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5月20日(土)雑誌『サイゾー』の取材 [お仕事(出演・取材協力)]

5月20日(土)

渋谷・桜丘町の喫茶店で、雑誌『サイゾー』の取材を受ける。

以前は『月刊サイゾー』だったのが、雑誌の販売不振で、今は「月刊」ではないとのこと。

6月中旬刊行の「セクシュアリティ特集号」とのことで、トランスジェンダーのトイレ問題、「歌舞伎町タワー」のジェンダーレストイレ問題、女子スポーツ参加問題、そして「LGBT理解増進法」案について、2時間近く、質問に応じながらしゃべる。

私の基本的な考えについては、別にまとめる。
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歌舞伎役者。市川猿之助、自殺未遂・一介心中事件

5月19日(金)

18日朝、歌舞伎役者の市川猿之助さんが、自殺未遂・一家心中をはかった?事件。

死亡した両親の死因は、向精神薬の中毒と判明。

致死量の向精神薬って、かなり大量のはず。
しかも2人分。
どこから出てきたのだろう?

両親が自分でのんだのなら自殺だが、薬を用意して飲むように勧めたのなら自殺幇助に問われる可能性がある。

そもそものきっかけは、女性週刊誌が猿之助さんの共演男性・スタッフへのセクハラ・パワハラ疑惑を報じたことらしい。
それだけで、こんな大事になるのだろうか?
闇は深い。
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5月19日(金)大相撲観戦 [スポーツ]

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猫ちゃんのお供で、両国の国技館で、大相撲夏場所6日目を観戦。

本場所は2020年初場所以来、3年4ヵ月ぶり。
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5月18日(木)山王の貸しスペースでコメント収録 [お仕事(出演・取材協力)]

5月18日(木)

「12時半に大田区山王2丁目7番地23においでください」と指定されたのだけど、地図を調べると、山王の住宅街の中で、かなり難易度が高そう。

自宅からは1時間半あれば、余裕のはずだけど、念のため15分早く10時45分に家を出る。

東急目黒線ー(大岡山駅乗換)→同大井町線ー(大井町駅乗換)→JR京浜東北線を乗り継ぎ、大森駅で下車。
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5月にしたら異常な高温の中、地図を片手に目的地を探す。
7番地45から31までたどったら、9番地になっ5てしまった。
やっぱり中だ。
路地を入って、出て、また入り、やっと7番地27を見つける。
26、25、24とたどって、23はどこ?
さらに小さな路地に入って、ようやく7番地23を見つけた。
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12時10分、現地到着。

地図が読める私だから、たどりつけたけど、一般の人(とりわけ女性)は絶対に無理。
こういう場合は、「おいでください」ではなく、わかりやすい所まで迎えに来るべきだろう。

で、なんでそんなややこしい場所に出向いたかというと、日本唯一の「女形芸者」まつ乃家栄太朗さんを主人公にしたドキュメンタリー映画「He Is A Geisha」(Koodae Kim監督)のコメント収録のため。

収録場所は、トルコ人外交官の方が日本人の奥様と住んでいた一軒家で、基本構造は洋館だが、1階に茶室として使える和室があるお宅。
相続した息子さんが、家ごと貸スペースにしたとのこと。
https://www.spacemarket.com/spaces/omori-sanno/rooms/MU-nK2rur5f4iyZX/reputations

2階のゴージャスなリビングルームの一角で収録。

Koodae Kim監督は、京都市生まれ、アメリカ在住のコリア系女性。

女装芸者の歴史と、栄太朗さんのことだけをコメントすればいいと思ったら、拙著『女装と日本人』(講談社現代新書)をしっかり読んでいて、日本の女装文化について、いろいろ質問される。

「そんなこと、映像で使わないでしょう」と突っ込みたくなったが、いわゆる「背景取材」。

結局、12時40分から15時10分まで、2時間半、質問に応じる形で収録。

困ったのは、今日の暑さの中、エアコン(少し古い)の音が音声収録の邪魔ということで、エアコンを切ってしまうこと。
休憩時間にはエアコンを入れて部屋を冷やすのだが、それでも鼻の頭に汗が浮かんでしまう。

