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中高年女装、ふたたび [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月15日(金)

昨夜、女装コーディネーターの月さんにお話をうかがったところでは、お客さんのほとんどが45歳以上、平均年齢は60歳代とのこと。
女装する世代が「中抜け」状態、つまり20代の若い「男の娘」と初老~熟年の女装者に二極化している。
月さんは、年配の方を中心にしているので、より平均年齢が上がるとのこと。

私のように、若い頃からずっと女をやっていて年老いたのではなく、中高年になってから初めて女装する、たとえば定年を機会に女装を始める男性も多いらしい。

私が、中高年女装者の増加を実感したのは2012年だった。
同じころ『週刊Spa!』が「中年女装男性ブーム」を記事にしている。
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2012-11-29-8
それから約7年が経っているが、いまだにブームが続いているというか、さらに増殖中なのかもしれない。

別に悪いことではないが、とても興味深い現象だ。

それまで女装していた人が、中年~初老になって女装を止める理由は、大きく分けて2つ。
(1)加齢・老化によって自分イメージ「女」が作れなくなるから。
(2)やはり加齢による容姿の衰えで、それまでちやほやしてくれた男たちに相手にされなくなるから。

つまり、この2つをクリアーできれば、女装は続けられる。
(1)加齢・老化を受け入れて、おばあさんになる。
(2)男遊びは卒業して、男性の評価尺度は無視する。

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