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1960年代の女装者の写真 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

3月4日(金)

午後、自著掲載予定の画像のスキャニング作業。

その余禄(1)
テニス・コートの女装者。
テニスをする女装者(1960年代?).jpg
撮影場所・時期不明だが、おそらく1960年代後半と思われる。
後方に観客がいるので、練習ではなく試合だろうか?
男・女どちらの枠で出ていたのかはわからない。
さすがに、この時期(50年以上前)、スポーツをしている女装者の写真は僅少で、私はこの1枚しか知らない。

他に、登山をしている写真がある。
登山する女装者(風奇196510)(2).jpg
以前に紹介した登山する女装者。
撮影時期は1960年代前半。
軽装備の夏山登山だが、当時は「山ガール」なんて言葉もなく、さぞ目立ったことだろう。
背景の山容(稜線の形)から、撮影地は八ヶ岳と思われる。

その余禄(2)
上野公園の大噴水を背景にポーズをとる女装者。
上野公園の女装者1960年代?.jpg
中景に休日を楽しむ人々、遠景に東京国立博物館。
時期不明だが、おそらく1960年代後半と思われる。
当時の状況から、昼間、女装外出できる人は、プロの方を別にすれば、アマチュアでは最上級者だけ。
(女装秘密結社「富貴クラブ」の外出許可は厳しく、なかなか出なかった)
真っ昼間の上野公園での撮影、さぞ、誇らしかったと思う。
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昔の画像や女装者の写真に鮮明度を求められても困る [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

3月4日(金)

昔の画像や女装者の写真に鮮明度を求められても困る。

昔(1960年代以前)の写真プリントは名刺サイズ(現代のLサイズの半分以下)のものがけっこうあって、それから起こした画像が鮮明なわけがない。

古い雑誌から探し当てて、スキャナーで取り込んだ画像も同様。
元が不鮮明なわけで、私の技術のせいではない。

女装者の写真は、むしろ鮮明であっては困る(髭跡や毛穴、皺がが写る)ので、ソフトフォーカス・フィルターを着けて、ぼやかして撮るのが当たり前だった。

スモーク炊いた上に、ソフトフォーカス・フィルターで撮影して、煙に中におぼろに姿が浮かぶ「ソフト・フォーカスの女王」と呼ばれた有名な女装モデルもいた。

ともかく、現代の技術感覚で、過去の写真を判断されるのは、とても困る。
たとえ、不鮮明な写真にも、それなりに歴史的&学術的な価値はあるのだから。


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3月3日(木)i確定申告の準備 [日常]

3月3日(木) 晴れ  東京  15.0度  湿度53%(15時)

大仕事を終えて少し虚脱。
次は何をするんだっけ?
あっ、確定申告だ。

で、確定申告の準備。
まず収入のリスト作って、次に領収書を分類して、項目ごとの経費を計算して・・・。
3時間半、連続作業して、あと2束分、計算すれば、終わるとことで、力尽きた。
目が疲れた。

一息入れて、気を取り直して、計算終了。

後は、週末に、申告書を書く。
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