化粧文化研究者ネットワーク50回記念講演会「化粧文化研究の未来を考える」のご案内 [お勉強(研究会)]
6月3日(月)
化粧文化研究者ネットワーク50回記念講演会「化粧文化研究の未来を考える」は、6月29日(土)、横浜(資生堂グローバルイノベーションセンター)で開催です。

化粧文化、身体文化にご関心がお有りの方の、ご参加をお待ちしています。
化粧文化研究者ネットワーク50回記念講演会「化粧文化研究の未来を考える」は、6月29日(土)、横浜(資生堂グローバルイノベーションセンター)で開催です。

化粧文化、身体文化にご関心がお有りの方の、ご参加をお待ちしています。
トークライブ「オカマルト×ゲンシシャ ~渋谷の夜~」 [お勉強(研究会)]
4月20日(土)
(続き)
21時、渋谷「Fiying Books」(渋谷古書センター2F)で開催されたトークライブ「オカマルト×ゲンシシャ ~渋谷の夜~」へ。

50席ほどの会場、立ち見がでるほどの大盛況。
幸い前から2列目の席を確保。
驚いたのは、観客の9割近くが女性とだったこと。
男性は女性と同伴者とゲイだけ?
「オカマルト」店主のマーガレットさんのトーク「はやわかり! 日本のゲイ雑誌の歴史」は、貴重資料の書影がいくつも入っていて、駆け足だったが、よくまとまっていて楽しかった。


