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5月8日(木)東京経済大学「ジェンダー関係論」第4講「『性』の4要素論 ―『性』を要素分解してみる―」 [お仕事(講義・講演)]

5月8日(木)  曇り  東京  21.5度  湿度63%(15時)
10時、起床。
シャワーを浴びて、髪と身体を洗い、髪はブローして、あんこを入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。
朝食は、グレープフルーツデニッシュとコーヒー。
13時、化粧と身支度。
黒とグレーの不思議な柄のチュニック(6分袖)、裾にラインストーンが入った黒のレギンス(6分)、黒網のストッキング、黒のサンダル、黒のトートバッグ。

14時、家を出る。
20分ほど歩いてJR武蔵小杉駅へ。
昼食は、武蔵小杉駅構内の「さぬきうどん」。
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ぶっかけ(冷)+茄子天(470円)。
カウンターに座って食べている時、「960円です」というスタッフの声がして、思わず振り返ってしまう。
この店で960円の会計ってどんな感じなのだろうと思う。
30代の大柄なビジネスマンが皿に山盛りの天麩羅を運んでいた。
たしかに、かけうどんに天麩羅を5品くらい乗せると、そんなお値段になる。
彼、私の並びに座ると、バリバリ音を立てて、天麩羅を食べ始めた。
「よっ、兄さん、景気がいいね!」というべきか、「お兄さん、そんな食事してたら長生きできないわよ」というべきか・・・。
まあ、どっちにしても余計なお世話だ。

JR南武線14時42分発立川行き快速に乗車。
今日も府中本町駅で降りて15時11分発のJR武蔵野線に乗り換え、さらに西国分寺駅で15時19分発のJR中央線に乗換えて、15時22分、国分寺駅に到着。

今日も足腰の具合がまずまずで、歩いて大学へ。
これで、今シーズン4回の講義で、まだ一度もタクシーに乗っていない。
昨シーズンは、毎回のように乗っていたのに。
国分寺崖線上のお屋敷の高い石垣の上に、白いつつじが咲いている。
でも、手前にポアポア咲いている白い花は何?
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15時40分、東京経済大学に到着。
レジュメを印刷(60部)。

16時20分、東京経済大学コミュニケーション学部「ジェンダー関係論」開始。
ん、今日は学生さんが少ないな。
まず、大量に残っている第3講「『性』と社会を考える(2)― セクシュアリティ論の基礎 ―」を片付ける。

1 セクシュアリティを考える
 (1) セクシュアリティ(Sexuality)とは何か?
 (2) セクシュアリティの構築性
----------(ここから)----------
 (3) セクシュアリティにおける「正常」と「異常」の問題性
 (4) セクシュアリティ観の変遷
2 性的指向・性的嗜好・性幻想、そして性行動
 (1) 性的指向 セクシュアル・オリエンテーション(Sexual Orientation)
 (2) 性幻想 セクシュアル・ファンタジー(Sexual Fantasy)
 (3) 性的嗜好 セクシュアル・プレファランス (Sexual Preference)
 (4) 性的指向と性的嗜好の関係

残り30分で、ようやく第4講「『性』の4要素論 ―『性』を要素分解してみる―」に入る。

1 身体の性(生物学的性) セックス(Sex)
 (1) 身体の性の要素
  a 遺伝子の性
  b 染色体の性
  c 性腺の性 
  d ホルモンの性
  e 内性器の性
  f 外性器の性
------------------(ここまで)------------------------
  g 脳の性
  h 身体外形の性 
 (2)「イブ原理」-性分化の仕組み-
 (3)性分化疾患(DSD)/インターセックス(IS)
2 心の性(性自認)ジェンダー・アイデンティティ(Gender Identity)
3 社会的性(性役割/性別表現) ジェンダー・ロール/ジェンダー・パターン(Gender Role/Gender Pattern)
4 対象の性(性的指向) セクシュアル・オリエンテーショ(Sexual Orientation)

かなり積み残しているが、まあ想定の範囲内。
17時50分、終了。
講師控室に戻ってレジュメの残部を確認。
60部刷って残り12部。
ということは47名、やっぱりかなり少ない。
18時20分、辞去。
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国分寺駅18時34分発のJR中央線電車(大月行き)にぎりぎり間に合う。
立川駅で18時50分発JR南武線に乗り換える。
19時33分、武蔵小杉駅に到着。
20時、帰宅。
夕食は、疲れているので、帆立フライなどパートナーが買ってきたものや残り物で済ませる。
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お風呂に入って温まる。
就寝、4時。
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IS?

(3)インターセックス(IS)/性分化疾患(DSD)
せっかく授業で触れるなら、どれだけインターセックス(IS)という表現が当事者から嫌われ、名称変更に至ったかという歴史にも触れて欲しい

あと、生物の性は多細胞生物の個体に対して決めるものであって、その個体の各器官や染色体に対して「性」をどうこう言ったりはしません。ジェンダーやってる人はたいがい生物学の素養がないので誤解を招してると思うのですが、例えば性染色体がXYだと「正常男性型」とは言うけれど、「染色体が男性」なんて乱暴な言い方はしないです。ただ現実には、そういう乱暴な言い方をする人が多くてアンドロゲン不応症当事者を自殺に追い込んだりしてますが。
by IS? (2014-05-10 23:34) 

三橋順子

IS?さん、いらっしゃいま~せ。
別に生物学の講義をやっているわけではありません。
おっしゃるように私には生物学の「素養」はありませんから。
ジェンダー論の立場から身体の性について解説しているだけです。
そこに見解の相違があるのは仕方がないことだと思います。
性分化疾患(DSD)の当事者の方の主張には留意しますが、当事者の見解が一致しているわけではないことも承知しています。
性分化疾患(DSD)について述べる時間は5分間ほどなので、ご要望に沿った形で十分な説明ができないのが残念です。
by 三橋順子 (2014-05-12 23:05) 

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