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5月17日(水)慶應義塾大学法学部(日吉)の「人であることⅠ」(1回目) [お仕事(講義・講演)]

5月17日(水)

15時半、家を出る。
東急東横線で日吉へ。
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今日から慶應義塾大学法学部(日吉)の「人であることⅠ 多様性が織りなす社会」の講義(3週連続)。
16時30分、講義開始。
第1回は「トランスジェンダーの定義と歴史」。

毎期、受講生さんが熱心に聞いてくれるので、とても話しやすい。

今期で3年目だが、今年で終わり。
私の場合、非常勤(嘱託)講師の定年(この大学は65歳)をとっくに超えていて、現状すでに「特例措置」なので。

18時、終了。

武蔵小杉駅構内の「タリーズ」で休憩。
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19時、帰宅。
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「LGBT理解増進法」自民党修正案、国会提出へ [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月16日(火)

「LGBT理解増進法」自民党修正案、政調会・総務会で承認。
党内手続きを終えて、公明党と共同で、与党案として国会に提出へ。

立憲民主党は、2021年の与野党合意修正案を提出へ。

いちばん良いのは、両案を対比して、再々修正案が作られ、全会派合意で可決されることだが、成立を急ぐ自民+公明党は最終誠意には応じないだろう。

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LGBT理解増進法、自民が修正案を正式了承 G7前に国会提出へ

自民党は16日、党の最高意思決定機関の総務会を開き、性的少数者への理解を広めるための「LGBT理解増進法案」修正案を正式了承した。法案に反発していた保守派議員らに配慮して修正し、公明党も合意する見通し。19日に広島で開幕する主要7カ国首脳会議(G7サミット)前に、公明とも調整して議員立法として国会提出する。

同法案は2年前、自民も含む超党派議員連盟を中心に作成されたが、伝統的家族観などを重視する保守派議員らが反発し、総務会で了承が得られずに国会提出を見送った経緯がある。

今回は保守派の反発に対応して修正し、「差別は許されない」という文言を「不当な差別はあってはならない」に、「性自認」という言葉を「性同一性」に変えた。「学校の設置者の努力」という文言も削除し、その条文を事業主などの項目の中に位置づけた。「子どもに教える必要はない」などの意見が出たことを踏まえたとみられる。

G7サミットでは性的少数者の人権・権利保護も協議される見通しで、その前に法案を国会提出することで議長国として姿勢を示しておく狙いがあった。

野党は、超党派による合意案を自民が変えたことに批判的だが、日本維新の会や国民民主党は一定の理解も示していることから、自民は賛同を得て、会期内成立をめざす考えだ。(千葉卓朗)

『朝日新聞』2023年5月16日 11時51分
https://www.asahi.com/articles/ASR5J36L9R5HUTFK014.html
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21年の与野党合意案国会提出と立民幹事長

立憲民主党の岡田克也幹事長は16日の記者会見で、LGBTなど性的少数者への理解増進法案を巡り、2021年に与野党実務者で合意した法案を国会提出する方針を示した。提出は自民党修正案と同じタイミングを検討している。

「共同通信」2023年05月16日
https://www.47news.jp/9329668.html



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5月15日(月)今週は忙しい [日常]

5月15日(月)

今週は、明治大学文学部に加えて、慶應義塾大学法学部の講義が始まり、さらに取材依頼が2つ(ドキュメンタリー映画と月刊誌)も入っていて、とても忙しい。

こういう時は、先のことはあまり考えないで、一日一日を着実にこなしていくことが大事。

集中、集中。



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うなじのセクシュアリティ [お仕事(講義・講演)]

5月15日(月)

「うなじ」という身体部位を示す言葉が、英語に直訳するのが難しいことを、講義で話したら、中国からの留学生が「中国語にもありません」とコメントしてくれた。

英語にも「うなじ」部分をさす「Nape」という言葉はあるが、以前、アメリカ人に聞いたところでは、「ほとんど使わない。そこは back of the neckだ」と言われた。やはり注目度はほぼ皆無らしい。

「うなじ」を漢字で書けば「項」なのだが、少なくとも現代中国語では、使われていないらしい(さらに要調査)。

この話、日本の前近代、とりわけ江戸時代における女性の性的アピールポイント(=男性の性的欲情ポイント)はどこか?という話なのだが、性的嗜好の文化性(文化が違うと、性的嗜好は異なってくる)という話に行き着く。

「うなじ」のセクシュアリティが日本ではまだ生きていることは、女子生徒のポニータールを「男子生徒がうなじに興奮するから」という理由で禁じた中学校の「ブラック校則」問題からわかる。
https://373news.com/_news/storyid/152567/

ポニーテールのうなじに興奮しているのは、男子生徒ではなく、年配の男性教師だと思うが。
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喜多川歌麿「湯上がり化粧美人」






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レズビアンカップルの出産を産院が拒否 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月15日(月)

レズビアンカップルの出産を産院が拒否した件、ほんとうにひどい話。

医療倫理の基本に反しているし、法的にも医師法違反だろう!
医師法19条1項「診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」

病院の名前、出すべきだと思う。

「huffingtonpost」2023年5月15日
都内のレズビアン女性「分娩の受け入れを拒否された」と訴える。産科婦人科学会の理事長「つらい思いをしている人がいる」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/lesbian-couple-childbirth_jp_642eb947e4b0de2472475daa
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