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土肥いつきさん「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞」のファイリスト [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月10日(金)

これは大偉業!
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社会課題の解決に挑戦する女性リーダーを表彰する「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞」のファイリスト(7名)にトランスジェンダーの土肥いつきさん(トランスジェンダー生徒交流会)が残った。

残寝ながら、大賞受賞はならなかったが、ほんとうにすごい!
そのためにやっているわけではないにしろ、世の中に認められ評価されるのはとても良いこと。
おめでとうございます。


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NZ、性別変更手続き容易に [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月10日(金)

ニュージーランドが、性別変更手続きから司法の関与(裁判所の許可)を除き、行政手続き(届け出)のみに簡素化。
こういうことを書くと、また「活動家」の方たちからお叱りを受けると思うが、私は性別変更の手続きには家庭裁判所の許可を残すべき、という立場(主張)。
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NZ、性別変更手続き容易に トランスジェンダーらに朗報

【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)議会は9日、出生証明書に記載された生まれつきの性を、現在の性認識に基づき変更する手続きを容易にする法案を可決した。総督の署名を経て成立する運び。心と体の性が一致しないトランスジェンダーら性的少数者にとって朗報となりそうだ。
トランスジェンダー生徒の「トイレ問題」米州知事選の争点に 性的暴行を機に

法案などによると、性別の変更に当たって個人の治療情報を開示したり裁判所の許可を得たりする必要はなくなり、単純な行政手続きで済むようになる。ティネッティ内相は「(性の多様性を尊重する)レインボー社会の権利と幸福を認めるものだ」と歓迎する声明を出した。

「時事通信」2021年12月09日16時49分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120900926&g=int&fbclid=IwAR3VOgP91LSqqNEFcc91Iq8ow9YG8Vas8HP8aO8muw7MKCD-AnVexfYg3Cw

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鹿児島市、秋田市が双性パートナーシップ制度導入へ、 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

12月10日(金)

鹿児島市も、そして秋田市も。
現在、20ある政令指定都市で、同性パートナーシップ制度が未実施なのは、名古屋市、静岡市、神戸市、仙台市の4つだけ(名古屋市、静岡市は計画あり)。

次の目標は、県庁所在都市。

(県庁所在都市の実施状況)
札幌市  実施済み
青森市  県単位で導入計画中
秋田市  計画中
盛岡市
仙台市
山形市
福島市
水戸市  県単位で実施済み
宇都宮市
前橋市  県単位で実施済み
さいたま市 実施済み
千葉市  実施済み
東京都  都単位で導入計画中
横浜市  実施済み
甲府市
長野市
新潟市  実施済み
富山市  県単位で導入計画中
金沢市  実施済み
福井市
静岡市  計画中
名古屋市 計画中
岐阜市
津 市  県単位で実施済み
大津市
京都市  実施済み
大阪市  実施済み
神戸市
奈良市  実施済み
和歌山市
岡山市  実施済み
広島市  実施済み
山口市
鳥取市
松江市
高松市  実施済み
徳島市  実施済み
高知市  実施済み
松山市
福岡市  実施済み
佐賀市  県単位で実施済み
長崎市  実施済み
大分市
熊本市  実施済み
宮崎市  実施済み
鹿児島市 実施予定
那覇市  実施済み
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鹿児島市「パートナーシップ宣誓制度」来年1月1日開始

性的少数者のカップルを、結婚に相当するパートナーとして公に認める「パートナーシップ宣誓制度」について、鹿児島市は6日の市議会で、令和4年1月1日に制度を開始、4日から申請を受け付けると明らかにした。

申請が認められれば、市立病院での患者の病状説明をパートナーが円滑に受けられたり、携帯電話の家族割が適用されるなど、夫婦や家族と同等に様々な行政・民間サービスを受けられる。

「鹿児島読売テレビ」 2021.12.06 19:42
https://www.kyt-tv.com/.../news104rsh1tkxkouxzk20q.html.
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秋田市、パートナーシップ制度導入へ 東北2例目、来年度中に要綱

秋田市の穂積志市長は9日、LGBTなど性的少数者のカップルを婚姻に相当する関係として自治体が認めるパートナーシップ制度を来年度内に導入すると明らかにした。市議会11月定例会の一般質問に答えた。東北の自治体では弘前市に続き2例目となる。

制度に法的拘束力はないが、自治体が性的少数者らのカップルを婚姻相当と公認することで、親族に限定されていた書類の代理申告、パートナーの手術への同意などが可能になる。2015年に東京都渋谷区や世田谷区で始まった。

