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『新潮45』の件、新潮社の見識 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

9月20日(木)

『新潮45』の件で、新潮社の見識を問う意見が多いが、今さら何を言ってるのだ?と思う。

この出版社の看板雑誌である『週刊新潮』は、2000年代初期のジェンダー・バックラッシュでも『正論』(産業経済新聞社)や『世界日報』などとつるんで中核的な役割を果たし、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーなどの性的マイノリティに対しても常に批判的・揶揄的な編集姿勢を通してきた。
女性&マイノリティ嫌いの姿勢は、ほぼ一貫している。

私は、『週刊新潮』2003年1月30日号の誌面で、取材無しで一方的に名指し批判された、卑劣なやり口を決して忘れない。
(『世界日報』は私に直接取材して話を聞いた上での批判記事なので「見解の相違」として許せる)

新潮社を弁護すれば、なにも最近急に見識が劣化したわけではない。
もうかなり以前(少なくとも20年近く前)から、見識が歪んでいるのだ。

今回の件は、いよいよ経営的に行き詰って、マイノリティ嫌いの人に媚びて売り上げを伸ばそうと、「マイノリティ叩き」が露骨になっただけだと思う。

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