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出版予定は今年(2018年)10月「朝日選書」 [お仕事(執筆)]

1月15日(月)

風邪で臥せっている間に、自著の出版予定がやっと決まった。

今年(2018年)10月「朝日選書」。
『「性なる場」の記憶を求めてー「遊廓」から「赤線」「青線」へー(仮題)』

完成原稿を送ったのが昨年の9月。
編集者・出版社の反応が鈍く、一時はもう出版できないのではないかと悲観的にもなった。
なので、やっと決まって、うれしい。

東京新宿を中心に、戦前の「遊廓」から戦後の「赤線」「青線」の歴史とその痕跡を、7つの論考と7つのコラムでたどる内容。

【目次】
第1章 「新宿遊廓」はどこにあった?
(コラム1)「廓」という空間
第2章 「赤線」とは何か(1) ーその成立ー
(コラム2)映画からみた「赤線」の客 
第3章 「赤線」とは何か(2) ー実態と経済ー
(コラム3) 新宿「赤線」の写真 
第4章 「赤線」とは何か(3) ーその終焉ー
(コラム4)昭和33年3月31日「赤線最後の日」の虚構
第5章 新宿の「青」と「赤」―戦後における『盛り場』の再編―
(コラム5)朝山蜻一『女の埠頭―変貌する青線の女たち―』を読む
第6章 欲望は電車に乗って ―都電と「赤線」―
(コラム6)「原色の街」の原色の女
第7章 新宿・「千鳥街」を探して ―焼け跡・闇市系飲み屋街の記憶―
(コラム7)「旭町ドヤ街」の今昔
あとがき -2つの出会いー 

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