続いて、別府(大分県)の絵葉書・古写真店「書肆ゲンシシャ」店主・藤井氏のトーク。

貴重な写真(現物)のファイルを23冊も運んできて、それを見せながら話し、その後、客席に回覧。
現物を見られるのはありがたいのだが、貴重資料の扱いとしてはかなり大胆。
戻ってこなかったらどうするの?と思う。
私もそうだが、近年では画像化して、現物は回覧しないことがほとんどだろう。
それと、驚いたのは写真のテーマ。
もう、死体の写真がすごく多い。
19世紀末~20世紀初に欧米で流行った「死者写真」のコレクションで有名なのは知っていたが、「関東大震災」にしろ「戦場」にしろ、あるいは「首狩り」や「斬首」など、ともかくやたらと死体の写真が多い。
死体じゃないけど「女切腹(プレイ)」の写真も。
それを見せながら、とうとうと蘊蓄を騙るわけで、正直言って「これはやばい、オタクに加えてネクロフィリア(屍体愛好)が入ってる」と思う。
一段落して、観客に「見たいファイル、ありますか?」と問うと、女性客から「死体珍奇」とか「死体奇病梅毒」とか声が上がる。
すると、ニヤリと笑いながら「『死体奇病梅毒』は今回運んできたファイルでいちばん(グロ)です」と、うれしそうにファイルを渡す。
こ、怖いよ~ぉ、私、エロは強いけど、グロは好きじゃないんだよぉ。
仕事上、梅毒の病変写真とか、知ってるけど、わざわざ見たくない。
なのに、隣の席のカップルが、病変で穴が開いた頭蓋骨の写真とか見てる。
女の子が「なんで穴が開いてるの? 外科手術?」なんて言ってるので、「梅毒の末期になるとね、骨が融けちゃうんですよ。ほら、鼻腔も形が崩れてるでしょ」なんて解説してしまう自分が嫌、嫌。
23時、マニアたちはまだ盛り上がっていたけど、お先に辞去。
(続き)
21時、渋谷「Fiying Books」(渋谷古書センター2F)で開催されたトークライブ「オカマルト×ゲンシシャ ~渋谷の夜~」へ。
50席ほどの会場、立ち見がでるほどの大盛況。
幸い前から2列目の席を確保。
驚いたのは、観客の9割近くが女性とだったこと。
男性は女性と同伴者とゲイだけ?
「オカマルト」店主のマーガレットさんのトーク「はやわかり! 日本のゲイ雑誌の歴史」は、貴重資料の書影がいくつも入っていて、駆け足だったが、よくまとまっていて楽しかった。
続いて、別府(大分県)の絵葉書・古写真店「書肆ゲンシシャ」店主・藤井氏のトーク。
貴重な写真(現物)のファイルを23冊も運んできて、それを見せながら話し、その後、客席に回覧。
現物を見られるのはありがたいのだが、貴重資料の扱いとしてはかなり大胆。
戻ってこなかったらどうするの?と思う。
私もそうだが、近年では画像化して、現物は回覧しないことがほとんどだろう。
それと、驚いたのは写真のテーマ。
もう、死体の写真がすごく多い。
19世紀末~20世紀初に欧米で流行った「死者写真」のコレクションで有名なのは知っていたが、「関東大震災」にしろ「戦場」にしろ、あるいは「首狩り」や「斬首」など、ともかくやたらと死体の写真が多い。
死体じゃないけど「女切腹(プレイ)」の写真も。
それを見せながら、とうとうと蘊蓄を騙るわけで、正直言って「これはやばい、オタクに加えてネクロフィリア(屍体愛好)が入ってる」と思う。
一段落して、観客に「見たいファイル、ありますか?」と問うと、女性客から「死体珍奇」とか「死体奇病梅毒」とか声が上がる。
すると、ニヤリと笑いながら「『死体奇病梅毒』は今回運んできたファイルでいちばん(グロ)です」と、うれしそうにファイルを渡す。
こ、怖いよ~ぉ、私、エロは強いけど、グロは好きじゃないんだよぉ。
仕事上、梅毒の病変写真とか、知ってるけど、わざわざ見たくない。
なのに、隣の席のカップルが、病変で穴が開いた頭蓋骨の写真とか見てる。
女の子が「なんで穴が開いてるの? 外科手術?」なんて言ってるので、「梅毒の末期になるとね、骨が融けちゃうんですよ。ほら、鼻腔も形が崩れてるでしょ」なんて解説してしまう自分が嫌、嫌。
23時、マニアたちはまだ盛り上がっていたけど、お先に辞去。
4月13日(土)現代風俗研究会(東京の会)永井良和「ダンサーたちの風貌―銀座のモガ・以前―」 [お勉強(研究会)]
4月13日(土) 晴れ 東京 18.2度 湿度29%(15時)
10時、起床。
朝食は、りんごデニッシュとコーヒー。
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13時半、家を出る。
東急目黒線・東京メトロ南北線(四ッ谷駅乗換)JR中央線で御茶ノ水駅へ。
昼食は、「富士そば」のカツ丼(490円)。
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14時50分、明治大学へ。
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15時、現代風俗研究会(東京の会)「新風俗学教室 第20期「性の風俗」第5回」(明治大学・駿河台)。
【報告】永井良和さん(関西大学教授:社会学)「ダンサーたちの風貌―銀座のモガ・以前―」
40年間の資料収集の成果である200枚以上の画像資料を見せていただきながら、お話をうかがう、至福の時間。


