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Amazonが「予約受付中」に [お仕事(執筆)]

6月13日(月)

Amazonが「予約受付中」になりました。
よろしくお願いいたします。

【書誌情報】
三橋順子『歴史の中の多様な「性」――日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』

四六判 392頁
岩波書2022年7月15日
3410円(税込)

【内容紹介】
LGBTの権利をめぐって日々議論が巻き起こっている。しかしそもそも日本において異性愛規範が強化されたのは西洋化以降であり、アジアでは豊かな性別越境文化が築かれていた。
「伝統的」な性とは何か? 抑圧の中で文化をつないだ性的マイノリティたちの歩みを多彩な文献に基づいて活写し、現代の「性の多様性」に一石を投じる。

【帯】
2010年代に入る頃から、世界的な性的マイノリティの人権運動の波がようやく日本にも及ぶようになり、多様性(diversity)、とりわけ性的な多様性の承認が社会的なテーマのひとつになってきた。それ自体は、たいへん良いことである。ただ、そこにどこか借り物的な危うさを感じてしまうのだ。(「はじめに」より)

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6月12日(日)映画「バンビ:ある女の誕生」上映会 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

6月12日(日) 曇り一時雨  東京  26.6度  湿度67%(15時)

13時半、代官山の「アマランスラウンジ」へ。
BAMBI上映会.jpg
TGJPの主催イベントで、前半が1950~60年代にパリ「カルーゼル」のショーダンサーとして活躍し、1964年に来日公演したBAMBI(1935年生)のドキュメンタリー映画「バンビ:ある女の誕生」の上映会。
後半は、今年、傘寿(80歳)を迎えるカルーセル麻紀さん(1942年生)のトークショーという豪華バージョン。

ただ、後半の最初、開口一番「あたし、BAMBIとはほとんど付き合いないのよね」で、前・後半がぶっつり切れてしまった。

整理してみると、BAMBIが来日した1964年は、カルーセル麻紀さんはまだ大阪「カルーセル」のゲイボーイで、メジャー・デビューはしていなかった。

麻紀さんが、モロッコ・カサブランカで「性転換手術」を受けるための情報収集のためパリに行った1973年には、BAMBIはすでのショービジネスの世界を退いていた(1968年引退)。

つまり、2人は「すれ違い」だったのだ。

正直言うと、前・後半を2回に分けてほしかった。
1回ではもったいない内容。
まあ、会場を借りたり、集客の都合などがあるのだろうが。




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