SSブログ

ゲイ・アーカイブNPOのあり方 [日常]

5月1日(月)

収益性に乏しいゲイ関連のアーカイブの運営についての持論として、財政的には、
① 自治体などからの公的な補助
② 企業からの寄付
③ 個人からの寄付
がそれぞれ3分の1が理想だと、私は考えている。

立ち上げたばかりも、なんの実績もないNPOでは①と②は難しい。
しかし、実質リターンなしで、個人会員の善意に頼る運営は財政的にきわめて脆弱。

近い将来、企業からの寄付・助成をとれる形にしないと、長続きはしないだろう。
ただ、その場合、単に個人のコレクションを保全するだけでは駄目で、公益性(資料保全→公開→利用)が求められる。

そうなると、さらなるお金が必要になる。
難しい、難しい。

早い話、(私のような)お金を引っ張ってくる能力に欠けている人ばかりが集まって相談しても埒があかない。
お金を引っ張ってくる能力がある人に、頭を下げて相談するのが早道なのだが、頭を下げるのが嫌なのだから、どうしようもない。
nice!(0)  コメント(0) 

5月1日(月)某NPO設立についての4者面談 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月1日(月)

昨夜、2時半に眠って8時半に目が覚めた。
6時間睡眠で十分なはずなのに、やはり疲れているのか、10時にもう一度、布団に入り12時まで2時間眠ってしまった。

14時過ぎ、家を出る。
まさに薫風香る、さわやかな5月。

15時半、新宿の喫茶室で、某NPO設立についての4者面談。

疑問に思っていたいくつかの点を、率直に質問して、ご本人の口から明確な返答が得られた。

NPOの事務局長になる行政書士は、私の中では信用できない人物であるし、彼が構想したNPOの収支プランは、かなり甘いと思う。

とはいえ、財政的に破綻したとしても、その責を負うのは理事であり、監事ではないということなので、先方の要請(正会員として加入・監事へ就任)をお引き受けすることにした。

そもそもの話、不幸にして生活が立ちゆかなくなり生活保護を受給せざるを得なくなった人の、個人コレクションを売却せずに、他者の善意にすがって、なんとか手元に維持し続けようということで、世間一般の「常識」からしたら、かなり「虫がいい」話(普通なら売却である)。

しかし、コレクションが売却・四散してしまうのは、日本のクィア・スタディーズにとって、大きな損失なのは間違いないわけで、なんとか保全したい気持ちは、私も強い。
だから、前向きに考えて、私にできる協力はすることにした。

nice!(0)  コメント(0)