３月20日（金）大阪に出張・久しぶりの堂山「マグネット」

３月20日（金）　　曇り　　東京　　14.9度　　湿度63％（15時）

さて、身支度で来た。
ＧＩＤ学会第17回研究大会（大阪府立大学）に出掛けよう。
大阪・心斎橋のホテルに入るのは20時くらいかな。
元気があったら、昔なじみの梅田のニューハーフ・バーに顔を出したいな。
でも、夜更かしはできない。
明日は「第1回GID研修会」に出席したいから朝5時起きだし。

とうことで、２日ほど留守にします。
いってきま～す。
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11時、起床。
朝食は「神戸屋」のフランボアーズ・パイとコーヒー。

シャワーを浴びて、髪に、あんこを入れて頭頂部で結び和装用の髪飾りをつける。
ゆっくり化粧と身支度。
濃紫に明るい紫、灰紫、灰緑で片矢羽を織り出した足利銘仙（きものＡＣＴ）。
若草色にカタバミ紋を染め抜いた半襟を付けた黒地に唐草模様の長襦袢（紫織庵）。
錆朱・黒・樺色の横縞の帯を角出しに結ぶ。
帯揚は辛子色（ゑり正）、帯絞は草色（福福堂）。
焼桐の台に濃紺の麻の葉柄の鼻緒をすげた右近下駄（浅草花川戸・長谷川）。
焦げ茶色のトートバッグ。
黒のカシミアのショール。

16時、家を出る。
東急東横線（菊名駅乗換）ＪＲ横浜線で新横浜駅へ。
17時06分発「のぞみ391号」に乗車。
車中で早めの夕食。

「日本の味博覧会」という特製幕の内弁当（1030円）。


味はまあまあ。味とお値段の釣合はとれている。

19時29分、新大阪駅着。
地下鉄御堂筋線で心斎橋駅へ。
地下道をかなり歩いて、四ツ橋駅直上の「ホテル・ヴィアイン心斎橋長堀通」へ。
20時10分、チェックイン。
荷物だけ置いてすぐに外出。
タクシーで梅田へ。

↑　３年ぶりの「阪急東通り商店街」は金曜夜の人の波。

↑　少し外れたところにある古い雑居ビル。

↑　昔なじみの「ECCENTRIC BAR　ＭＡＧＮＥＴ」へ。
http://www.magnet.cx/
まだ、早い時間帯なので、客は私だけで、「Ｎｏ１ホステス」の藤村典子さんを独り占め。

↑　典ちゃんに初めて会ったのは1991年だからもう24年前。
あの時、典ちゃんは何歳だったのだろう？　→「５歳です」

いろいろ思い出話をしているうちに、22時を過ぎる。
明日の朝は早いから、そろそろ帰らなくちゃと、トイレに立つと・・・。
その間に幕戸成子ママが出勤。

顔だけ見て「じゃあね」という訳にもいかず、しばらくおしゃべり。
その内、チーママの静菜さんが出勤。
時間差攻撃か・・・。

結局、静菜さんに送られて店を出たのは23時。

関西女装世界にその人ありと知られた女装３人娘が「ＭＡＧＮＥＴ」が開店したのは1998年で17年前。
ＧＩＤ研究会（現「ＧＩＤ学会」）が発足したのは1999年で、今年が第17回の「研究大会」。
奇しくもほぼ同じ年月が経っている。
「ＭＡＧＮＥＴ」のメンバー、それなりに情報通なのだが、明日・明後日、大阪府立大学で「ＧＩＤ学会・研究大会」が開催されることを知らなかった。
日本のトランスジェンダー世界が、性同一性障害（ＧＩＤ）の世界と、女装・ニューハーフ世界とにいまだに分断されていて、情報の流通圏が重なっていないことがわかる。
そうした形を作ってしまったのは、18年前、日本精神神経学会の「ガイドライン」がニューハーフ排除という医療者としてあるまじき職業差別を行ったことに起因している。

小腹が空いたので新御堂筋の回転寿司で、ちょっと摘まむ（３皿）。
昔だったら、これからもう１軒は当たり前だったが・・・。
タクシーでホテルへ。
就寝、０時半（ホテル・ヴィアイン心斎橋長堀通）。