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今後の政局 [政治・選挙]

7月5日(月)

自民党、これだけ悪い負け方をすると、いつもなら、怖くてしばらくは解散・総選挙はできない。
できるだけ先送りして、情勢が少しでも好転するのを待つのが常道。

ところが、現状は、衆議院議員の任期満了が10月21日に迫っていて、解散・総選挙の先送りができない。
どうやっても、あと4カ月後には総選挙になる。
おそらく菅内閣は、ぎりぎり引き延ばして、9月の自民党総裁選挙後の10月上旬に解散に踏み切るだろう。
どちらにしても、追い込まれ解散になる。

状況的には、7月の都議選で惨敗した自民党麻生内閣が衆議院議員の任期残り1ヵ月で解散し、総選挙で大敗北を喫し、歴史的な政権交代になった12年前(2009年)と似てきている。

不人気な総理による追い込まれ解散では勝てるはずがない。
このままでは、自民党は大敗するだろう。

ただし、あの時の民主党に比べれば、現在の野党第一党である立憲民主党は非力だ。
一気に政権交代は難しいだろう。
それでも自民+公明党で過半数割れに追い込めば、面白くなる。
(自民党は維新を加えて政権を維持するだろうが)

自民党が短期間に復活する戦略としては、9月の総裁選挙で大将の首を挿げ替えることだ。
次は順当なら河野太郎氏だったが、ワクチン問題でミソをつけて、菅首相と一蓮托生になってしまった。
いっそ、野田聖子さんあたりを担げば(二階幹事長の傀儡であることは明らかでも)、マス・メディアは「日本初の女性首相」ともてはやし、自民党が大勝利するかもしれない。

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都議選の余談

7月5日(日)

目黒区の最終議席、
3位に滑り込んだ立憲民主党候補と次点の共産党候補の票差は、わずか6票。
16044票と16038票。
これでは、なかなか当選確実が出ないはずだ。

国政政党でありながら、都議選で話題にもならなかった国民民主党。
世田谷選挙区(定数8)で、元職が14位、得票率2.4%。
大田区選挙区(定数7)で、深甚が11位、得票率3.4%。
墨田区選挙区(定数3)で 元職が6位(最下位)、得票率6.7%
この政党、少なくとも東京都では、もう駄目だと思う。
衆議院選挙に東京比例区でも、1議席もとれないだろう。
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早乙女智子先生、大健闘 [政治・選挙]

7月5日(日)

都議会選挙の新宿区選挙区(定数4)から出馬した早乙女智子先生、4714票で7位。
当選ラインの15000票には遠く及ばなかったが、維新の党やれいわ新党の候補より上。

政党の公認・推薦のない徒手空拳の無所属候補としては大健闘。
正直言うと、選挙予想屋としては、良くて3000票と読んでいた。

まことにご立派でした。
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都議会選挙、自民党が事実上の敗北 [政治・選挙]

7月4日(日)
都議会選挙、各党派の獲得議席数
自民 33(+8)
都民 31(-14)
公明 23(±0)
共産 19(+1)
立憲 15(+7)
ネット 1(±0)
維新  1(±0)
れいわ 0(±0)
国民  0(±0)
嵐の党 0(±0)
無・他 4(-1)

都議会選挙、事前の予想に反して、自民党が事実上の敗北。
「楽勝」で第1党、公明党と合わせて過半数確保のはずが、前回大敗した失地の回復がほとんどできず、33議席にとどまった。
第1党はかろうじて確保したが、公明党と合わせても過半数には遠く及ばなかった。

7つある1人区でとれたのはわずか2つ(中央区・島部)。
千代田区は都民ファーストに逆転負け。
青梅市・昭島市も都民ファーストに、武蔵野市は立民に、小金井市は野党系無所属に、それぞれ大差をつけられた。

定数2の文京区・日野市で共産党に競り負け。
荒川区・三鷹市でも落選。
定数3の目黒区でまた共倒れ。
中野区も落選。
定数4の品川区でも共倒れ。
ともかく、負け方が悪すぎ。

敗因は、あきらかにオリンピックとコロナ・ワクチン。
中央政府の度重なる失態への批判が、無党派層の取り込み失敗になったと思う。

都議会選挙は、次の国政選挙の先行指標になる。
これでは、秋の解散・総選挙がおおいに危ぶまれる。

都民ファーストは、八王子市で共倒れするなど、現有議席を大きく減らし31議席。
第1党を守れなかったが、それでも、事前の惨敗の予想を覆して、踏み止まった。
小池都知事にコロナ対策が一定の評価を得たということか?

