12月27日(月)「箱根ラリック美術館」 [旅]
12月27日(月)
この数年の恒例、年末の箱根湯治旅。
仙石原の「箱根ラリック美術館」へ。
ルネ・ラリック(René Lalique、 1860~1945年)は、19世紀末~20世紀前半に活躍したフランスの工芸家で、ガラス工芸に始まり、宝飾デザイン、さらに、室内装飾にまで及ぶ。
範囲の広さと、アール・ヌーボーからアール・デコにかけて長くトップクラスを保ったフランスを代表する偉大な工芸家。
この美術館には、ラリックの作品、約1,500点が収蔵されているが、中でも注目は、ラリックが室内装飾を担当し、豪華列車「オリエント急行」に使用された「コートダジュール型プルマン車(No.4158E)」(1928年製)。
それにしても、客車の実物を1両まるまるヨーロッパから日本に持ってきてしまうお金持ちってすごい!
ちなみに、美術館の創立者・簱功泰(はた かずやす)氏は、映画興行などで財をなした人。
予約して、2200円を払うと、車内の見学ができる。
ということで、家猫さんと乗車。
車内の壁面には、豊穣の象徴である蒲萄とニンフをモチーフにした、ラリックのガラスパネルが各所にはめ込まれてまれていて、さすがは1等車、実に豪華な雰囲気。
車内では、ティーセット(紅茶もしくは珈琲とお菓子)が供される(2200円の料金の内)。
今期のお菓子は、クレームダンジ(やわらかなクリームチーズケーキ)、苺のソース添え。
束の間、ちょっぴり「オリエント急行」に乗った気分。
実は、私、ここにオリエント急行の客車があるなんて、知らなかった。
今回は、家猫さん(実は「神奈川県高等学校文化部連盟鉄道研究専門部幹事」という要職にある)が「一度、見てみたいにゃ」ということで見学できた。
この数年の恒例、年末の箱根湯治旅。
仙石原の「箱根ラリック美術館」へ。
ルネ・ラリック(René Lalique、 1860~1945年)は、19世紀末~20世紀前半に活躍したフランスの工芸家で、ガラス工芸に始まり、宝飾デザイン、さらに、室内装飾にまで及ぶ。
範囲の広さと、アール・ヌーボーからアール・デコにかけて長くトップクラスを保ったフランスを代表する偉大な工芸家。
この美術館には、ラリックの作品、約1,500点が収蔵されているが、中でも注目は、ラリックが室内装飾を担当し、豪華列車「オリエント急行」に使用された「コートダジュール型プルマン車(No.4158E)」(1928年製)。
それにしても、客車の実物を1両まるまるヨーロッパから日本に持ってきてしまうお金持ちってすごい!
ちなみに、美術館の創立者・簱功泰(はた かずやす)氏は、映画興行などで財をなした人。
予約して、2200円を払うと、車内の見学ができる。
ということで、家猫さんと乗車。
車内の壁面には、豊穣の象徴である蒲萄とニンフをモチーフにした、ラリックのガラスパネルが各所にはめ込まれてまれていて、さすがは1等車、実に豪華な雰囲気。
車内では、ティーセット(紅茶もしくは珈琲とお菓子)が供される(2200円の料金の内)。
今期のお菓子は、クレームダンジ(やわらかなクリームチーズケーキ)、苺のソース添え。
束の間、ちょっぴり「オリエント急行」に乗った気分。
実は、私、ここにオリエント急行の客車があるなんて、知らなかった。
今回は、家猫さん(実は「神奈川県高等学校文化部連盟鉄道研究専門部幹事」という要職にある)が「一度、見てみたいにゃ」ということで見学できた。
6月11日(金)1年半ぶりの関西出張 [旅]
6月11日(金) 曇り 神戸 26.5度 湿度54%(15時)
8時半、起床。
10時半、家を出る。
1年半ぶりの関西出張。
新横浜駅11時48分初の「のぞみ27号」に乗車。
名古屋駅を過ぎて昼食。
好物の「深川めし」(1000円)。
「ハゼがにゃい!」
2匹のっていたハゼの甘露煮がなくなっている。
その代わり、浅蜊の剥き身が少し増え、海苔の佃煮とおかかがのっている。
やはりハゼの安定供給が難しくなったのだろ
う。
右側の付け合わせも、小茄子の辛子漬けがなくなり、小さな玉子焼きに代わった。
世の中の移り変わりで、仕様変更していくのは仕方ないが、たぶん30年くらい食べ続けてきたファンとしては、ハゼがいなくなったのは寂しい。
↑ ハゼがいる2020年1月の「深川めし」。
14時14分、新大阪駅に到着。
在来線で大阪駅へ。
今回の出張先の武庫川女子大学(兵庫県西宮市)は阪神電車の沿線にある。
で、今回、阪神電車に初めて乗った。
大阪には何度も行っているし、梅田の地下街に阪神電車の改札口があるのは、前を通過していて知っていたが・・・。
要は、阪神沿線にまったく用がなかったのだ。
イメージでは、黄色と黒の縦縞塗装の電車に乗るのかと思ったら、違った。
都会の私鉄によくある普通の銀色の電車だった。
特急に乗ったので、あっという間に、大阪府と兵庫県の境を越えて、大学がとってくれたホテルがある甲子園駅で下車。
駅前、広く整備されている。
で、甲子園球場はどこだ?
