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トランスジェンダーの受験生問題 [現代の性(性別越境・性別移行)]

6月15日(水)

女子大学のTrans-woman受験生受け入れ問題で講演するときにいつも話すことだが、そもそもTrans-womanで女子大に入学しようとする人は、そんなにいないということ。

多くのTrans-womanにとって、学生生活を送るのなら、女子大学より共学大学の方がずっと楽だから。

女子大の規模にもよるが、Trans-womanの受験生は単年度に1人いるかいないか、現実には数年に1人程度ではないか、という話をする。

もちろん、人数の問題ではなく、門戸を開いておくことが大切なのだが。

同時に、どの女子大にもほぼ確実にいるTrans-manの在校生に、もっと関心を持ち、大学として対応マニュアルを整備し、就職活動などを支援してほしい、と要望している。


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ノートルダム清心女子大学、Trans-woman受験生を受け入れ [現代の性(性別越境・性別移行)]

6月15日(水)

岡山県岡山市のノートルダム清心女子大学が、Trans-womanの受験生を受け入れ。
2023年度から。

今後、私立女子大にも、徐々に広がっていくだろう。
その一方で、「戸籍上の女子のみ」をあくまで維持する女子大もあると思う。
そこらへんは、それぞれの大学の経営方針でよいのではないだろうか。

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トランスジェンダー学生受け入れ 清心女子大方針、23年4月から

ノートルダム清心女子大(岡山市北区伊福町)が、戸籍上は男性だが自分の性別を女性と認識しているトランスジェンダーの学生を来年4月から受け入れる方針を決めたことが15日、分かった。中四国地方の女子大4校では初めて。

各地の女子大で受け入れの動きが広がっていることを受け、学長、副学長、学部長らでつくる会議で決めた。本保恭子副学長は「多様な人々が共生する社会の実現に向け、教育機関として『自分らしさ』を尊重できる学びの機会を提供したい」と説明する。

学部、大学院ともに対象。診断書の提出は求めないものの、希望者は入試出願時期の1カ月前までに性自認の状況などを記した書類を添えて申請する。大学が審査の上、受験を認める。

同大は、入学者選抜要項に受け入れ決定を明記。教職員向けの研修会を開くなど準備を進めている。入学後は通称の使用を認める。新たな施設の整備は行わず、多目的トイレの使用を求めるなど既存設備の活用で対応する。

トランスジェンダーの学生受け入れは、お茶の水女子大(東京)奈良女子大(奈良市)などが実施している。

『山陽新聞』2022年06月16日 00時01分 更新
https://www.sanyonews.jp/article/1273504/?rct=syuyo
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東京都「同性パートナーシップ条例」成立、2022年11月実施 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月15日(水)

東京都と議会が、「東京都パートナーシップ宣誓制度創設にかかわる条例改正案」、全会派の賛成で可決・成立。

これで、今年の11月からの実施が確定。

関係者のご尽力には敬意を表するが、2015年11月に渋谷区と世田谷区で始まった同性パートナーシップ制度が、全都に広まるまで7年もかかってしまった。

その間、新宿区のように条例案を否決する区議会もあった。

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