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斎藤誠会長のお墓詣り [日常(思い出)]

1月19日(木)

渋谷の丘の上にある吸江寺へ。

久しぶりに、歌舞伎町「ホステス」時代にお世話になった斎藤誠会長のお墓詣り。

「斎藤さん、ご無沙汰しています。順子です。昨年の7月にこんな本を岩波書店から出しました」
「おおっ、順子か、元気にしてるか、岩波から本を出したのか!それはすごいな。さすがは俺の女だ」
「ありがとうございます(最後はちょっと違うけど)」

「ホステス」時代にいろいろ教えていただいただけでなく、駆け出しの研究者の頃、長時間のライフヒストリー・インタビューに応じてくださり、私が「女装者愛好男性」という概念を確立するうえで、大きな貢献をしてくださった。

亡くなったのが2012年1月、いつの間にか11年がたった。
亡くなった方は歳をとらない。
斎藤さんが亡くなった年齢(70歳)まで、私はあと数歳だ。
あと、何回、お詣りに来られるかな?

(前回)2019年8月3日
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2019-08-04
(前々回)2017年8月25日
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-25-1
(最初・事情いろいろ)2016年2月10日
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2016-02-10-2
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劉さん・村田さんへの訴訟 [現代の性(性別越境・性別移行)]

1月18日(水)

「TRJP」事務局長の村田峻一さんが、「女性スペースを守る会」から名誉棄損で訴えられた(1月17日付)。

15日の「新年会」で会った時、心配で状況を聴いたときには「(金銭支払いの)要求は無視します」とのことだったが、訴訟を立てられたとなると、無視はできない。

同時に劉靈(アリエルクッキーリュウ)さんへの反訴も立ったとのこと。
(劉さんが「女性スペースを守る会」を訴えたことに対抗する反訴)

私的には、村田さんや劉さんを守れないような「LGBTの連帯」は意味がないと思うが、「LGBT業界」反応はとても鈍いのが実際。

訴えられている劉さんは台湾の人、村田さんは社民党の人で、「LGBT業界」では周縁的なマイノリティ。

反LGBT、反トランスジェンダーの連中が攻撃のターゲットに選ぶのは、LGBTという集団の中で周縁化されている人、
肉食獣が草食獣の群れを襲うとき、群れの周縁にいる個体を狙うのと同じ。
動物の場合、その隙に群本体が逃げるわけだが、人間の場合、それを見捨てていい道理はない。

劉さんの裁判は、2月3日(金)14時~、横浜地裁101号法廷とのこと。
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