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曺琴袖 (チョウ クンス)さん [現代の性(性別越境・性別移行)]

1月8日(土)

TBSテレビ「報道特集」の「性別違和のある子供たち」を担当した曺琴袖 (チョウ クンス)さんは、「性同一性障害」問題の初期から取材をしている方。
私、1998年頃に、取材対応したことがある。
調べたら、1998年9月8日放送のTBSテレビ「ニュースの森」の特集「性の境界を超えた人たち―自分は男それとも女? 揺れる性同一性障害の現場はいま―」だと思う。
24年も前のことだが、お元気でご活躍の様子、なにより。

「性同一性障害」問題の初期に取材にきた記者さんには在日の方が多かった。
そのことに気づいて質問したら、「(在日の人)はナショナル・アイデンティティに揺らぎがあるので、それとジェンダー・アイデンティティの揺らぎに重なるのだと思います」という返事だった。

あの頃、取材側も取材される側も、初めてのことが多く、いろいろ大変だったけど、今になってみると、どちらも気合が入っていた。

曺さん、もう私のことなど、覚えていないだろうな。
ほぼ四半世紀前だからな。

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TBSテレビ「報道特集・性別違和のある子供たち」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

1月8日(土)
TBSテレビ「報道特集・性別違和のある子供たち」
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生まれたときの身体の性別と心の性別が食い違う「性別違和」を持つ子供たち。受け入れる幼稚園や保育所で今何が起きているのか?
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性別違和がある子どもの困難の主因は「周囲の無理解」というより、「特定の園児」による「いじめ」なだと思う。
逆に、性別違和がある子でも、受容的に接してくれる園児は必ずいるはず。
「いじめ」の加害側を抑制できない保育園、さらには行政の姿勢に問題がある。

何度も書いているが、思春期以前の子どもの性別違和はとても不安定で、思春期以降に解消することもかなり多い(もちろん、継続する場合もある)。
だから、受容的に受け入れつつも、不可逆的なジェンダーの固定化をしない(退路を確保する)ことが大切。


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ミニスカート50着…じゃなく、投票所でのジェンダー・トラブル [現代の性(性別越境・性別移行)]

1月8日(土)
朝日新聞20220108.jpeg
↑ 『朝日新聞』2022年1月8日朝刊

74歳でミニスカート50着か、すごいなぁ。
私は、ほぼ50歳でミニスカートは止めた。
スカートにそこまで思い入れなかったし、パンツ・スタイルの方がいろいろいろ楽だったから。

この記事の趣旨は、ミニスカートではなくて、投票所でのジェンダー・トラブルの問題性なのだけど、サイド見出しに「ミニスカート50着」とあるので、つい、そっちに意識が行ってしまった。

ちなみに、投票入場券の性別記載については、2000年代前半にhttp://gid.jpの山本蘭さんや私が問題視して、いくつかのルートで働きかけて、徐々にあからさまな「男・女」記載は減って、「1・2」のような記号化され、さらにバーコードで暗号化された。

私が住む川崎市など大都市部では、投票入場券の性別と見かけの性別が違うトランスジェンダーがいることは、だいぶ「常識」になってきているので、トラブルは減っていると思う。

この方(岐阜県各務原市在住)の話も10年前のこと。


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