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増水中の長瀞(埼玉県)に飛び込んだ男性、行方不明 [事件・事故]

6月14日(土)
昨年から注目している「男性溺死問題」。
「瀞」とは「瀬」の逆で、川の流れが緩やかなところという意味だが、川幅と水量が一定なら、流れが早いところ(瀬)は川が浅く、緩やかなところ(瀞)は川が深いということ。
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実際、長瀞(埼玉県秩父郡長瀞町)付近の荒川は水深3m以上、場所によっては5m近くある。
まして、梅雨時の増水期なんて論外だ。
だから、地元の子たちは、ここでは泳がない。
深い場所は流れが複雑で一度引き込まれると、浮かび上がれなくなることを知っているからだ。
川遊びは、もっと浅い安全な場所(親鼻の川原)とかでする。
私が子どもの頃も、ときどき(数年に1度)溺死事件が起こったが、ほとんど他所から遊びに来た人だった。

この男性、わざわざ増水期の長瀞に飛び込んだのだから、「自殺」と見なして良いのではないだろうか。
はっきり言って、こういう無謀な行為で命を粗末にし、地元の人に迷惑をかける人にはまったく同情しない。
運が良ければ、明日、樋口あたりの川に浮かんでいるだろう。
それとも増水期で流れが早いから、波久礼の玉淀湖(玉淀ダムのダム湖)まで流れちゃったかな。

ちなみに、荒川に平行している秩父鉄道の駅は、上流から、親鼻―(親鼻橋梁)―上長瀞―長瀞―野上―樋口―波久礼である。
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埼玉・長瀞で川遊び中、千葉の27歳男性不明に 荒川、雨で増水
14日午後1時20分ごろ、埼玉県長瀞町井戸の荒川で、川遊びをしていた千葉県柏市中央、会社員、中野公貴さん(27)が行方不明になったと110番があった。秩父署や消防は流されたとみて捜索している。
署によると、中野さんは友人3人と高さ2~3メートルの岩場から代わる代わる川に飛び込んで遊んでいた。何度目かに飛び込んだ際、岸に戻ってこないため友人が近くのキャンプ場の職員に知らせた。
現場付近は6月上旬から降り続いた雨の影響で増水しており、流れが速かったという。
「msnニュース」2014.6.14 20:23
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140614/dst14061420230009-n1.htm
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