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危険ドラッグ所持で聴取予定の都職員自殺 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

2月3日(火)

危険ドラッグと言っても、今流行のものではなく、状況からして「ラッシュ」という古典的な薬物だろう。
「ラッシュ」は 亜硝酸アミルなどを成分とする揮発性の液体で、気化する成分を鼻で吸う血管が拡張し、一時的に快感を得ることができるといわれるもの(海外では「popper」という)。
ゲイ社会では、アナルセックスの際に用いられ、かつては新宿2丁目のゲイショップなどで、茶色い小瓶に入れて売られていた。

しかし、2008年に指定薬物制度が始まり、ラッシュは薬事法違反で、製造、輸入、販売、授与、販売・授与目的の貯蔵・陳列などが規制されるようになった。

ただ、熟年のゲイの人の中には、相変わらず愛用している人もいたようで、密売ルートが存在したと思われる。

この59歳の東京都職員が、なぜラッシュの小瓶を所持して土曜日の夕方、新宿2丁目の路上を歩いていたのか、およそのところは、推測がつく。

でも、何も死ななくてもいいだろうに・・・。

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任意聴取前日、都職員が自殺 危険ドラッグ所持疑い

危険ドラッグを所持していたとして、警視庁から任意での事情聴取を求められた東京都庁の男性職員(59)が、聴取予定日の前日に自殺したことが、警視庁への取材でわかった。四谷署は、容疑者死亡のまま医薬品医療機器法違反(指定薬物の所持)の疑いで書類送検する方針。

署や都によると、産業労働局で勤務する職員は1月17日午後4時ごろ、新宿区新宿2丁目の路上で、警察官に職務質問された際、液体入りの小瓶を持っていた。署が任意提出を受けて液体を鑑定したところ、指定薬物を含む危険ドラッグと判明。職員に、1月31日に事情聴取すると伝えていたが、前日の30日に千葉県内の自宅マンションから飛び降り自殺したという。

『朝日新聞』2015年2月2日16時30分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11582888.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11582888
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