研究40年の今も、ヤフオクなどで資料を集めているとのこと。
徹底的な資料収集に基づく語りの重みとすごみをしみじみ感じた。
社会史研究というものは、かくあらねばと、改めて思った。
(メモ)戦前のダンスホール
① 同伴ダンスホール(職業ダンサーはいない)
横浜・花月園舞踏場(1920年)
初の営業ダンスホール。
銀座竹川町にあった料亭「花月楼」が経営。
女将:平岡廣高の後妻・静子(新橋芸者出身)
後に「フロリダ・ダンスホール」(赤坂溜池)を営業。
② チケット制ダンスホール(職業ダンサーがいる)
入場料+ダンスチケット
チケットは1枚10銭、11枚つづり1円(物価換算3000倍)
ダンサーは前月売上1位の人を中心に、
864213579
のように椅子に腰かけている。
客は目当てのダンサーの所に行き、チケット1枚を渡す。
指名がかち合った場合はダンサーが選択。
1曲、踊り終わったら、ダンサーは再び着席し、同じことが繰り返される。
1度に数枚のチケットを渡すのはマナー違反。
また、かち合った場合は、ダンサーは踊る客を変える。同じ客と踊り続けることはしない。
入場料だけ払い、踊らず、最新の洋楽演奏だけを楽しむ客もいた。
営業終了後、ダンサーはチケットを経理に渡し精算。
歩合は、東京の一流店ではダンサー6:店4。
1日10曲×30日×10銭×0.6=180円(物価換算3000倍)
ダンサーの手取り月収54万円相当。
トップクラスは月収300~500円。
当時の職業婦人としてはきわめて高収入。
警察の目が極めて厳しく「品行方正」。
戦前のダンスホールは、酒類の提供禁止。
一流店のダンサーは、寮生活、集団出勤・退勤なので、同伴出勤や客との「アフター」が困難。
ダンサーの「風紀」が乱れるのは、戦後の進駐軍相手以降(お酒が持ち込まれる)。
スペイン料理「デルフエゴ」で懇親会。
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↑ パエリャ、ちょっと焼きが甘い。
2次会は市川先生、中江さんのリードでカラオケへ。
23時20分、辞去。
0時半、帰宅。
就寝、2時半。
10時、起床。
朝食は、りんごデニッシュとコーヒー。
13時半、家を出る。
東急目黒線・東京メトロ南北線(四ッ谷駅乗換)JR中央線で御茶ノ水駅へ。
昼食は、「富士そば」のカツ丼(490円)。
14時50分、明治大学へ。
15時、現代風俗研究会(東京の会)「新風俗学教室 第20期「性の風俗」第5回」(明治大学・駿河台)。
【報告】永井良和さん(関西大学教授:社会学)「ダンサーたちの風貌―銀座のモガ・以前―」
40年間の資料収集の成果である200枚以上の画像資料を見せていただきながら、お話をうかがう、至福の時間。
研究40年の今も、ヤフオクなどで資料を集めているとのこと。
徹底的な資料収集に基づく語りの重みとすごみをしみじみ感じた。
社会史研究というものは、かくあらねばと、改めて思った。
(メモ)戦前のダンスホール
① 同伴ダンスホール(職業ダンサーはいない)
横浜・花月園舞踏場(1920年)
初の営業ダンスホール。
銀座竹川町にあった料亭「花月楼」が経営。
女将:平岡廣高の後妻・静子(新橋芸者出身)
後に「フロリダ・ダンスホール」(赤坂溜池)を営業。
② チケット制ダンスホール(職業ダンサーがいる)
入場料+ダンスチケット
チケットは1枚10銭、11枚つづり1円(物価換算3000倍)
ダンサーは前月売上1位の人を中心に、
864213579
のように椅子に腰かけている。
客は目当てのダンサーの所に行き、チケット1枚を渡す。
指名がかち合った場合はダンサーが選択。
1曲、踊り終わったら、ダンサーは再び着席し、同じことが繰り返される。
1度に数枚のチケットを渡すのはマナー違反。
また、かち合った場合は、ダンサーは踊る客を変える。同じ客と踊り続けることはしない。
入場料だけ払い、踊らず、最新の洋楽演奏だけを楽しむ客もいた。
営業終了後、ダンサーはチケットを経理に渡し精算。
歩合は、東京の一流店ではダンサー6:店4。
1日10曲×30日×10銭×0.6=180円(物価換算3000倍)
ダンサーの手取り月収54万円相当。
トップクラスは月収300~500円。
当時の職業婦人としてはきわめて高収入。
警察の目が極めて厳しく「品行方正」。
戦前のダンスホールは、酒類の提供禁止。
一流店のダンサーは、寮生活、集団出勤・退勤なので、同伴出勤や客との「アフター」が困難。
ダンサーの「風紀」が乱れるのは、戦後の進駐軍相手以降(お酒が持ち込まれる)。
スペイン料理「デルフエゴ」で懇親会。
↑ パエリャ、ちょっと焼きが甘い。
2次会は市川先生、中江さんのリードでカラオケへ。
23時20分、辞去。
0時半、帰宅。
就寝、2時半。
2月23日(土)「現代風俗研究会(東京の会)」 [お勉強(研究会)]
2月23日(土) 晴れ 東京 14.7度 湿度26%(15時)
8時、目が覚める。
ベッドで資料を読む。
9時過ぎ、起床。
朝食はブルーベリータルトとコーヒー。

