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性加害問題のルール作り [現代の性(性犯罪・セクハラ)]

12月25日(月)

某団体の共同代表による性加害問題、あちこちに影響が出ているらしい。

実は、2月14日に性加害事件が発生した後、10月下旬に表沙汰になるまでの間に、加害者の男性は、学会や講演会で登壇している。

たとえば、7月末の「日本女性心身医学会」の学術大会(岡山)では、シンポジウムの講演者として登壇(Zoom)していた。

表沙汰になる前だから仕方がないとはいえ、事件の経緯が明らかになった時、主催者はさぞ困惑したことだろう。

告発があった後は、セクシュアリティ系の研究会やシンポジウムなどでは、さすがに性加害で告発されている人を登壇させるわけにはいかない。
もし登壇させれば、主催者側が倫理的な批判を受けることになる。

今後、学術研究や人権系の社会運動に関わる人が、性加害や違法行為を行った場合のルール作りが必要になると思う。

具体的には、一定期間の登壇自粛、被害者がいる場合は、真摯な反省と謝罪が不可欠だろう。
それをせずに、加害責任を有耶無耶にした状態での「復帰」は許すべきではない。

厳しいことを言っているように思うかもしれないが、要は、早く、自分がやってしまったことに向き合い、真摯に反省し、被害者にきっちり謝罪することが、「出直し」の第一歩だということ。

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