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『歴史の中の多様な「性」 日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』(岩波書店)7月14日発売予定 [お仕事(執筆)]

6月4日(土)

拙著『歴史の中の多様な「性」 日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』(岩波書店)は、7月14日(木)発売予定。
四六判 380頁、定価3100円+税。

よろしくお願いいたします。
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  目 次
はじめに
Ⅰ 「性」の多様性の再検討
 1 近代的ジェンダー・セクシュアリティ観を疑う
 2 性別越境文化の論理
 3 同性間性愛文化の普遍性

Ⅱ 日本の性愛文化史――中世から現代へ
 4 藤原頼長のセクシュアリティ――『台記』にみる男色関係
 5 薩摩藩における男色の系譜――「兵児二才」(へこにせ)制と学校文化
 6 説話の中の性別越境――江戸相撲、強豪力士は女だった?
 7 「文明開化」は抑圧の始まり――異性装禁止とその拡大
 8 近代社会と男装者――女性という社会的制約の中で
 9 女装世界の20世紀――トランスジェンダー・カルチャーの構造
 10 レズビアンの隠蔽――概念の欠落とロールモデルの不在

Ⅲ アジアの性別越境文化――インド・中国・朝鮮半島
 11 インド――「ヒジュラ」に学ぶサード・ジェンダー
 12 中国――女装の美少年・「相公」(シャンコン)
 13 朝鮮半島――芸能集団「男寺党」(ナムサダン)の稚児とその起源

Ⅳ 歴史の中の多様な「性」
 14 「伝統的」な「性」の在り様とは何か?
文献一覧/あとがき/初出一覧

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