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お茶の水女子大学の件で共同通信の取材を受ける [現代の性(性別越境・性別移行)]

7月3日(火)
(続き)
15時30分、リバティー・タワーのエスカレーター下で、共同通信のO記者と待ち合わせ。
すずらん通りの「サンマルクカフェ」で共同通信の記者にレクチャー。
2時間くらいのつもりが、熱心な記者で、結局、19時過ぎまで、3時間以上。
もう、疲労困憊。

で、わかったこと。
マスコミ各社に、お茶の水女子大学から9日(月)に、戸籍上は男性だが性自認が女性のトランスジェンダーで入学を希望する人を受け入れることについて記者会見をする旨の連絡があった。
事の重大性(話題性)を考えて、記者会見以前ではあるが、記事にした。
共同通信、朝日新聞、読売新聞など各メディアの記事内容がほぼ同じなのは、同じ連絡文書に基づいているため。

ところが、反響の大きさに驚いた?お茶の水大学から、9日の記者会見はいったん保留する旨の連絡があり、今のところ記者会見の日時は不明。

以下は、私の憶測。
朝日新聞の記事によると、お茶の水女子大は、自発的に検討したのではなく、当事者からの問い合わせを受けて、2016年度から検討を始めたらしい。
つまり、「入学を希望する人」は、漠然ではなく、特定の人がいる。

興味深いのは、大学が今の時点で「受け入れ」を表明し、2019年度でも間に合うにもかかわらず、実際の導入を2020年度からとしていること。
つまり、「入学を希望する人」は、現在、高校2年生で、2019年度に3年生、2020年1~2月に受験、合格すれば2020年4月に入学というスケジュールなのではないか。

さらに憶測すれば、この「入学を希望する人」は、すでに高校、中学校で女子生徒扱い、それ以前の小学校でも女児扱いだったのではないか。
たとえば、2008年度に女児扱いで小学校に入学、2013年度に中学校入学、2016年度に高校に進学し、将来、お茶の水女子大に入学したいと考え、大学に問い合わせたのではないか。
突発的に女子大生になろうというのではなく、すでに女子生徒としてそれなりに社会適応している人なのではないか。

00年代に、女児扱いで小学校に入学した戸籍上男児が、10年が経って成長して、大学入学年齢になってきたということ。
共学の大学に進学すれば、それほど大問題にはならないが、女子大学への進学を希望したので、システム的な対応が必要になったということか。

現行法では、戸籍の性別変更ができるのは20歳以上。
19歳で大学受験・入学する場合、間に合わない。
この「入学を希望する人」の場合、入学時は戸籍上男性でも、在学中に20歳に達し、その時点で戸籍を女性に変更し、女性として女子大を卒業する可能性が考えらえる。
そうした入学後のスケジュールが想定されるので、女子大側も「受け入れ」を認めたのではないか。

以上、全部憶測(可能性の指摘)。
外れたら、ごめんなさい。


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