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68歳になりました [日常]

5月23日(火)

68歳になりました。

いろいろ痛いところはあるものの、まずまずの体調で、今年も誕生日を迎えられたのは、健康に育ててくれた亡父母と、今を支えてくれるパートナーや友人のお陰と感謝しています。

2021年の秋に「終活」として、3つの目標を立てました。

① この10年間に書きためた論考を論集にまとめる。
  → 2022年7月『歴史の中の多様な「性」―日本とアジア 変幻するセクシュアリティ―』(岩波書店)
② 収集した1950~60年代の性風俗雑誌(約500冊)をアーカイブ化する。
  → 2022年6月「社会文化史データベース ―性風俗稀少雑誌コレクション—」(丸善雄松堂)
③ ビデオ(VHS)に撮りためた1990~2000年代のニューハーフ、女装、性同一性障害関係の番組をDVD化し、アーカイブ化する。
  → 2023年3月「関西大学・トランスジェンダー関連デジタル映像アーカイブ(三橋コレクション)」

という形で、すべて完了しました。

とても多忙でしたが、充実した1年でした。

現在、「終活」④として、講義録の書籍化を勧めています。
こちらは『(なんちゃって)ジェンダー&セクシュアリティ入門(基礎編)』(辰巳出版)として、秋の初め頃には形になると思います。

幕引きをうながす柝の音が遠くから聞こえてきますが、もう2~3年は頑張って、自分の仕事をまとめて、人生にけじめをつけようと思っています。
よろしくお願いいたします。

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ほぼ68歳の私。いろいろあらを隠さなければならないので、ソフトフォーカス(笑)
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前歯折損→継ぎ歯治療 [日常(通院)]

5月22日(月)

土曜日の夜中に、上の前歯が1本、ポッキリ折れてしまった。
以前からちょっと弱っている感じはあったし、まあ60年近く使ってきた経年劣化。

幸い、かかり付けの歯科医院の院長先生の予約がとれたので、今日の夕方、1時間近くかけて、継ぎ歯治療。

いつまで保つかはわからないけど、とりあえず、誕生日に歯欠け状態は免れた。
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5月22日(月)『朝日新聞』の電話取材 [お仕事(出演・取材協力)]

5月22日(月)

14時から、『朝日新聞』から30分ほど電話取材。
4月14日に受けた対面取材の追加。

6月の「プライド月間」に合わせてのかなり大きな(3頁)特集記事。

記者さん、タイに取材に行き、最新情報を仕入れてきた様子。
総選挙でリベラルな前進党が地滑り的大勝利をしたこともあり、今年中にも、「婚姻平等」法案が成立する可能性が大。

あとは、異性婚と全く同じ扱いにするか、異性婚び準じるか。

どちらにしても、アジアでは台湾に次ぎ、タイが「婚姻平等」達成国になる状況とのこと。

日本は、何番目になるのだろう?

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「天馬、空を行く」風 [スポーツ]

5月21日(日)

第84回「オークス」(東京優牝、G1、東京競馬場・芝2400m)は、断然一番人気のリバティアリランドが、道中、中団ににつけ、直線、追い出すと、一気に伸び、最後は手綱を緩めて6馬身差の圧勝。

桜花賞に続き、3歳牝馬2冠を達成。

強かった。ものが違うという感じ。
久しぶりに「天馬、空を行く」風を見た。
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今後の講演予定 [お仕事(講義・講演)]

5月20日(日)

今後の講演予定。

6月16日(金)神戸女学院大学(兵庫県西宮市)
   「ジェンダーを着る」

7月17日(月・祝)東京都調布市「性と生き方の多様性講座」
   「女装の近・現代史―性を越えて生きた人たち―」

7月30日(日)日本女性心身医学会(岡山市)
   「トランスジェンダーのメンタルヘルス」

9月1日(金)東京都千代田区日比谷図書館
   「歴史の中の多様な「性」」

9月23日(土・祝)川崎市男女共同参画センター
   「かなまら祭と歴史の中の多様な「性」」
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「シスジェンダーに配慮」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月21日(日)

「シスジェンダーに配慮」ということは、ほとんどの人がシスジェンダーのLGBにも配慮するということだな。

そもそも、法文に「シスジェンダー」を入れる場合、その定義を条文でしなければならない。
それって、けっこう難易度が高い。

なぜなら、シスジェンダーは、トランスジェンダーの対義語だから、シスジェンダーを定義するということは、トランスジェンダーを定義することになるからだ。

学問的に緩く定義することはできるが、法律用語として定義するのは、私でも御免被る(やりたくない、できない)。

しかし、そのあたりを疎かにすると、衆議院(参議院)法制局の法文審査を通らない。

「理解増進法」がなぜ、LGBT、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーという言葉を一切使っていないかというえば、それらを1つ1つ定義するのが困難だから。

そもそも、「性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」案の主旨は、性的指向や性同一性には多様性があり、世の中にはヘテロセクシュアルという性的指向や、シスジェンダーという性同一性もあるわけで、それらを含めて、基本的人権として尊重し、差別があってはならないよう、理解を増進しましょうね、ということ。

シスジェンダーへの配慮を、ことさら記すのは論理的に成り立たない。

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LGBT法、独自案協議 シスジェンダーに配慮―維・国

日本維新の会と国民民主党はLGBTなどの性的少数者への理解増進法案について、独自案作成を視野に協議に入った。両党幹部が19日、明らかにした。出生時の性別と自認する性別が一致している「シスジェンダー」への配慮規定などを検討する。

維新の音喜多駿政調会長は記者団に「より納得感がある修正案が出せれば、その道も模索していきたい」と述べた。

国民の榛葉賀津也幹事長は「シスジェンダーの女性がトイレや浴場、更衣室で不快な思いをすると問題だ」と述べ、社会の多数を占めるシスジェンダーに配慮すべきだとの考えを示した。

「時事通信」2023年05月19日15時54分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051900853&g

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