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6月7日(火)明治大学文学部「ジェンダー論」第8講「衣服とジェンダー&セクシュアリティ(1)―人はなぜ服を着るのか?―」 [お仕事(講義・講演)]

6月7日(火)  曇りときどき小雨  東京  20.9度  湿度88%(15時)

7時半、起床。
朝食は、新丸子駅前「ブーランジュリー・メチエ」のクリームロールとコーヒー。
IMG_8200.JPG
シャワーを浴びて、髪にあんこを入れて頭頂部で結んで和装用の髪飾りを着ける。
化粧と身支度。
黒地に真っ赤なアールデコの大輪の薔薇の綿絽(紫織庵)。
薄いクリーム色の吸い上げ暈しの麻の半襟を付けた半襦袢。
帯は浅葱色に蝶が飛ぶ半幅帯を独鈷結びにして、珊瑚色の夏の帯締を掛ける。
桐の台に錆朱・白・薄鼠の縞の鼻緒をすげた高右近の下駄(浅草花川戸・長谷川)。
焦げ茶のトートバッグ。
IMG_8206(2).jpg
10時、家を出る。
雨は降っていないが、湿度が高い。

東急目黒線から都営地下鉄三田線に入って、神保町駅へ。
小雨の中歩いて駿河台下の明治大学へ。

11時10分、講師控室に到着。
先週印刷して職員さんに預かってもらったレジュメ3枚×360部(1080枚)を1013教室(リバティホール)に運ぶ。
いつもより1時間早いので、リバティホールは真っ暗。
職員さんに教わったスイッチを探り当て、まず照明をつける。
レジュメをセットして、パワーポイントのセッティング。
いったん、講師控室に戻り休憩、水分補給。

11時45分、「大学会館」5階の広報課へ。
担当職員の森さんに挨拶した後、応接室で、日本のLGBTの文化についてのドキュメンタリー『QUEER JAPAN』(制作・監督:Graham Kolbeins)のインタビューを受ける(詳細別記)。
12時45時、取材陣を案内して教室へ。

いつもなら、タイミングで講師控室でお握りを食べるのだが、今日はその時間なし。

13時、講義開始。
まず、第7講「トランスジェンダーと社会(後半)」の残りを解説。
講義を撮影する取材陣へのサービスで、少し復習を多めにする。

1 トランスジェンダーの基本定義
2 「第三の性」(Third Gender)の存在
3 性別越境者の職能
4 日本における性別越境者の歴史 ―その職能を中心に―
 (1)性別越境者(トランスジェンダー)の職能
 (2)女装を伴う祭礼
5 「双性原理」について
 (1)「双性原理」とは何か
----------------(ここから)----------------- 
 (2)「双性原理」と「聖」・「賤」
 (3)「双性原理」と多神教・一神教

残り60分で、第8講「衣服とジェンダー&セクシュアリティ(1)―人はなぜ服を着るのか?―」に入る。

1 衣服の機能
(1)性器の隠蔽
(2)身体の保護・保温
(3)着心地・運動性
 (Topic1)貴族女性のドレスと運動性
(4)性別(ジェンダー)指標
 (Topic2)「モテ服」の不思議 
 (Topic3)「お立ち台ギャル」は誘っているのか?
(5)身分指標
---------------------(ここまで)---------------------
 (Topic4) 武士は、なぜちゃんと着衣しているのか?
 (Topic5) 欧米における娼婦の記号  
(6)自己表現 
 (Topic6)  ふたたび、性的誘引か、自己表現か 

前年度までの内容を整理して「裸体問題」を外したので、まずまずの進度。
14時30分、終了。
講義風景(明治大学文学部「ジェンダー論)」2016年) - コピー.jpg
取材を終えたGraham Kolbeins監督、飯田ひろみディレクターとハグ。

講師控室に戻って、まず残りレジュメの整理。
続いて、コメント票の仕分け。
その間、お昼に食べられなかったお握りをほおばる。
出欠を記入。
16時05分、辞去。

神田神保町「すずらん通り」の「サンマルクカフェ」で休憩。
IMG_8207.JPG
やっと人心地・・・。
(続く)


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