今日「現代風俗研究会(東京の会)」の例会だって忘れていた。
11時頃、気づいて、支度。
早起きして、よかった。
13時半、家を出る。
東急目黒線→東京メトロ南北線(四ッ谷駅乗換)JR中央線で御茶ノ水駅へ。
昼食は「富士そば」のカツ丼(490円)。

15時前、会場の明治大学(駿河台)アカデミーコモンズに到着。

15時、「現代風俗研究会・東京の会」の例会「第20期・新風俗学教室・第4回」開会。

報告、すごかった。
参加している女性メンバー(Fakeを含む)が、ざわめくほど。
今時、(恋愛・結婚において)選ぶ男性、選ばれる女性を前提化した話を、アカデミックな場でしちゃあ駄目でしょう。
異性愛を前提化しちゃあ駄目のさらに以前のレベル。
心理学の大学教授って、こんなレベルで通用するの?
ちょっと信じられない。
8時、目が覚める。
ベッドで資料を読む。
9時過ぎ、起床。
朝食はブルーベリータルトとコーヒー。
今日「現代風俗研究会(東京の会)」の例会だって忘れていた。
11時頃、気づいて、支度。
早起きして、よかった。
13時半、家を出る。
東急目黒線→東京メトロ南北線(四ッ谷駅乗換)JR中央線で御茶ノ水駅へ。
昼食は「富士そば」のカツ丼(490円)。
15時前、会場の明治大学(駿河台)アカデミーコモンズに到着。
15時、「現代風俗研究会・東京の会」の例会「第20期・新風俗学教室・第4回」開会。
報告、すごかった。
参加している女性メンバー(Fakeを含む)が、ざわめくほど。
今時、(恋愛・結婚において)選ぶ男性、選ばれる女性を前提化した話を、アカデミックな場でしちゃあ駄目でしょう。
異性愛を前提化しちゃあ駄目のさらに以前のレベル。
心理学の大学教授って、こんなレベルで通用するの?
ちょっと信じられない。
8月11日(土)第2回「セクシュアリティ研究会」 [お勉強(研究会)]
8月11日(土)
第2回「セクシュアリティ研究会」(御茶ノ水:ワイム貸会議室)
【研究報告】
三橋順子「1950年代東京の『連れ込み旅館』について ー『城南の箱根』ってどこ?ー」
平山満紀「2000年以降の日本における若者の性行動の消極化を読み解く試み -特に情報テクノロジーとの関連で-」
研究会、13時過ぎから19時まで、6時間近い長丁場。
その後、近所のイタリア料理店「ナポリの下町食堂」 に移動して、飲み食いしながら3時間半も懇談。
楽しかったけど、疲れた・・・。
第2回「セクシュアリティ研究会」(御茶ノ水:ワイム貸会議室)
【研究報告】
三橋順子「1950年代東京の『連れ込み旅館』について ー『城南の箱根』ってどこ?ー」
平山満紀「2000年以降の日本における若者の性行動の消極化を読み解く試み -特に情報テクノロジーとの関連で-」
研究会、13時過ぎから19時まで、6時間近い長丁場。
その後、近所のイタリア料理店「ナポリの下町食堂」 に移動して、飲み食いしながら3時間半も懇談。
楽しかったけど、疲れた・・・。
6月30日(土)第47回「化粧文化研究者ネットワーク」研究集会 [お勉強(研究会)]
6月30日(土) 晴れのち曇り 東京 32.7度 湿度62%(15時)
10時、起床。
12時過ぎ、家を出る。
今日も南からの熱風で暑い。
青空を背景に赤いサルスベリ。

どう見ても真夏。
でも、ほんとうはまだ6月。
13時過ぎ、JR新橋駅へ。

昼食は「新橋駅前ビル」の「カリカル」.