長い伝統を持つ日本の女装文化が、キリスト教ベースの欧米の人たちに理解できるとは思えないが、栄太朗さんの「海外進出」のお役に少しでも立てば、ファンとして、そしてえ研究者として本望に思う。
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LGBT法制、また頓挫か [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月18日(木)

「LGBT理解増進法」案がポンコツなのは言うまでもないこと。

とは言え、この法案を潰したら、もっとずっとマシな法案ができるか?というと、現在の政治情勢では、まず可能性はゼロ。

今夏にも?と噂される総選挙では、自民党+公明党が大敗し、維新が大躍進する可能性が高いが、そうした政治情勢の変化がLGBT法制にとって、良い方向になるとは思えない。
(なにしろ、あの松浦大悟氏が国政復帰するわけで)

おそらく、自民党は野党との協議不調を理由に採決しない可能性が高い。
積極的なのは公明党だけ。

そして、会期末、天皇陛下の詔書が衆議院に入場し、審議未了→廃案となる。

「LGBT法制は一歩も進ませない」というのが宗教右派の総意。
それに「法案潰し」という点で一致する左翼「活動家」。

ポンコツ小屋は、右から火をかけられ、左から引き倒される。

結局、LGBT法制はまた頓挫し、今後、何年も小屋一軒もない「荒野」が続くことになる。
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関西大学・トランスジェンダー関連デジタル映像アーカイブ(三橋コレクション)完成記念スペシャル上映会のご案内 [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月1日(月)

関西大学・トランスジェンダー関連デジタル映像アーカイブ(三橋コレクション)完成記念スペシャル上映会のご案内。
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【日時】5月28日(日) 14時開場、14時30分開始。
【会場】渋谷区代官山「アマランスラウンジ」
【上映作品】「We are Transgenders.~性別を超え、自分らしく生きる!~」(1998年 尾川ルル監督)
【参加費】2500円(ワンドリンク付き)
【参加申し込み】edo4booking☆gmail.com   ☆→@
【作品概要】
「We are Transgenders.~性別を超え、自分らしく生きる!~」(1998年 尾川ルル監督)は、1998年「第7回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭・フィルムコンテスト」のグランプリ受賞作品ですが、同映画祭の後継である「レインボー・リール東京」の事務局にも映像が残っていないとのこと。

早世した森田MILKさん(ゲイフロント関西)の語り、大阪・堂山にあったニューハーフのお店「美女
MEN」のフロアーショー、1997年に来日したセクソロジーの世界的権威ミルトン・ダイヤモンド博士のお姿、そして、「女装世界のフリーメイソン」と言われた「Club Fake Lady(CFL)」の那須塩原温泉旅行など、今となっては、貴重な映像が満載です。

25年前、日本のトランスジェンダーの社会活動が勃興する時期のドキュメンタリー映像として資料価値も高く、この機会に大勢の方に観ていただきたいと思います。
(解説)三橋順子


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5月17日(水)慶應義塾大学法学部(日吉)の「人であることⅠ」(1回目) [お仕事(講義・講演)]

5月17日(水)

15時半、家を出る。
東急東横線で日吉へ。
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今日から慶應義塾大学法学部(日吉)の「人であることⅠ 多様性が織りなす社会」の講義(3週連続)。
16時30分、講義開始。
第1回は「トランスジェンダーの定義と歴史」。

毎期、受講生さんが熱心に聞いてくれるので、とても話しやすい。

今期で3年目だが、今年で終わり。
私の場合、非常勤(嘱託)講師の定年(この大学は65歳)をとっくに超えていて、現状すでに「特例措置」なので。

18時、終了。

武蔵小杉駅構内の「タリーズ」で休憩。
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19時、帰宅。
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「LGBT理解増進法」自民党修正案、国会提出へ [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月16日(火)

