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トランスジェンダーの選手の出場は不公平 米で女子高生が提訴 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2月16日(日)
Trans-womanのオリンピック女子競技への出場については、IOC(国際オリンピック委員会)が設定した基準がすでにあるわけで、それを遵守するしかない。
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2016-01-25-2
ローカルな競技会でも、IOC規定に準拠すべきだと思う。

ただ、その規定を守っても、なお、競技の公平性という観点で問題があるという意見は、当然出てくるだろう。

私見だが、男性ホルモン値を一定基準より下げることで筋肉量を減らしても、男性時代に形成した骨格・骨量の優位さは残ると思う。

だからといって、2020東京オリンピックの半年前になって、IOCの規定を変えることは、別の意味でアンフェアーだ。

東京オリンピックは、現行の規定で実施し、その結果を見て、ルールの再改正をすべきだと思う。

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トランスジェンダーの選手の出場は不公平 米で女子高生が提訴

心と体の性が一致しないトランスジェンダーの選手が、女子を対象にしたスポーツ競技に出場するのは不公平だとして、アメリカの高校の女子選手たちが出場の禁止を求める訴訟を連邦裁判所に起こし、裁判の行方が注目されています。
訴えは、12日、アメリカ東部コネチカット州の高校に通う、陸上の女子選手3人が連邦裁判所に起こしました。

3人は、男性の身体的特徴を持ったトランスジェンダーの選手が女子の競技に参加した結果、大会で上位に入り、奨学金を得ることができなかったとして、女性が教育とスポーツの機会を受ける権利を定めた連邦法に違反しているとしています。

一方、大会を主催する州の学校協会は、すべての生徒が、本人が認識する性別で扱われるべきだという州法に基づいた判断で、対応は適切だとしています。

訴えを起こした選手の1人は「性の同一性についての考え方と生物学的な公平さは別問題だ。すべての女性は公平な競技環境を与えられるべきだ」と話しています。

これに対してトランスジェンダーの選手の1人は「私は女性として、周りと同じように競技に出場しているだけだ。勝利によって批判され、努力が認められないのは不公平で心が痛む」と話しています。

トランスジェンダーの選手をめぐっては、陸上の国際競技団体、世界陸連が、男性ホルモンの値が先天的に高い女子選手の、国際大会への出場を制限する規定を設けるなど、世界的にも議論を呼んでいます。
「NHKオンライン」2020年2月14日 15時38分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200214/k10012285601000.html
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