チキンカツカレー(950円)。

ここのカレー、わりと好き。

13時45分、「汐留ビル」の資生堂本社へ。

入口がわからず、道に迷う。
第47回「化粧文化研究者ネットワーク」研究集会。
会場は、1階にある「Pit」という社員フリースペース。


「なんか不思議な空間だな」と思ったら、以前は「資生堂パーラー」の分店が入っていたとのこと。
資生堂トップヘアメイクアップアーティスト岡元 美也子さんの「人を輝かせるメイクの力」というお話をうかがう。



すごいなぁ、と思ったのは、メイク実演の手の動き(手技)。
あまたいるメイクのプロの中でもトップの人なのだから、当然と言えばそうなのだけど、やっぱりすごい!としか言いようがない。
しかも、新商品の宣伝をちゃんと入れながら。
新シリーズ「PLAYLIST(プレイリスト)」のクイックミュートクリーム(No more“あほ毛”)は欲しい。
いつも「あほ毛」(セットしたのに飛び出してくる髪の毛)が気になる私には、天からの味方。
http://www.shiseido.co.jp/sw/products/SWFG070410.seam?shohin_pl_c_cd=810201&online_shohin_ctlg_kbn=1&s_kwcid=AL!901!3!189103094350!!!g!392448852411!&ef_id=WzkQcQAAAIvw1QIT:20180702014039:s
専用ブラシと合わせて3780円なら、私でも買える。
それと、ファンデーションをパフでなくブラシで塗る技、私は1990年に「女装メイクの名人」と呼ばれた「エリザベス会館」の水村さん(テレビ初期、1960年代から活躍したベテランのメイクさん)に教わったのだけど、間違いではなかったのだ。
メイクが終わって、鏡を見た時の、モデルさんの笑顔が、皆さん、とてもすてき。