「LGBT理解増進法」自民党修正案、政調会・総務会で承認。
党内手続きを終えて、公明党と共同で、与党案として国会に提出へ。

立憲民主党は、2021年の与野党合意修正案を提出へ。

いちばん良いのは、両案を対比して、再々修正案が作られ、全会派合意で可決されることだが、成立を急ぐ自民+公明党は最終誠意には応じないだろう。

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LGBT理解増進法、自民が修正案を正式了承 G7前に国会提出へ

自民党は16日、党の最高意思決定機関の総務会を開き、性的少数者への理解を広めるための「LGBT理解増進法案」修正案を正式了承した。法案に反発していた保守派議員らに配慮して修正し、公明党も合意する見通し。19日に広島で開幕する主要7カ国首脳会議(G7サミット)前に、公明とも調整して議員立法として国会提出する。

同法案は2年前、自民も含む超党派議員連盟を中心に作成されたが、伝統的家族観などを重視する保守派議員らが反発し、総務会で了承が得られずに国会提出を見送った経緯がある。

今回は保守派の反発に対応して修正し、「差別は許されない」という文言を「不当な差別はあってはならない」に、「性自認」という言葉を「性同一性」に変えた。「学校の設置者の努力」という文言も削除し、その条文を事業主などの項目の中に位置づけた。「子どもに教える必要はない」などの意見が出たことを踏まえたとみられる。

G7サミットでは性的少数者の人権・権利保護も協議される見通しで、その前に法案を国会提出することで議長国として姿勢を示しておく狙いがあった。

野党は、超党派による合意案を自民が変えたことに批判的だが、日本維新の会や国民民主党は一定の理解も示していることから、自民は賛同を得て、会期内成立をめざす考えだ。(千葉卓朗)

『朝日新聞』2023年5月16日 11時51分
https://www.asahi.com/articles/ASR5J36L9R5HUTFK014.html
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21年の与野党合意案国会提出と立民幹事長

立憲民主党の岡田克也幹事長は16日の記者会見で、LGBTなど性的少数者への理解増進法案を巡り、2021年に与野党実務者で合意した法案を国会提出する方針を示した。提出は自民党修正案と同じタイミングを検討している。

「共同通信」2023年05月16日
https://www.47news.jp/9329668.html



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5月15日(月)今週は忙しい [日常]

5月15日(月)

今週は、明治大学文学部に加えて、慶應義塾大学法学部の講義が始まり、さらに取材依頼が2つ(ドキュメンタリー映画と月刊誌)も入っていて、とても忙しい。

こういう時は、先のことはあまり考えないで、一日一日を着実にこなしていくことが大事。

集中、集中。



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うなじのセクシュアリティ [お仕事(講義・講演)]

5月15日(月)

「うなじ」という身体部位を示す言葉が、英語に直訳するのが難しいことを、講義で話したら、中国からの留学生が「中国語にもありません」とコメントしてくれた。

英語にも「うなじ」部分をさす「Nape」という言葉はあるが、以前、アメリカ人に聞いたところでは、「ほとんど使わない。そこは back of the neckだ」と言われた。やはり注目度はほぼ皆無らしい。

「うなじ」を漢字で書けば「項」なのだが、少なくとも現代中国語では、使われていないらしい(さらに要調査)。

この話、日本の前近代、とりわけ江戸時代における女性の性的アピールポイント(=男性の性的欲情ポイント)はどこか?という話なのだが、性的嗜好の文化性(文化が違うと、性的嗜好は異なってくる)という話に行き着く。

「うなじ」のセクシュアリティが日本ではまだ生きていることは、女子生徒のポニータールを「男子生徒がうなじに興奮するから」という理由で禁じた中学校の「ブラック校則」問題からわかる。
https://373news.com/_news/storyid/152567/

ポニーテールのうなじに興奮しているのは、男子生徒ではなく、年配の男性教師だと思うが。
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喜多川歌麿「湯上がり化粧美人」






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