公明党は、NHKの出口調査では苦戦が伝えられたが、期日前投票をしっかり固めていたようで、じわじわ当選圏内に入り、終わってみれば23議席。
結党以来の都議選「全員当選」を守った。
さすがの選挙上手、お見事!としか言いようがない。

共産党は、文京区・日野市で自民党を破るなど健闘し19議席。
現有議席18議席を守ったが、大きな上積みはできなかった。

立憲民主党は、武蔵野市、三鷹市などでトップ当選し、定数8の世田谷区で2議席を獲得。
目黒区と品川区で競り勝って最終議席に滑り込んだ。
現有8議席に7つ上積みして15議席。
しかし、区部の下町や多摩西部で力不足を露呈した。

生活者ネットと維新の党は、虎の子の1議席を守った。




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東京都議会選挙、投票率は前回を下回る? [政治・選挙]

7月5日(日)

東京都議選 正午の投票率は9・54%で、前回を5・12ポイント下回る。

「コロナ禍」に加えて、雨で、投票率はかなり低くなりそう。
50%には届かず、40%台、さらに40%台前半の可能性も。

ちなみに、前回は51.28%、前々回は43.50%。
低投票率になると、組織票がある自民と公明がやや有利に、浮動票頼みの都ファと立憲は苦しくなる。
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14時現在の投票率15.59%、前回比-5.29ポイント。
17時現在、23・68%、前回比-5.18ポイント。

前回の最終投票率は51.28%なので、期日前投票が増えている分を合わせても、やはり50%に届かないか?

東京では、20年前、30年前の投票習慣がない若者がそのまま大人になったから、現代の中年(40~50代)もけっこう棄権率が高い(50%くらい)。

若者(18歳~20代)は、そもそも半分くらいがまったく選挙に関心がない(他人事)。
残りの半分(25%)はいろいろ忙しくて投票に行けない。
だから20代の投票率は25%くらいにしかならない。

投票習慣が身についている(原則、投票に行くものだと思っている)人が多いのは、60代以上の高齢者だけ(それでも60~70%)。
だから、世代を通じての投票率は、良くて50%台、悪いと40%台になるという理屈。

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18時段階、26.13% 前回(51.28%)比-5.91ポイント。

期日前投票分は12.4%。

最終投票率は、48~49%かな。

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都議選の最終的な投票率は、42.41%。
前回比、-8.89ポイント、過去2番目の低投票率。
低いなぁ。
いくらなんでも45%は行くと思ったのだけど。
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映画「片袖の魚」いつ観に行こう? [現代の性(性別越境・性別移行)]

7月5日(日)

映画「片袖の魚」いつ観に行こう?
片袖の魚スケジュール.jpeg
10日(土)がワクチン接種(2回目、16時30分、大手町)なので、その前に行こうかと思っているけど、初日だから混むだろう。入れるかな?

11日(日)は、監督と女優さん2人(イシズカさん、広畑さん)が揃うけど、私がたぶん副反応で倒れている。、

19日(月)は、平日に女優さん2人が揃うので穴場だけど、東海林監督がいない。
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2日連続の1桁は7カ月ぶり [世相(新型コロナ肺炎関連)]

7月5日(日)

今日(4日)のコロナ感染症の死亡者は、全国で5人。

報告が少なくなる土・日曜とはいえ、2日連続で死亡者が1桁(3日は9人)なのは、昨年11月22~23日以来、7ヵ月ぶり。

6月中旬以降、死亡者は急激に減少していて、高齢者のワクチン接種の効果が見え始めていると思うのだが、「コノナ禍」が終息してしまっては困るマス・メディアにとっては「不都合な真実」なので、ニュースにはならない。
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谷を埋めている? [地震・火山・地質]

7月4日(日)

熱海市伊豆山地区の大規模土石流、NHKニュースが流しているドローンからの映像を見ると、本来の谷筋を人工的に埋めているように見える。

そこが崩落・流出したことが土石流の起点になった?

地形学。災害学的に言うと、谷だったところは谷に戻りたがるし、昔、川だったところは川に戻りたがるものなのだ。




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