「人を輝かせるメイクの力」というテーマが、本当だ!という何よりの証拠。
17時半、「CLASS DANCE」で懇親会。

いろいろお話聞いて、おしゃべりして楽しい夜だった。
22時、帰宅。
10時、起床。
12時過ぎ、家を出る。
今日も南からの熱風で暑い。
青空を背景に赤いサルスベリ。
どう見ても真夏。
でも、ほんとうはまだ6月。
13時過ぎ、JR新橋駅へ。
昼食は「新橋駅前ビル」の「カリカル」.
チキンカツカレー(950円)。
ここのカレー、わりと好き。
13時45分、「汐留ビル」の資生堂本社へ。
入口がわからず、道に迷う。
第47回「化粧文化研究者ネットワーク」研究集会。
会場は、1階にある「Pit」という社員フリースペース。
「なんか不思議な空間だな」と思ったら、以前は「資生堂パーラー」の分店が入っていたとのこと。
資生堂トップヘアメイクアップアーティスト岡元 美也子さんの「人を輝かせるメイクの力」というお話をうかがう。
すごいなぁ、と思ったのは、メイク実演の手の動き(手技)。
あまたいるメイクのプロの中でもトップの人なのだから、当然と言えばそうなのだけど、やっぱりすごい!としか言いようがない。
しかも、新商品の宣伝をちゃんと入れながら。
新シリーズ「PLAYLIST(プレイリスト)」のクイックミュートクリーム(No more“あほ毛”)は欲しい。
いつも「あほ毛」(セットしたのに飛び出してくる髪の毛)が気になる私には、天からの味方。
http://www.shiseido.co.jp/sw/products/SWFG070410.seam?shohin_pl_c_cd=810201&online_shohin_ctlg_kbn=1&s_kwcid=AL!901!3!189103094350!!!g!392448852411!&ef_id=WzkQcQAAAIvw1QIT:20180702014039:s
専用ブラシと合わせて3780円なら、私でも買える。
それと、ファンデーションをパフでなくブラシで塗る技、私は1990年に「女装メイクの名人」と呼ばれた「エリザベス会館」の水村さん(テレビ初期、1960年代から活躍したベテランのメイクさん)に教わったのだけど、間違いではなかったのだ。
メイクが終わって、鏡を見た時の、モデルさんの笑顔が、皆さん、とてもすてき。
「人を輝かせるメイクの力」というテーマが、本当だ!という何よりの証拠。
17時半、「CLASS DANCE」で懇親会。
いろいろお話聞いて、おしゃべりして楽しい夜だった。
22時、帰宅。
4月21日(土)「現代風俗研究会 東京の会」第19期「新風俗学教室」(第4回) [お勉強(研究会)]
4月21日(土) 晴れ 東京 26.0度 湿度53%(15時)
15時10分、明治大学(駿河台)へ(10分遅刻)。
「現代風俗研究会 東京の会」第19期「新風俗学教室」第4回に出席。
報告は、安城寿子さん(服飾史家)の「五輪ユニフォーム考-2000年シドニーオリンピック日本代表選手団公式服装「虹色マント」とは何だったのか?―」。
歴代のオリンピック日本選手団「公式服装(開会式用ユニフォーム)」の中で「ワースト1位」として知られる2000年シドニーオリンピックの虹色のマントに注目するとともに、「公式服装」の歴史的変遷をたどった報告。
語られていそうで語られていない服飾史で、とても面白かった。
日本選手団「公式服装」でお馴染みの上が赤、下が白の日の丸カラーは、1964東京オリンピックから採用。

通説では、服飾デザイナー石津謙介(1911~2005)のデザインとされているが、まったくの誤りで、実際は東京神田で洋服店を営んでいた望月靖之(1910~2003)のデザイン。
ちなみに、当初、JOCは赤いブレザー(を男子選手・役員が着ること)に強い難色を示した。
https://news.yahoo.co.jp/feature/342
2000シドニーオリンピックのレインボーカラーのポンチョは、NUC(日本ユニフォームセンター)のデザイン。

選手個々に似合うかどうかより、選手団全体のカラフルさが優先されたのではないか?
ポンチョの採用も色が使える面積が広いからではないか?
いずれにしても発想が変。
現在だったら、LGBTの連帯を示すレインボー・フラッグがすぐに連想されるが、2000年当時、デザイナーもJOCの幹部もまったく知らなかったと思う。
しかし、欧米や、オーストラリア(シドニーは世界最大級のLGBTの祭典「マルディグラ(MARDI GRAS)の開催地)の人は気づいていたはず。
そう思うと、無知を露わにしたという点で余計に恥ずかしい。
15時10分、明治大学(駿河台)へ(10分遅刻)。
「現代風俗研究会 東京の会」第19期「新風俗学教室」第4回に出席。
報告は、安城寿子さん(服飾史家)の「五輪ユニフォーム考-2000年シドニーオリンピック日本代表選手団公式服装「虹色マント」とは何だったのか?―」。
歴代のオリンピック日本選手団「公式服装(開会式用ユニフォーム)」の中で「ワースト1位」として知られる2000年シドニーオリンピックの虹色のマントに注目するとともに、「公式服装」の歴史的変遷をたどった報告。
語られていそうで語られていない服飾史で、とても面白かった。
日本選手団「公式服装」でお馴染みの上が赤、下が白の日の丸カラーは、1964東京オリンピックから採用。