秋田市には市内の性的少数者や支援団体から生きづらさを訴える声が届いており、昨年から準備を進めていたという。専門家らと協議し、来年度中に要綱を策定する。

穂積市長は制度の導入を4月の市長選で公約に盛り込んだことに触れ、「多様性を認め合う社会の実現に向け、市民の理解を深めていきたい」と話した。

市によると、全国の130自治体で導入しており、東北では20年に弘前市が初めて設けた。秋田県も3日、佐竹敬久知事が県議会で制度の導入を検討すると明らかにした。実現すれば、県レベルで制度を導入するのは東北初となる。
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「河北新報」2021年12月10日 06:00
https://kahoku.news/articles/20211209khn000037.html?fbclid=IwAR0gGGJke-NB3ea2rXZmmbmRQ4dTbNUuI4INbirStLmlhV15aK27yObx_VM
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建造物侵入(刑法130条)の運用の話 [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月10日(金)

男性から女性へ移行中の性同一性障害者が、女性トイレで通報されて、建造物侵入(刑法130条)の容疑で逮捕された場合、ほとんどの場合、立件はされない。

なぜ警察・検察は立件しないか?といえば、起訴さらには公判の維持(有罪立証)が難しいから。

性同一性障害の診断書には、「性同一性障害と診断する」という診断とともに、多くの場合「女性として生活することが本人の苦痛の軽減に有用である」というような精神科医師の意見が付随している。
「生活すること」には、社会通念的に排泄目的でのトイレの使用も含まれる。
「生活することにトイレは含まれない」と主張するのは、あきらかに無理筋。

そうした専門家(精神科医)の意見を裁判の場で否定するのはかなり難しい。
否定するなら、別の専門家を立てて再鑑定(診断)しなければならない。

しかも、元の診断がよほどヘボでない限り、同じ診断書(性同一性障害)が出てくる可能性がきわめて高い。

そもそも、殺人罪ならともかく「建造物侵入」程度の容疑で、検察は再鑑定の手間・時間はかけない。
警察も検察も「そんな暇じゃない」ということ。

ということで、他に犯罪要素(盗撮など)がない限り、ほとんどの場合、不起訴になる。

これは、関係者に非公式に聞いた法律(建造物侵入罪)の運用上の話なので、純粋な法理的なことは、法律の専門家(たとえば仲岡しゅん弁護士とか)にお聞きください。



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トランスジェンダーのトイレ使用トラブル [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月9日(木)

従来だったら、「逮捕されました」(犯罪者扱い)という報道で終わっていた事案だが、「専門家」のコメントをとるなど、かなり突っ込んだ取材をしている。

中京大学 風間孝 教授
「今の社会ではトランスジェンダーも女性もジェンダーの問題によって生きづらさを感じていることを認識したうえで、どうすれば共に生きていけるか社会全体で考えていく必要がある」
「性別を分けないトイレで、どんな性の人でも利用できるという環境が整備されれば理想だ」

早稲田大学 棚村政行 教授
「自分の性別の認識に従って(トイレを)穏やかに利用したという事で、犯罪として処罰され、責任を問われる可能性は法的に極めて低い」

弁護士 太田啓子【追加コメント】
「戸籍上の性別と異なるトイレを使うことがただちに違法になるということはない。日常的にトラブルなく女性用トイレを利用しているトランスジェンダーは多くいる」「一般的にトランスジェンダーの人はトラブルを避けるためトイレ利用をめぐっては慎重に行動するということで、こうしたトラブルになるケースは非常に少ないといいます。
その上で、“男性でも『心が女性』と言い張れば女性用トイレを利用できる”、“周囲の女性は不安に思ったとしても何もできない”という誤解がインターネットにあふれているとして、「トランスジェンダーを犯罪者と同様に扱う偏見が広まり、当事者はこのような差別に深く傷ついている」と指摘。
報道においては、現状を踏まえ、差別を助長しない配慮が要る話と思います。」

以下、私見。
ちなみに、この種のトラブル、以前から(もう20年近く前から)、被疑者が性同一性障害の診断を受けていることが確認された場合は、ほとんど立件はされない。

記事の内容から、今回も同様のケース(刑事事件としては扱われない)と推測される。

個人的には、トランスジェンダーのトイレ利用は、多目的トイレが第一選択だと考える。
だから、従来から多目的トイレの増設を要望している。

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自認の性と周囲の受け止め トイレ利用の難しさ

大阪の商業施設で戸籍上の性別は男性で性自認は女性の客が、女性用トイレに入り、警察に通報されるトラブルがありました。施設には「女性の服を着た男性がトイレにいる」と苦情が寄せられていました。専門家はどうすれば多様な性を認めながら共に生きていけるか考えていく必要があると指摘しています。

捜査関係者によりますとことし5月、大阪市内の商業施設で戸籍上の性別は男性で性自認は女性の40代の利用客が女性用トイレに入り、施設から警察に通報されるトラブルがありました。

