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論文「トランスジェンダーと法」脱稿 [お仕事(執筆)]

2月17日(水)
(続き)
午後、自由が丘駅南口の「エクセルシオール カフェ」で、ミルクティーを飲みながら、昨夜、一応書き上げた論文「トランスジェンダーと法」のプリントアウトを手直し。

自宅最寄り駅前の「東急ストア」で食材を買う。

14時半、帰宅。
お風呂を沸かしなおして入り、身体を温める。

一休みした後、Wordファイルの修正作業。
これで、とりあえず脱稿(13700字)。
依頼の分量に少し足りないが、図版を入れて誤魔化そう。

昨年の夏、「夏休みの宿題(執筆依頼の原稿)」が7本あったが、夏休み中にできたのは6本で、実は1本積み残していた。

秋になって大学の講義が始まるとそれなりに忙しく手がつかず、1月末からは「レポート採点地獄」で身動きできず、2月半ばになって、やっと執筆に集中できた。

これで、不義理をしている原稿はなくなり、やっと自分の本に取り掛かれる。

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(1)「トランスジェンダー文化の原理 ―双性のシャーマンの末裔たちへー」7324字
(2)「装いとセクシュアリティ」13710字
(3)「歴史の中の多様な『性』」17317字
(4)「日本トランスジェンダー小史 ―先達たちの歩みをたどる―」16051字
(5)「日本の古典に見るLGBT」1746字
(6)「トランスジェンダー・カルチャーの昭和史」14067字
(7)「トランスジェンダーと法」13700字
合計 83915字

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コメント 2

kann_aritaka

順子さまにおかれましては、あいかわらずお達者でご活躍のご様子。
わたくし、かつてGID学会で順子さまをお見かけしたことがありますが、ご無沙汰です。
かつて、GID特例法制定運動が盛り上がったころ、「心の性は女性」という医学的お墨付きを盾に、「私ども真正の性同一性障害当事者は、ただの男性の女装である三橋順子さんとか宮崎留美子さんとかとは違うんだ。あれらは偽物、われらは本物」とするような風潮があり、「女装家」を見下し加減に評しつつ、安易に「ホルモン摂取→身体加工」へと進んでいく人が多くありました。
私自身、別に自分を性同一性障害の当事者だとはっきり自己判定していたわけでもないのに、「お肌すべすべ、ハゲ防止、前立腺肥大防止にも役立つから」という程度の安易な気持ちで、ホルモン摂取へと走り、気が付いたら引き返し不能点を超えていて、制御不能な「うつ病」になってしまっていました。
今ごろになってから、自分のもっていた多少の性別違和感は、女装サロンででも解消していたら、こんなことにはならなかっただろうと、先には立たぬ後悔に身を焦がしつつ、青息吐息の日々を送っています。
前車の覆るは後車の戒め。
人生やり直せるものなら、GID特例法ができたあの2003年まで戻って、「あの人たちはどうぞ、ご自由に。でも私は私で身体的リスクを負わない道を歩みます」と、きちんと宣言し、自己抑制しておくべきでした。
by kann_aritaka (2016-02-18 15:05) 

三橋順子

kann_aritaka さん

「女装者」を見下してきたのなら、変に悔い改めないで、ずっと見下し続ければいいのです。
私は「変態上等」の旗を掲げてきた「トランス界」の「反面教師」ですから、別に「偽物」で結構です。

身体が続く限り、Trans-womanとして、自分のできる仕事を続けられれば、それ以上は望みません。
宮崎留美子さんだって「高級デート嬢」として定年退職後の人生を楽しんでらっしゃいます。

「性同一性障害」の方たちとは、あの時、選んだ道が違うわけで一般論として「お幸せを願っています」が、「お墨付」(性同一性障害の診断書)を振りかざして、私のことをさんざん謗(そし)った今さらどうなろうが知ったことではありません。
はっきり言って一片の同情も抱きません。

私自身もそうですが、自分が選んだ道の責任は自分で取るべきだと思います。
by 三橋順子 (2016-02-18 17:21) 

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