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ベトナムの高地少数民族、母系制的社会のイメージ [生活文化・食文化・ファッション文化論]

9月12日(月)

前掲の広い農場を経営している(いちばんたくさん動画に出てくる)女性を「A姐さん」とすると、2番目に多く出てくるのが、この「B姐さん」。
https://www.facebook.com/109947484927565/videos/728834698456607
「A姐さん」より若く、スタイルが抜群に良い。
どことなく似ているし、いっしょに出てくる動画もあるので、姉妹なのではないかと想像している。

「A姐さん」とは別の家に住み、やや高い所で小規模な農場を経営している。
犬と猫と子猿をペットにしている。

技術力は「A姐さん」同様に高いが、「A姐さん」が竹の使い方に抜群に長けているのに対して、「B姐さん」は竹も使うが木材を使うことが多い。
「A姐さん」は竹材を竹紐で縛るのに対し、「B姐さん」は釘を多用する。
チェーンソーも持っている。
あと、土とセメントを混ぜて、壁や床を塗ったり、木枠を使って日干し煉瓦を作るなど。左官的技術も持っている。

「A姐さん」同様、働き者だが、全体的に「A姐さん」より、近代化している印象。

農場経営や家や家畜舎の普請作業に、男性の姿がまったく見えないのは、「A姐さん」「B姐さん」ともに同じ。
(動画の撮影者が男性なのかもしれない。とりわけ、「B姐さん」の着換え、水浴び場面が多いので、「B姐さん」の夫、もしくは恋人が撮影者でないかと推測している)。

私がこの動画に注目しているのは、こうした農業経営の在り方が、母系制社会をイメージさせるからだ。

母系制社会とは、女性が土地(農地)や家屋、家畜を所有し、農場経営の主体になり、男性はそこに「通い婚」するような社会。

ベトナム・タイ国境の山岳地帯には、そうした母系制の名残を強くとどめる少数民族がいることが知られている。

ただ、ベトナムのマジョリティは強固な父系性社会なので、そうした母系制的社会は、社会制度的に圧迫され消えつつある。

母系制社会に関心がある私としては、そんな視点で、この動画シリーズを見ている。

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水田の水抜き [生活文化・食文化・ファッション文化論]

9月12日(月)
この数カ月、私の現実逃避&生活文化の観察対象になっている、ベトナム山岳地帯のよく働くお姉さんの動画。
https://www.facebook.com/bushcraftsolo1/videos/749533716142253
稲の出穂期に、水田の水抜きをする技術(竹の節を抜き、パイプとして設置)が興味深い。

稲の穂が出て受粉・登熟する時期には、水田の水を抜く必要があるのだが(現代日本人の多くは、そのことも知らない)、それを水口の調整だけでやれるようになるのは、それほど昔のことではなく、近代になっても水抜きが難しい「湿田」がけっこう残っていた。

国土地理院の地図記号にも、「水田」とは別に「湿田」の記号あった(50年ほど前まで)。
これは、軍事上の必要情報だったから。

そんなことを思い出した。




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9月12日(月) [日常]

9月12日(月)

咳喘息(持病再発)、発作の回数が少し減ってきた。
でも、まだときどき発作が・・・。

できるだけ心理ストレスを減らすようにしているのだが・・・。
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