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「手術なしで性別を男性に変更を」静岡家裁浜松支部に申し立て [現代の性(性別越境・性別移行)]

10月6日(水)

国際人権法規に照らせば、日本の「GID特例法」の「手術要件」は明らかに違反。
日本が国際的な人権水準に適合する形で法改正をするか、それとも、国連や欧米諸国からの批判を無視し続けるか、この裁判、欧米のメディアも注目すると思う。

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「手術なしで性別を男性に変更を」静岡家裁浜松支部に申し立て

戸籍上の性別を変更するには、生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする法律の規定は憲法に違反すると主張して、浜松市に住む戸籍上は女性のトランスジェンダーの人が、手術をしないまま性別を男性に変更するよう、4日、静岡家庭裁判所浜松支部に申し立てました。

申し立てを行ったのは浜松市に住む鈴木げんさん(46)です。

申し立てによりますと、鈴木さんは戸籍上の性別は女性ですが、心と体の性別が一致しないトランスジェンダーで、男性として女性のパートナーと生活しています。

鈴木さんは戸籍の性別を変更するには、生殖腺を取り除く手術を受ける必要があるとする法律の規定は憲法に違反して無効だと主張して、手術をしないまま性別を男性に変更するよう、静岡家庭裁判所浜松支部に申し立てました。

この法律の規定をめぐっては、おととし最高裁判所が、戸籍上は女性で本人が認識する性別が男性の性同一性障害と診断された人が行った申し立てに対して、「憲法に違反しない」とする初めての判断を示した一方、裁判官4人のうち2人が憲法違反の疑いがあるという意見を述べています。

鈴木げんさんは「自分の体の決定権は自分にあるということを皆が考えていくことがとても大事だと思います。社会がどんどん前に進んでいる実感があるので、皆で議論していくことができればと思います」と話していました。

「NHKニュース」2021年10月5日 21時59分
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