周囲を見回しても、それらしいものが見えない。
首を傾げながら、ホテルに向かう。
武庫川女子大学がとってくれたホテルは甲子園駅から徒歩3分の「ヒューイット甲子園」。
想像していたよりちゃんとしたホテル。
私が自分で予約するより2つくらいグレードが上だろう。
荷物を預けるだけのつもりだったが、「チェックインできます」とのことなので、12階のお部屋へ。
おおっ、デラックス・ツインではないですか。
もったいない、ありがたい。
後で調べたら、コロナ禍で宿泊客が激減し、ダンピング中らしい。たしかに金曜日なのに関内は閑散としていた。
50分ほど時間の余裕があったので、目覚ましをかけて、ちょっと仮眠。
(続く)
8時半、起床。
10時半、家を出る。
1年半ぶりの関西出張。
新横浜駅11時48分初の「のぞみ27号」に乗車。
名古屋駅を過ぎて昼食。
好物の「深川めし」(1000円)。
「ハゼがにゃい!」
2匹のっていたハゼの甘露煮がなくなっている。
その代わり、浅蜊の剥き身が少し増え、海苔の佃煮とおかかがのっている。
やはりハゼの安定供給が難しくなったのだろ
う。
右側の付け合わせも、小茄子の辛子漬けがなくなり、小さな玉子焼きに代わった。
世の中の移り変わりで、仕様変更していくのは仕方ないが、たぶん30年くらい食べ続けてきたファンとしては、ハゼがいなくなったのは寂しい。
↑ ハゼがいる2020年1月の「深川めし」。
14時14分、新大阪駅に到着。
在来線で大阪駅へ。
今回の出張先の武庫川女子大学(兵庫県西宮市)は阪神電車の沿線にある。
で、今回、阪神電車に初めて乗った。
大阪には何度も行っているし、梅田の地下街に阪神電車の改札口があるのは、前を通過していて知っていたが・・・。
要は、阪神沿線にまったく用がなかったのだ。
イメージでは、黄色と黒の縦縞塗装の電車に乗るのかと思ったら、違った。
都会の私鉄によくある普通の銀色の電車だった。
特急に乗ったので、あっという間に、大阪府と兵庫県の境を越えて、大学がとってくれたホテルがある甲子園駅で下車。
駅前、広く整備されている。
で、甲子園球場はどこだ?
周囲を見回しても、それらしいものが見えない。
首を傾げながら、ホテルに向かう。
武庫川女子大学がとってくれたホテルは甲子園駅から徒歩3分の「ヒューイット甲子園」。
想像していたよりちゃんとしたホテル。
私が自分で予約するより2つくらいグレードが上だろう。
荷物を預けるだけのつもりだったが、「チェックインできます」とのことなので、12階のお部屋へ。
おおっ、デラックス・ツインではないですか。
もったいない、ありがたい。
後で調べたら、コロナ禍で宿泊客が激減し、ダンピング中らしい。たしかに金曜日なのに関内は閑散としていた。
50分ほど時間の余裕があったので、目覚ましをかけて、ちょっと仮眠。
(続く)
3月29日(月)南伊豆・下田「竜宮窟」 [旅]
3月29日(月)
年度末恒例、家猫さんといっしょに南伊豆の温泉に湯治(1泊だけ)。
武蔵小杉、高層ビルと桜。
なんとなく眠い感じの伊豆の海。
稲梓駅の桜。
特急「踊り子」(伊豆急下田駅)
昼食はいつものように駅前の「徳造丸」。
南伊豆・下田はもう10数回も行っていて、主な観光地は見ているので、最近、観光開発された「竜宮窟」という場所に行ってみる。
下田から南に行くバスで、途中の吉佐美でから左折して、海岸線沿いに行くと、終点に田牛(とうじ)の1つ手前のバス停で降りる。
海に突き出た岩塊。
石段を海沿いに下ると、トンネルがあり、その先が「竜宮窟」。
荒海に突き出た岩塊に波の浸食で海食洞ができ、それが拡大した末に、何かの事情で天井が大きく(直径40~50m)崩落して空間ができ、そこに残った海食洞を通って波が入ってくるという珍しい地形。
石灰岩地帯で、鍾乳洞の天井が溶食が進んで崩壊してできる穴は知っているが、海食洞でこういう形状になるのは初めて知った。
それだけ、火山堆積物がもろく、浸食を受けやすいのだろう。
https://izugeopark.org/geosites/ryugukutsu/
