ニホンオオカミの復原 [天文・気象・生物]
2月19日(日)
NHK総合「ダーウィンが来た!」はニイホンオオカミの特集。
NHKが復原したニホンオオカミ。
1996年に秩父山中で撮影された通称「秩父野犬」。
とてもよく似ている。
純血のニホンオオカミではないと思うが、かなり血筋を受けているのではないか。
私の故郷、秩父では、1960年代くらいまで「山仕事をおえて帰ろうとしたらオオカミがついてきた」みたいな話は珍しくなかった(私の父が患者さんに聞いた話)。
オオカミがついて来ているのに気づいても「振り向いてはいけない」。
山と村の境まで来ると、オオカミ山に帰っていくとのこと。
奥秩父は、鹿をはじめ動物相がとても豊かな地域なので、餌は何とかなると思う。
また、秩父では、オオカミは山神さまのお使いなので、オオカミを狩る人はまずいない。
そこらへんが、生き残っている可能性をイメージさせるのだと思う。
【参照】
ニホンオオカミ探して40年 「きっといる」奥秩父歩く
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2013-01-15
ニホンオオカミは固有種ではない
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2014-09-05
NHK総合「ダーウィンが来た!」はニイホンオオカミの特集。
NHKが復原したニホンオオカミ。
1996年に秩父山中で撮影された通称「秩父野犬」。
とてもよく似ている。
純血のニホンオオカミではないと思うが、かなり血筋を受けているのではないか。
私の故郷、秩父では、1960年代くらいまで「山仕事をおえて帰ろうとしたらオオカミがついてきた」みたいな話は珍しくなかった(私の父が患者さんに聞いた話)。
オオカミがついて来ているのに気づいても「振り向いてはいけない」。
山と村の境まで来ると、オオカミ山に帰っていくとのこと。
奥秩父は、鹿をはじめ動物相がとても豊かな地域なので、餌は何とかなると思う。
また、秩父では、オオカミは山神さまのお使いなので、オオカミを狩る人はまずいない。
そこらへんが、生き残っている可能性をイメージさせるのだと思う。
【参照】
ニホンオオカミ探して40年 「きっといる」奥秩父歩く
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2013-01-15
ニホンオオカミは固有種ではない
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2014-09-05
台風14号、尾押見半島先端佐多岬を通過 [天文・気象・生物]
台風14号、上陸時の中心気圧920~930hPaか? [天文・気象・生物]
台風8号が上陸 [天文・気象・生物]
8月13日(土)
台風8号、御前崎を通過し、17時ころ、伊豆半島・沼津市付近に上陸。
神奈川県・東京湾・千葉県を通過して東海上に抜けた。
上陸時、998hPaの弱い台風だったが、17~18時ころ、雨風が強まる。
台風8号、御前崎を通過し、17時ころ、伊豆半島・沼津市付近に上陸。
神奈川県・東京湾・千葉県を通過して東海上に抜けた。
上陸時、998hPaの弱い台風だったが、17~18時ころ、雨風が強まる。
最も早い梅雨明け [天文・気象・生物]
6月27日(月)
観測史上、最も早い梅雨明け。
長く暑さの厳しい夏になる。
大勢の高齢者が亡くなるだろう。
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関東や東海など各地で梅雨明け、いずれも梅雨期間は最短 気象庁
気象庁は27日、九州南部と東海、関東甲信の3地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年よりも18~22日早い。関東甲信では最も早く、九州南部や東海では2番目となる記録的に早い梅雨明け。いずれも梅雨の期間は最短になった。
今年の梅雨入りの発表は上空の寒気の南下の影響などを受け、九州南部や東海では平年より8~12日遅くなっていた。梅雨明けが記録的に早まったことで、3地方の梅雨の期間も13~21日間と大幅に短く、統計が残る1951年以降、いずれも梅雨の期間としては最も短くなった。
同庁によると、日本の南の太平洋高気圧がこの時期としては平年よりも北に強く張り出している。東・西日本を覆っており、梅雨前線も北へ押し上げられたという。
『朝日新聞』2022年6月27日 11時07分
観測史上、最も早い梅雨明け。
長く暑さの厳しい夏になる。
大勢の高齢者が亡くなるだろう。
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関東や東海など各地で梅雨明け、いずれも梅雨期間は最短 気象庁
気象庁は27日、九州南部と東海、関東甲信の3地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年よりも18~22日早い。関東甲信では最も早く、九州南部や東海では2番目となる記録的に早い梅雨明け。いずれも梅雨の期間は最短になった。
今年の梅雨入りの発表は上空の寒気の南下の影響などを受け、九州南部や東海では平年より8~12日遅くなっていた。梅雨明けが記録的に早まったことで、3地方の梅雨の期間も13~21日間と大幅に短く、統計が残る1951年以降、いずれも梅雨の期間としては最も短くなった。
同庁によると、日本の南の太平洋高気圧がこの時期としては平年よりも北に強く張り出している。東・西日本を覆っており、梅雨前線も北へ押し上げられたという。
『朝日新聞』2022年6月27日 11時07分
ニホンオオカミの先祖 [天文・気象・生物]
5月26日(木)
ニホンオオカミの先祖って、そんなに巨大だったのか?
