政治的右翼とTERF（トランスジェンダーを排除する過激派フェミニスト）の連携

３月10日（日）

昨年夏の「お茶の水女子大問題」のときに、ネトフェミとネトウヨの連携傾向に気づいて、ツィートしたら、「そんなことがあるはずない！」と反論されたが、今回の「ウィメンズマーチ」の一件で、さらにその傾向がはっきり見えてきたように思う。

政治的右翼とTERF（trans-exclusionary radical feminist＝トランスジェンダーを排除する過激派フェミニスト）の提携は、最近の世界的傾向で、その原点はアメリカのキリスト教右派（福音派）の団体にあるらしい。

そうした団体が、イギリスなどのTERFに資金を供与して反トランスのプロパガンダをさせているという話はすでに報道されている。

【参考】
https://www.opendemocracy.net/en/5050/christian-right-feminists-uk-trans-rights/?fbclid=IwAR1ImfvuHOgRIou71v_VRNTJ5hW7UIVexIoxU9jxCUB2WeEq9OSxt8_v6Z8

https://www.opendemocracy.net/en/5050/christian-legal-army-court-battles-worldwide/?fbclid=IwAR0qTS9waBDYoaqm9RwhvDqc6OxkBnQm4F6GIscfZLCz10nb4MDs_Zj8X0I

https://rewire.news/article/2019/03/08/house-republicans-hide-behind-lesbian-radical-feminist-to-push-anti-trans-agenda/?fbclid=IwAR0BWsCMZac0o3cR8uWcTPjhVTK8c1MaUN9APbf1WmuyLhmS6HGZS-DTcxg

日本はキリスト教、とりわけ右派の勢力が微小なので、今のところ、キリスト教右派が資金提供をするほどのTERF団体がない。
しかし、いずれ、そうした形になっていくのではないかという危惧を覚える。
国際的差別主義団体に日本進出の橋頭保を作らせてはいけない。