ただ、そんな地形観察に来る人が多いはずはなく、ほとんどの観光客は「天窓から光が差し込む様子は神々しいパワースポット」という宣伝に乗せられて。
とりわけ、真上から見ると穴がハート形をしているとのことで、パワースポットで愛を誓う若いカップルが多い。
私と家猫さんはいまさら関係ないので、さっさと地形観察して写真を撮り、30分後、田牛から引き返してくるバスに乗り、下田駅に戻る。
年度末恒例、家猫さんといっしょに南伊豆の温泉に湯治(1泊だけ)。
武蔵小杉、高層ビルと桜。
なんとなく眠い感じの伊豆の海。
稲梓駅の桜。
特急「踊り子」(伊豆急下田駅)
昼食はいつものように駅前の「徳造丸」。
南伊豆・下田はもう10数回も行っていて、主な観光地は見ているので、最近、観光開発された「竜宮窟」という場所に行ってみる。
下田から南に行くバスで、途中の吉佐美でから左折して、海岸線沿いに行くと、終点に田牛(とうじ)の1つ手前のバス停で降りる。
海に突き出た岩塊。
石段を海沿いに下ると、トンネルがあり、その先が「竜宮窟」。
荒海に突き出た岩塊に波の浸食で海食洞ができ、それが拡大した末に、何かの事情で天井が大きく(直径40~50m)崩落して空間ができ、そこに残った海食洞を通って波が入ってくるという珍しい地形。
石灰岩地帯で、鍾乳洞の天井が溶食が進んで崩壊してできる穴は知っているが、海食洞でこういう形状になるのは初めて知った。
それだけ、火山堆積物がもろく、浸食を受けやすいのだろう。
https://izugeopark.org/geosites/ryugukutsu/
ただ、そんな地形観察に来る人が多いはずはなく、ほとんどの観光客は「天窓から光が差し込む様子は神々しいパワースポット」という宣伝に乗せられて。
とりわけ、真上から見ると穴がハート形をしているとのことで、パワースポットで愛を誓う若いカップルが多い。
私と家猫さんはいまさら関係ないので、さっさと地形観察して写真を撮り、30分後、田牛から引き返してくるバスに乗り、下田駅に戻る。
1月6日(水)箱根神社に初詣 [旅]
1月5日(火)箱根「萬岳楼」 [旅]
1月5日(火) 曇り 小田原 10.1度
「緊急事態宣言」が出る前に、家猫さんと箱根に湯治に(1泊だけだけど)。
お宿は「萬岳楼」。
強羅から仙石原に向かうバス道路の途中の広大な森の中の1軒宿。
お湯とお料理と隠れ家的な雰囲気が気に入って、今回が3度目。
お湯は自家源泉かけ流しの見事な白濁湯。
泉質は酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉、昔の言い方だと石膏泉(酸性-含塩化土類石膏泉)。
源泉温度は64.7度、pH2.9、成分総量は1013mg。
ただ、かなり熱くて(推定46~47度)、入るたびにお水でうめないと入れない。
この写真、隅っこにいるのは水道のそばだからで、それでも熱くて顔がこわばってる。
お料理は、今までの2度が春・年末だったのに対し、今回は年明けだったので、お正月の雰囲気が味わえて良かった。
甘鯛と叩き海老にお餅
水引細工の鶴。
お造り(本マグロ、イナダ、海老)
岩手牛の炭火焼き
温泉は、夜3回、朝3回、計6回入って大満足。
「緊急事態宣言」が出る前に、家猫さんと箱根に湯治に(1泊だけだけど)。
お宿は「萬岳楼」。
強羅から仙石原に向かうバス道路の途中の広大な森の中の1軒宿。
お湯とお料理と隠れ家的な雰囲気が気に入って、今回が3度目。
お湯は自家源泉かけ流しの見事な白濁湯。
泉質は酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉、昔の言い方だと石膏泉(酸性-含塩化土類石膏泉)。
源泉温度は64.7度、pH2.9、成分総量は1013mg。
ただ、かなり熱くて(推定46~47度)、入るたびにお水でうめないと入れない。
この写真、隅っこにいるのは水道のそばだからで、それでも熱くて顔がこわばってる。
お料理は、今までの2度が春・年末だったのに対し、今回は年明けだったので、お正月の雰囲気が味わえて良かった。