中型の日本犬くらいのイメージだった。
私がニホンオオカミの記事をスクラップするのは、生まれ故郷の秩父山地がニホンオオカミの最後の生息地(のひとつ)だったから。
絶滅してしまったことは、科学的に間違いないだろうが、感情的には、今でも秩父の山の奥深くで生き残っていたら、いいなと思う。
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ニホンオオカミ 起源に迫る有力な成果 山梨大などがDNA分析
100年以上前に絶滅したとされるニホンオオカミは、大陸から日本列島に渡った大型のオオカミと、これまで知られていなかったオオカミが交雑して誕生したことがDNAの分析からわかったと山梨大学などの研究グループが発表し、謎の多いニホンオオカミの起源に迫る有力な成果として注目されます。
ニホンオオカミは、かつて日本列島に広く生息していましたが、100年以上前に絶滅したとされています。
日本列島には化石などから、ニホンオオカミとは別に2万年以上前に世界最大級の大型のオオカミが生息していたことがわかっていて、ニホンオオカミに進化したとする説もありますが、詳しいことはわかっていませんでした。
山梨大学や国立科学博物館などの研究グループは、いずれも栃木県で発見されたニホンオオカミの化石と大型のオオカミの化石からDNAを抽出して分析を行うことに成功しました。
その結果、日本列島には3万5000年前までに大陸から大型のオオカミが渡ってきて、その後、さらに1万4000年前までに再びオオカミが大陸から渡ってきて交雑し、ニホンオオカミが誕生したという結論に達したということです。
1万4000年前までに再び渡ってきたのは、これまで知られていないオオカミだということで、謎の多いニホンオオカミの起源に迫る有力な成果として注目されます。
“これまでの仮説を覆す結果”
山梨大学の瀬川高弘講師は「これまでの仮説を今回、覆す結果となった。ニホンオオカミは2つのオオカミの交雑によって誕生したということと、それらが日本列島で起きたということが明らかになった」と研究の意義を語りました。
そのうえで、大昔のオオカミのDNAを分析できたことについて「とても古い化石でDNAの量も少ない上、カビや微生物も混ざっていて分析は困難を極めたが、技術の進歩や共同研究者に助けられた。結果が判明した時は『やったぞ』という感じで本当にうれしかったです」と振り返りました。
今後の展開について瀬川さんは「ニホンオオカミは古くから日本人の信仰の対象にもなっているがまだまだ、わからないことが多い。人間や犬との関わりや誕生から絶滅までの歴史を明らかにするとともに、今回、用いた手法を使って日本列島にかつて生息していたナウマンゾウやオオツノジカなどの進化の歴史も明らかにしていきたい」と抱負を語りました。
「NHKニュース」2022年5月11日 5時15分
ニホンオオカミの先祖って、そんなに巨大だったのか?
中型の日本犬くらいのイメージだった。
私がニホンオオカミの記事をスクラップするのは、生まれ故郷の秩父山地がニホンオオカミの最後の生息地(のひとつ)だったから。
絶滅してしまったことは、科学的に間違いないだろうが、感情的には、今でも秩父の山の奥深くで生き残っていたら、いいなと思う。
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ニホンオオカミ 起源に迫る有力な成果 山梨大などがDNA分析
100年以上前に絶滅したとされるニホンオオカミは、大陸から日本列島に渡った大型のオオカミと、これまで知られていなかったオオカミが交雑して誕生したことがDNAの分析からわかったと山梨大学などの研究グループが発表し、謎の多いニホンオオカミの起源に迫る有力な成果として注目されます。
ニホンオオカミは、かつて日本列島に広く生息していましたが、100年以上前に絶滅したとされています。
日本列島には化石などから、ニホンオオカミとは別に2万年以上前に世界最大級の大型のオオカミが生息していたことがわかっていて、ニホンオオカミに進化したとする説もありますが、詳しいことはわかっていませんでした。
山梨大学や国立科学博物館などの研究グループは、いずれも栃木県で発見されたニホンオオカミの化石と大型のオオカミの化石からDNAを抽出して分析を行うことに成功しました。
その結果、日本列島には3万5000年前までに大陸から大型のオオカミが渡ってきて、その後、さらに1万4000年前までに再びオオカミが大陸から渡ってきて交雑し、ニホンオオカミが誕生したという結論に達したということです。
1万4000年前までに再び渡ってきたのは、これまで知られていないオオカミだということで、謎の多いニホンオオカミの起源に迫る有力な成果として注目されます。
“これまでの仮説を覆す結果”
山梨大学の瀬川高弘講師は「これまでの仮説を今回、覆す結果となった。ニホンオオカミは2つのオオカミの交雑によって誕生したということと、それらが日本列島で起きたということが明らかになった」と研究の意義を語りました。
そのうえで、大昔のオオカミのDNAを分析できたことについて「とても古い化石でDNAの量も少ない上、カビや微生物も混ざっていて分析は困難を極めたが、技術の進歩や共同研究者に助けられた。結果が判明した時は『やったぞ』という感じで本当にうれしかったです」と振り返りました。
今後の展開について瀬川さんは「ニホンオオカミは古くから日本人の信仰の対象にもなっているがまだまだ、わからないことが多い。人間や犬との関わりや誕生から絶滅までの歴史を明らかにするとともに、今回、用いた手法を使って日本列島にかつて生息していたナウマンゾウやオオツノジカなどの進化の歴史も明らかにしていきたい」と抱負を語りました。
「NHKニュース」2022年5月11日 5時15分