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山口県岩国市の「性同一性障害者」自死事件、控訴審も敗訴 [現代の性(性別越境・性別移行)]

10月12日(木)

この裁判については、以前、私見を述べた。
2017年2月9日「山口県岩国市の「性同一性障害者」自死事件」
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-09-3

広島高裁は「職場での嫌がらせやいじめはなかった」と認定していて、全面敗訴。
性同一性障害だった証明(正規の診断書)もないようなので、上告してもかなり厳しいだろう。

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性同一性障害を告白後に自殺 二審も遺族の訴え退ける

性同一性障害の元会社員の女性(当時29)が自殺したのは会社から退職を強要されたためだとして、労災に基づく遺族補償年金を不支給とされた決定の取り消しを遺族が求めた裁判の控訴審判決が11日、広島高裁であった。生野考司裁判長は一審・広島地裁判決を支持し、請求を棄却した。

原告は元会社員の母親(66)=山口県岩国市。元会社員は2008年11月、勤め先で同僚に性同一性障害であると告白。その後うつ病になり、解雇通知を受けた後の09年1月に自殺した。遺族側は告白により退職強要を受けたことが自殺の原因だったと主張したが、高裁判決は遺族側が主張したような職場での嫌がらせやいじめはなかったと認定。「自殺の原因は業務とは認められない」として請求を退けた。

判決を受け、母親は「自殺した人に寄り添う言葉がなかった」と話した。代理人の生越(おごし)照幸弁護士は上告する方針を明らかにした。

『朝日新聞』2017年10月12日08時27分

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