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平山満紀先生と/東京南西部ゲリラ豪雨 [天文・気象・生物]

7月24日(火)
(続き)
外は大雨なので、平山満紀先生に導かれて「リバティ・タワー」の最上階(23階)へ。
4階以上に上ったのは初めて。
まず、「岸本辰雄ホール 」を見学へ。
岸本辰雄先生は、(嘉永4~明治45年=1851~1921)は明治時代の法学者(民法)で明治大学の創設者。
東側の壁面はガラス張で、雨で霞んではいるが眺望がすばらしい。
東京スカイツリーが意外に大きく近い。
ここ駿河台下は神田小川町、神田川を2kmほど下れば大川(隅田川)に出て、その向こう岸はスカイツリーが立っている本所なのだ。
よく晴れていれば、葛西臨海公園、さらにディズニーシーまで見えるそうだ。
天井は大きなドーム構造になっている。
旧「記念館」のドームを模したものとのこと。

同じ階のラウンジへ。
こちらは南側の眺望。
左手に大手町から丸の内のビル群、正面に皇居の緑が大きく広がり、右手に遠く新宿の超高層ビル群。
ただ、皇居の緑は、神保町南の再開発で建った高層ビル(三井ビル、東京パークタワー)でかなり遮られてしまったのは残念。
陛下がお住まいになる新宮殿の屋根も望める。一昔前なら「不敬」でお咎めになるところだ。

平山先生とお会いするのは1年ぶり。
平山先生がまだ江戸川大学にいらした2004年にゲスト講義に呼んでいただいて以来のご縁。
先生が2011年に明治大学に移り、2012年から私を非常勤講師で呼んでくださった。
景色を眺め、コーヒーを飲みながら、いろいろおしゃべり。
先生のご専門が「身体文化」なので、私も関心をもっている「ジェンダーと身体の間(あわい)」のような話が中心。
楽しくて、いつの間にか2時間半ちかくも、話し込んでしまう。
もっとお会いする機会があればと思うが、大学の専任の先生はともかくお忙しいので、なかなかタイミングが難しい。
幸い雨はほとんど止んだので、地下鉄の神保町駅までご一緒して、辞去

都営地下鉄三田線神保町駅のホームで、パートナーから電話。
「落雷で、東横線も目黒線も止まっているにゃ」
そういえば、さっきラウンジから外を眺めている間に、南西方向(品川方面)に落雷するのを少なくとも4回ほど見た。
どうもかなりすごい雷雨だったらしい。
JRは支障がないようなので、目黒駅まで行けば山手線(品川乗換)横須賀線が使えると思い、ともかく乗る。
本来、日吉駅の電車だが、やはり「目黒駅止まになりま~す」という車内アナウンス。
ところが、内幸町の駅で臨時停車。
「動かないなぁ」と思っていたら、「前に電車が詰まっているため、この電車は次の御成門駅で運転を取り止めます」のアナウンス。
「え~っ、御成門で降ろされてどうするんだよぉ。せめて三田まで行けよぉ」と思ったが、降ろされてしまう。
15分ほど待たされたが、次に入ってきた電車に座れた。
そのタイミングで、東急目黒線が運転を再開。
ノロノロ運転で、しかも車内は大混雑だったが、19時32分なんとか自宅最寄り駅に到着。
通常運転なら43分のところを72分もかかってしまった。
20時、帰宅。
後で調べたら、こんな状況で、東京の南西部、主に東急東横線沿線が集中豪雨状態だった。
BP15oiECYAA8yky.jpg
学芸大学駅は大量の雨漏りで、駅構内が浸水してしまい大変だったらしい。
yBcrZ.jpg
新丸子駅の床面にもかなり水が溜まっていたので、やはり天井から漏水したのだろう。

気象庁(大手町)のデータを見ると、14時40分代に10.0mm、14時50分代に10.5mmが降っている。
1時間雨量に換算すれば60mmだが、どうも東横線沿線の降り方はもっとひどく1時間雨量換算で100mmレベルの集中豪雨だったようだ。
ちなみに、気温は14時に33.2度あったのが、豪雨を挟んで15時には26.2度と、1時間で7度も急降下した。

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