甘鯛と叩き海老にお餅
水引細工の鶴。
お造り(本マグロ、イナダ、海老)
岩手牛の炭火焼き
温泉は、夜3回、朝3回、計6回入って大満足。
8月20日(木)真夏の中伊豆(その1) [旅]
8月20日(木)
今年は、「コロナ禍」のため恒例の「夏の旅行」は取りやめで、代わりに1泊だけ中伊豆の温泉へ。
横浜駅のコンコースで家猫さんを拾って、ホームへ。
12時24分、「お前、『特急踊り子』のふりしてるけど、実は『リレー号』だろう!」と言いたくなる電車が入線。
「リレー号」というのは、東北・上越新幹線がまだ大宮駅どまりだった頃(1982~1985 年)、大宮~上野駅間を連絡していた電車(国鉄185系)。
こんな古い車両に特急料金を払って乗る人は少なく車内はガラガラ。
トイレが和式というのがいちばん困る。
横浜駅から乗ると、駅弁はほぼ自動的に「崎陽軒」の「シュウマイ弁当」(880円)になってしまう。
居眠りしていたら、伊豆の海が見えてきた。
よく晴れているが、海面は水蒸気が多く、視界はイマイチ。
14時09分、伊豆急行の伊豆高原駅に到着。
ほとんど毎年来ているけど、こんなに人がいない閑散とした伊豆高原駅は初めて見た。
駅構内の「やまもカフェ」でクールダウン。
やまももクリームソーダ(610円)。
(続く)
今年は、「コロナ禍」のため恒例の「夏の旅行」は取りやめで、代わりに1泊だけ中伊豆の温泉へ。
横浜駅のコンコースで家猫さんを拾って、ホームへ。
12時24分、「お前、『特急踊り子』のふりしてるけど、実は『リレー号』だろう!」と言いたくなる電車が入線。
「リレー号」というのは、東北・上越新幹線がまだ大宮駅どまりだった頃(1982~1985 年)、大宮~上野駅間を連絡していた電車(国鉄185系)。
こんな古い車両に特急料金を払って乗る人は少なく車内はガラガラ。
トイレが和式というのがいちばん困る。
横浜駅から乗ると、駅弁はほぼ自動的に「崎陽軒」の「シュウマイ弁当」(880円)になってしまう。
居眠りしていたら、伊豆の海が見えてきた。
よく晴れているが、海面は水蒸気が多く、視界はイマイチ。
14時09分、伊豆急行の伊豆高原駅に到着。
ほとんど毎年来ているけど、こんなに人がいない閑散とした伊豆高原駅は初めて見た。
駅構内の「やまもカフェ」でクールダウン。
やまももクリームソーダ(610円)。
(続く)
3月21日(土)箱根 [旅]
3月21日(土)
家猫さんと箱根の温泉宿へ。
小田急新宿駅12時発「はこね15号」に乗車。
昼食は、箱根湯本「治兵衛」。
「くいち」(9:1)の治兵衛蕎麦の天ざる(1980円)。
蕎麦も天ぷらも、なかなかおいしい、でもちょっと高い。
箱根は、大量にいた外国人観光客と日本人高齢客が見事に消えて、若者&子供連ればかり。
↑ 箱根湯本駅で強羅行き代行バス(箱根登山電車が昨秋の台風被害で長期普通のため)を待つ若者たち。
私たちは代行バスに乗らず、通常の路線バスで仙石原へ。
お宿は、2018年の暮れに行って気に入った「萬岳楼」。
ひたすら「源泉かけ流し」の白濁温泉(酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉)に入り、あとは眠る。
家猫さんと箱根の温泉宿へ。
小田急新宿駅12時発「はこね15号」に乗車。
昼食は、箱根湯本「治兵衛」。
「くいち」(9:1)の治兵衛蕎麦の天ざる(1980円)。
蕎麦も天ぷらも、なかなかおいしい、でもちょっと高い。
箱根は、大量にいた外国人観光客と日本人高齢客が見事に消えて、若者&子供連ればかり。
↑ 箱根湯本駅で強羅行き代行バス(箱根登山電車が昨秋の台風被害で長期普通のため)を待つ若者たち。
私たちは代行バスに乗らず、通常の路線バスで仙石原へ。
お宿は、2018年の暮れに行って気に入った「萬岳楼」。
ひたすら「源泉かけ流し」の白濁温泉(酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉)に入り、あとは眠る。