警察が事情を聞いたところ「子どものころから女性用のものが好きで、自分は女性だと自覚している。戸籍上は男性なのでだめだとわかっていたが女性として女性用トイレを使った」と話したということです。

この利用客は職場では男性として働いているということですが、休みの日には女性の服を着て外出していたということです。

その後の捜査でも心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることが確認されたということで、警察は刑事事件として扱うべきかどうか慎重に検討しています。

商業施設にはほかの客から「週末のたびに女性の服を着た男性がトイレを使っていて怖くて利用できない」という苦情が寄せられていたということです。

ジェンダーの問題に詳しい中京大学の風間孝教授は「性自認に合ったトイレを使いたいというトランスジェンダーの思いとトイレを使っている女性の不安が衝突した出来事だと思うが、性自認は目に見えないため周囲の人たちは外見などで判断するしかないのが現状だ」としたうえで、どうすれば多様な性を認めながら共に生きていけるか考えていく必要があると指摘しています。

当事者の説明
通報されたトランスジェンダーの利用客は捜査関係者に対して「職場などでは仮面をかぶって男性の格好をしている」と話しているということです。

昔から女性用のものが好きで男性に対して恋愛感情を抱いていたといいます。

周囲の目を気にして男性としてふるまってきましたが、家の中では化粧をしたり女性の服を着たりしていたということです。

「いくら話しても自分の気持ちはわからないでしょう」とも話しているということです。

専門家は
今回のケースについてジェンダーの問題に詳しい中京大学の風間孝教授は「性自認に合ったトイレを使いたいというトランスジェンダーの思いとトイレを使っている女性の不安が衝突した出来事だと思う」と話しています。

風間教授は「性自認に合った生活をしたいという思いは尊重されるべきだ」としたうえで「学校や職場など限られた人が利用する場所ならどういう性自認を持っているか周囲の人たちも認識でき、理解がある状態で性自認にあったトイレを使えると思うが、性自認は目に見えないため公衆トイレなど不特定多数の人が使う場所では周囲の人たちは外見などで判断するしかないのが現状だ」と指摘します。

そして「性別を分けないトイレでどんな性の人でも利用できるという環境が整備されれば理想だ。本来は性自認に即して生活したいという思いと安心して生活したいという思いは決して対立するものではない。今の社会ではトランスジェンダーも女性もジェンダーの問題によって生きづらさを感じていることを認識したうえで、どうすれば共に生きていけるか社会全体で考えていく必要がある」と話しています。
トランスジェンダーの人たち 外出時のトイレ利用では
心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人たちの外出時のトイレ利用について当事者や支援団体、専門家に取材したところ、自認する性の外見に近づけばそのトイレを利用し始める人が多いということです。

一方で
▽トイレ利用時のストレスからぼうこう炎になってしまう人や
▽なるべくトイレを使わないよう水分を控えるあまり脱水症状を起こしてしまう人
▽周囲に違和感を持たれたときの対応として性同一性障害の診断書を持ち歩いている人もいるということです。

住宅設備メーカー「TOTO」とLGBTに関する企業向けの研修や市場調査などを行っているLGBT総合研究所では、性的マイノリティーの人が公衆トイレを使うときのストレスについて3年前に調査を行いました。

それによりますと、トランスジェンダーの回答者のうち
▽31.3%が「入る際の周囲の視線」に
▽23.5%が「入る際の周囲からの注意や指摘」に
ストレスを感じると答えたということです。

誰もが利用できるトイレ環境整える
性的マイノリティーの人たちに配慮したトイレを設置する動きはすでに始まっています。

このうち大阪大学では使う人の性別を問わず誰もが利用できるオールジェンダートイレの設置を4年前から始めています。

トランスジェンダーの教職員から「体の性別のほうのトイレに入るのは抵抗があるが、心の性別のトイレでも外見上、受け入れられないのではないかと感じストレスが大きい」という声があがったことがきっかけでした。

トイレの扉には英語のオールジェンダーを表す「A」の文字が表記され、色も黒字に白など性別の区別につながらないものを選んでいます。ことし9月時点で大学内に28か所設置されています。
また東京駅の近くにある大丸東京店でも3年前から誰もが利用できるトイレを設置しています。男性用や女性用のトイレ、多目的トイレとは別に設置されていて、青と赤の人型のピクトグラムを両方掲げることで誰でも利用しやすいようにしています。

性的マイノリティーの人たちへの理解を進めようという社会の動きにあわせて設置したということです。

「NHKニュース」2021年12月10日 22時30分
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12月9日(木) [日常]

12月9日(木)

さすがに疲れて、ほぼ一日、休養。
夜中、明日のオンデマンド講義の準備。

就寝、4時。
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