年 12月以来続いていた、流体(熱水・マグマ)の侵入が原因の群発地震(最大地震:2023年5月5日、M6.5、珠洲市で最大震度6強)と思われる。

人的被害が拡大したのは、耐震を考慮していない古い家屋が多かったことによる。
ニュース画像を見ていると、総二階造りで大きな屋根の、見るからにトップヘビーな重厚な家屋の一階が完全に潰れている。
高齢者が多い過疎地で。家屋のリニューアルが進まなかった琴が、仕方ないこととはいえ残念だ。



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