通説では、服飾デザイナー石津謙介(1911~2005)のデザインとされているが、まったくの誤りで、実際は東京神田で洋服店を営んでいた望月靖之(1910~2003)のデザイン。
ちなみに、当初、JOCは赤いブレザー(を男子選手・役員が着ること)に強い難色を示した。
https://news.yahoo.co.jp/feature/342
2000シドニーオリンピックのレインボーカラーのポンチョは、NUC(日本ユニフォームセンター)のデザイン。

選手個々に似合うかどうかより、選手団全体のカラフルさが優先されたのではないか?
ポンチョの採用も色が使える面積が広いからではないか?
いずれにしても発想が変。
現在だったら、LGBTの連帯を示すレインボー・フラッグがすぐに連想されるが、2000年当時、デザイナーもJOCの幹部もまったく知らなかったと思う。
しかし、欧米や、オーストラリア(シドニーは世界最大級のLGBTの祭典「マルディグラ(MARDI GRAS)の開催地)の人は気づいていたはず。
そう思うと、無知を露わにしたという点で余計に恥ずかしい。
「現代風俗研究会・東京の会」第19期・新風俗学教室(第3回) [お勉強(研究会)]
2月10日(土)
15時前、有楽町「国際ビル」の成蹊大学サテライトオフィスへ。

>
↑ 何度もお世話になったが、今年度限りらしい。
「現代風俗研究会・東京の会」第19期・新風俗学教室(第3回)に参加。
報告者は『学校制服の文化史ー日本近代における女子生徒服装の変遷ー(創元社、2012年2月)の著者、難波知子さん(お茶の水女子大学)。
テーマは「学校制服文化の継承と展開」。
おもしろかったし、いろいろ勉強になった。
以下、メモ。
明治18年(1885)に華族女学校が開校し、下田歌子が女袴(スカート型)を考案する以前、東京女子師範学校(明治7年=1874年開校)では男袴(ズボン型)をはいていたが、「男装」だという批判があった。
当時は女装・男装を禁じた「違式詿違条例」が機能していた時代だが、「東京違式詿違条例」62条には「女ノ着袴スル類、此限に非ズ」とあり、例外とされていたにもかかわらず・・・。
明治32年(1899)の高等女学校令で、全国に女学生が誕生し、女袴が制服化する。
すると、どこの女学生か判別するため袴に校章入りのバンドをしたり、袴の裾にラインや模様を入れたりした。
戦前の制服は、形の規定はあったものの、作る場所(商店・裁縫所、さらには母親の手作り)が違うので、生地や細部が微妙に違っていて、多様性があった。
それがまったく画一化するのは昭和戦後期で、制服メーカーの大量生産が始まってから。
18時、閉会。
イルミネーションがきれい。

懇親会は「新東京ビル」のイタリア料理「マルゴ ルナソラ」。
21時過ぎ、散会。
外に出たら小雨が降り出す。
歩いて東京駅へ。

22時半、帰宅。
15時前、有楽町「国際ビル」の成蹊大学サテライトオフィスへ。
↑ 何度もお世話になったが、今年度限りらしい。
「現代風俗研究会・東京の会」第19期・新風俗学教室(第3回)に参加。
報告者は『学校制服の文化史ー日本近代における女子生徒服装の変遷ー(創元社、2012年2月)の著者、難波知子さん(お茶の水女子大学)。
テーマは「学校制服文化の継承と展開」。
おもしろかったし、いろいろ勉強になった。
以下、メモ。
明治18年(1885)に華族女学校が開校し、下田歌子が女袴(スカート型)を考案する以前、東京女子師範学校(明治7年=1874年開校)では男袴(ズボン型)をはいていたが、「男装」だという批判があった。
当時は女装・男装を禁じた「違式詿違条例」が機能していた時代だが、「東京違式詿違条例」62条には「女ノ着袴スル類、此限に非ズ」とあり、例外とされていたにもかかわらず・・・。
明治32年(1899)の高等女学校令で、全国に女学生が誕生し、女袴が制服化する。
すると、どこの女学生か判別するため袴に校章入りのバンドをしたり、袴の裾にラインや模様を入れたりした。
戦前の制服は、形の規定はあったものの、作る場所(商店・裁縫所、さらには母親の手作り)が違うので、生地や細部が微妙に違っていて、多様性があった。
それがまったく画一化するのは昭和戦後期で、制服メーカーの大量生産が始まってから。
18時、閉会。
イルミネーションがきれい。
懇親会は「新東京ビル」のイタリア料理「マルゴ ルナソラ」。
21時過ぎ、散会。
外に出たら小雨が降り出す。
歩いて東京駅へ。
22時半、帰宅。
12月16日(土)第45回化粧文化研究者ネットワーク研究集会 [お勉強(研究会)]
12月16日(土) 晴れ 東京 13.3度 湿度57%(15時)
第45回「化粧文化研究者ネットワーク・研究集会」に参加。45回「化粧文化研究者ネットワーク・研究集会」に参加。
報告は、『化粧の日本史』(吉川弘文館)の著者、山村博美さん(化粧文化研究者)「化粧の日本史 ー美意識の移りかわりー」。
懇親会は「カレッタ汐留」の「CLASS DANCE」というお店。。


