フェミニストへの警戒 [現代の性(性別越境・性別移行)]
12月13日(月)
日本のフェミニズムは、1990年代に「セックスワーク論」が入ってきたとき、セックスワーカー(SW)を包摂するか否かで意見が大きく分かれた。
そして、2020年代、トランスジェンダー女性を包摂するか、排除するかで決定的に分かれた。
私の感触では、日本のフェミニストは
SWもTGも包摂しない、排除 5割
SWは包摂するがTGは排除 3割
SWもTGも包摂する 2割
くらいだと思う。
つまり、味方は2割、要警戒は8割。
というか、社会的に排除される側からすると、そのくらいに思っていた方が、まだ傷が浅くて済む。
一般人の場合、ほとんどの人は「世の中、そういう人がいても、別にいいんじゃね」の消極的受容で、TGを積極的に排除しようとする人は、おそらく1割もいないだろう。
それに比べて、フェミニストとそのシンパのTG拒絶率はあきらかに高いと思う。
どんな暴力的なことを言われるか(されるか)わからない。
要は、傷つけられたくなかったら、フェミニストが多くいる場所には近づかない方が無難ということ。
日本のフェミニズムは、1990年代に「セックスワーク論」が入ってきたとき、セックスワーカー(SW)を包摂するか否かで意見が大きく分かれた。
そして、2020年代、トランスジェンダー女性を包摂するか、排除するかで決定的に分かれた。
私の感触では、日本のフェミニストは
SWもTGも包摂しない、排除 5割
SWは包摂するがTGは排除 3割
SWもTGも包摂する 2割
くらいだと思う。
つまり、味方は2割、要警戒は8割。
というか、社会的に排除される側からすると、そのくらいに思っていた方が、まだ傷が浅くて済む。
一般人の場合、ほとんどの人は「世の中、そういう人がいても、別にいいんじゃね」の消極的受容で、TGを積極的に排除しようとする人は、おそらく1割もいないだろう。
それに比べて、フェミニストとそのシンパのTG拒絶率はあきらかに高いと思う。
どんな暴力的なことを言われるか(されるか)わからない。
要は、傷つけられたくなかったら、フェミニストが多くいる場所には近づかない方が無難ということ。
12月12日(日)都留文科大学「ジェンダー論1」のコメントを読む [お仕事(講義・講演)]
12月12日(日)
都留文科大学「ジェンダー論1」のコメントを読む。
「衣服とジェンダー&セクシュアリティ」の回は、「シラバスを見た時から楽しみにしてました」という学生も何人もいて、毎年、とても人気がある。
今期も、都留文科大学(「衣服とジェンダー」)・関東学院大学(「衣服とセクシュアリティ」)ともに、とても反応が良い。
>昔、ディズニーのアニメのシンデレラ続編を見たとき、シンデレラがドレスを着る際に鳥かごみたいな骨組みをつけるシーンが印象に残っていたのですが、今回の講義でクリノリンを知り、15年来の謎が解けました。
↑ クリノリンの着装状態。
よかったね。
>高校の授業で、紫が高貴な色だということは知っていましたが、今回の講義で、それが染料の稀少性や使う量によることがわかり、意外でした。
↑ 紫を染める紫根(ムラサキ草の根)。現在でも高価。
よかったね。
いろいろ気付きのある、それまでの謎がとける講義を心掛けている。
そういう講義をしている私の原稿を(事実上)「没」にした『ファッションで社会学する』(有斐閣)の編者と編集者の見識は、まったくたいしたものだと思う。
都留文科大学「ジェンダー論1」のコメントを読む。
「衣服とジェンダー&セクシュアリティ」の回は、「シラバスを見た時から楽しみにしてました」という学生も何人もいて、毎年、とても人気がある。
今期も、都留文科大学(「衣服とジェンダー」)・関東学院大学(「衣服とセクシュアリティ」)ともに、とても反応が良い。
>昔、ディズニーのアニメのシンデレラ続編を見たとき、シンデレラがドレスを着る際に鳥かごみたいな骨組みをつけるシーンが印象に残っていたのですが、今回の講義でクリノリンを知り、15年来の謎が解けました。
↑ クリノリンの着装状態。
よかったね。
>高校の授業で、紫が高貴な色だということは知っていましたが、今回の講義で、それが染料の稀少性や使う量によることがわかり、意外でした。
↑ 紫を染める紫根(ムラサキ草の根)。現在でも高価。
よかったね。
いろいろ気付きのある、それまでの謎がとける講義を心掛けている。
そういう講義をしている私の原稿を(事実上)「没」にした『ファッションで社会学する』(有斐閣)の編者と編集者の見識は、まったくたいしたものだと思う。
トランスジェンダーのメンタルヘルス問題 [現代の性(性別越境・性別移行)]
12月12日(日)
昨夜も某氏(看護師)と話題になった、トランスジェンダーのメンタルヘルスの悪さ。
自分を含めて、メンタルヘルスが良くない人が、最近ますます目立つような気がする。
トランスジェンダー排除の圧力が高まっていることと関連があると思う。
こういう状況を、医療の専門家(精神科や心療内科の医師)は、どう捉えているのだろうか?
「トランスジェンダーの健康」は世界的にみれば、専門学会があるように重要なテーマだが、日本では残念ながら、そうではない。
放置すれば、ただでさえ多いトランスジェンダーの自死がさらに増えかねない状況。
医師個人の対応には物理的に限界がある。
専門の学会を立ち上げて、学界全来として対処すべきだと思うが、いかがだろう?
また、メディアにも、LGBT、とりわけトランスジェンダーのメンタルヘルスの問題をもっと取り上げて、医療や社会の対応を促してもらいたい。
1人、2人、3人・・・と死んでからでは遅いのだ。
もう、仲間の自死の知らせは聞きたくない。
昨夜も某氏(看護師)と話題になった、トランスジェンダーのメンタルヘルスの悪さ。
自分を含めて、メンタルヘルスが良くない人が、最近ますます目立つような気がする。
トランスジェンダー排除の圧力が高まっていることと関連があると思う。
こういう状況を、医療の専門家(精神科や心療内科の医師)は、どう捉えているのだろうか?
「トランスジェンダーの健康」は世界的にみれば、専門学会があるように重要なテーマだが、日本では残念ながら、そうではない。
放置すれば、ただでさえ多いトランスジェンダーの自死がさらに増えかねない状況。
医師個人の対応には物理的に限界がある。
専門の学会を立ち上げて、学界全来として対処すべきだと思うが、いかがだろう?
また、メディアにも、LGBT、とりわけトランスジェンダーのメンタルヘルスの問題をもっと取り上げて、医療や社会の対応を促してもらいたい。
1人、2人、3人・・・と死んでからでは遅いのだ。
もう、仲間の自死の知らせは聞きたくない。