前列右、代表の北山晴一先生、前列左、米沢泉さん(甲南女子大学准教授:ファッション文化論、化粧文化論)。
私の右隣がこの日の報告者・山村博美さん(化粧文化研究者)、左から2人目が山本芳美さん(都留文科大学教授:文化人類学)。
イルミネーションがきれい。

第45回「化粧文化研究者ネットワーク・研究集会」に参加。45回「化粧文化研究者ネットワーク・研究集会」に参加。
報告は、『化粧の日本史』(吉川弘文館)の著者、山村博美さん(化粧文化研究者)「化粧の日本史 ー美意識の移りかわりー」。
懇親会は「カレッタ汐留」の「CLASS DANCE」というお店。。

前列右、代表の北山晴一先生、前列左、米沢泉さん(甲南女子大学准教授:ファッション文化論、化粧文化論)。
私の右隣がこの日の報告者・山村博美さん(化粧文化研究者)、左から2人目が山本芳美さん(都留文科大学教授:文化人類学)。
イルミネーションがきれい。
「現代風俗研究会(東京の会)」第19期新風俗学教室「ファッション」(第1回) [お勉強(研究会)]
9月30日(土)
(続き)
吉祥寺の成蹊大学へ。

15時、「現代風俗研究会(東京の会)」に参加。
今回から、第19期新風俗学教室「ファッション」がスタート。
第1回の報告は、成実弘至さん(今日と女子大学教授)「ストリートファッションを考える」。
ほとんど知らない分野なので、メモを取りながら聴講。
18時過ぎ、終了。

もう真っ暗。
日暮れがすっかり早くなった。
18時半~20時半、懇親会。
22時、帰宅。
夜中、早稲田大学ジェンダー研究所『ジェンダー研究21』に寄稿するブックレビュー「LGBTをめぐる出版状況」、文章を少し手直しし(7300字)、書影をいくつか入れて完成。
編集担当の先生に送信。
9月末の約束なので、義理を果たして、やれやれ。
就寝、3時半。
(続き)
吉祥寺の成蹊大学へ。
15時、「現代風俗研究会(東京の会)」に参加。
今回から、第19期新風俗学教室「ファッション」がスタート。
第1回の報告は、成実弘至さん(今日と女子大学教授)「ストリートファッションを考える」。
ほとんど知らない分野なので、メモを取りながら聴講。
18時過ぎ、終了。
もう真っ暗。
日暮れがすっかり早くなった。
18時半~20時半、懇親会。
22時、帰宅。
夜中、早稲田大学ジェンダー研究所『ジェンダー研究21』に寄稿するブックレビュー「LGBTをめぐる出版状況」、文章を少し手直しし(7300字)、書影をいくつか入れて完成。
編集担当の先生に送信。
9月末の約束なので、義理を果たして、やれやれ。
就寝、3時半。