1月31日(日)関東学院大学「セクシュアリティ論」成績評価送信 [お仕事(講義・講演)]
1月31日(日) 晴れ 東京 11.9度 湿度33%(15時)
13時、起床。
ぐっすり眠って、体調回復。
朝食は、クリームチーズデニッシュとコーヒー。
午後、関東学院大学「セクシュアリティ論」の成績評価を送信。
昼食は、お刺身の残りをご飯に乗せて、出汁かけて。
夕食は、オムレツ。
豆苗と油揚げの炒め物。
夕方から夜中までかかって、都留文科大学「ジェンダー研究1」の出欠(課題提出)状況を整理。
A組だけ終える。
学務ポータルの信頼度が他学に比べて悪く、「送信(提出)したのに未提出」になっている事例が多発。
資料をアップする容量が少ない問題もあり、このご時世に合った改良が必要だと思う。
就寝、4時半。
13時、起床。
ぐっすり眠って、体調回復。
朝食は、クリームチーズデニッシュとコーヒー。
午後、関東学院大学「セクシュアリティ論」の成績評価を送信。
昼食は、お刺身の残りをご飯に乗せて、出汁かけて。
夕食は、オムレツ。
豆苗と油揚げの炒め物。
夕方から夜中までかかって、都留文科大学「ジェンダー研究1」の出欠(課題提出)状況を整理。
A組だけ終える。
学務ポータルの信頼度が他学に比べて悪く、「送信(提出)したのに未提出」になっている事例が多発。
資料をアップする容量が少ない問題もあり、このご時世に合った改良が必要だと思う。
就寝、4時半。
ザビエルは驚いたか? [性社会史研究(性別越境・同性愛)]
1月31日(日)
某テレビ局から「フランシスコ・ザビエルが日本に来たとき、いちばん驚いたのは、当時の武将たちがBL(ボーイズラブ)していたこと、というのは本当か?」という問い合わせが来た。
それ、私の専門じゃないのだけど。
ザビエルが周防の大名・大内義隆に謁見(1550年11月)したときに「男色を行なう人間は豚よりも穢らわしく、犬やその他の道理を弁えない禽獣よりも下劣」と厳しく批判し、義隆の怒りをかったことは、ルイス・フロイスの『日本史』(1586年頃完成)に記されている
しかし、ザビエル自身のイエズス会宛書簡(1552年1月29日付)には、この男色批判の件は記されていない。
一次史料はなく間接史料に基づいていて、確実な史実とはいえない。
ただし、当時の日本の大名にとって、男色(ここでは大人の男性と少年の性愛)は通常的なもので、とりわけ大内義隆は男色好きだった(と伝えられる)。
また、キリスト教、とりわけ戒律に厳しいイエズス会士が、旧約聖書で明確に禁じられている男性間の性愛に対して、厳しい姿勢(絶対に容認できない悪徳)をとるのは当然のこと。
実際、イエズス会士による日本の男色批判は、他にも確実な事例がある。
つまり、状況的には、ザビエルが大内義隆の男色好みに驚き、強く諫めたことは十分にあり得る。
その結果、大内義隆が怒って、ザビエルが山口から退去した可能性はある。
その点は、ザビエルに同行したジョアン・フェルナンデスが「(ザビエルが)山口の王に対してはその罪を責むること激しく、生命の危険ありき」と話していること(1558年1月、ベルショール・ヌネスの書簡)が、伝聞だが傍証になる。
キリスト教関係者が、日本の中世末期~近世初頭の男色習俗に驚き批判している文献は他にもある。
たとえば、1579年(天正7)に来日したイタリア人宣教師、アレッサンドロ・ヴァリニャーノは
「彼らはそれ(男色)を重大なことと考えていないから、若衆たちも関係のある相手もこれを誇りとし、公然と口にし、隠そうとはしない」(『日本巡察記』)
と批判している 。
また、1619年(元和5)来日の第8代オランダ商館長フランソワ・カロンも
「貴族の中には僧侶並に男色に汚れている者があるが、彼らはこれを罪とも恥ともしない」(『日本大王国志』)
と記している。
要は、キリスト教の性規範と、中世末期の日本の性規範(&性行動の現実)は、極端に違っていたので、「驚いた」のは当然ということ。
某テレビ局から「フランシスコ・ザビエルが日本に来たとき、いちばん驚いたのは、当時の武将たちがBL(ボーイズラブ)していたこと、というのは本当か?」という問い合わせが来た。
それ、私の専門じゃないのだけど。
ザビエルが周防の大名・大内義隆に謁見(1550年11月)したときに「男色を行なう人間は豚よりも穢らわしく、犬やその他の道理を弁えない禽獣よりも下劣」と厳しく批判し、義隆の怒りをかったことは、ルイス・フロイスの『日本史』(1586年頃完成)に記されている
しかし、ザビエル自身のイエズス会宛書簡(1552年1月29日付)には、この男色批判の件は記されていない。
一次史料はなく間接史料に基づいていて、確実な史実とはいえない。
ただし、当時の日本の大名にとって、男色(ここでは大人の男性と少年の性愛)は通常的なもので、とりわけ大内義隆は男色好きだった(と伝えられる)。
また、キリスト教、とりわけ戒律に厳しいイエズス会士が、旧約聖書で明確に禁じられている男性間の性愛に対して、厳しい姿勢(絶対に容認できない悪徳)をとるのは当然のこと。
実際、イエズス会士による日本の男色批判は、他にも確実な事例がある。
つまり、状況的には、ザビエルが大内義隆の男色好みに驚き、強く諫めたことは十分にあり得る。
その結果、大内義隆が怒って、ザビエルが山口から退去した可能性はある。
その点は、ザビエルに同行したジョアン・フェルナンデスが「(ザビエルが)山口の王に対してはその罪を責むること激しく、生命の危険ありき」と話していること(1558年1月、ベルショール・ヌネスの書簡)が、伝聞だが傍証になる。
キリスト教関係者が、日本の中世末期~近世初頭の男色習俗に驚き批判している文献は他にもある。
たとえば、1579年(天正7)に来日したイタリア人宣教師、アレッサンドロ・ヴァリニャーノは
「彼らはそれ(男色)を重大なことと考えていないから、若衆たちも関係のある相手もこれを誇りとし、公然と口にし、隠そうとはしない」(『日本巡察記』)
と批判している 。
また、1619年(元和5)来日の第8代オランダ商館長フランソワ・カロンも
「貴族の中には僧侶並に男色に汚れている者があるが、彼らはこれを罪とも恥ともしない」(『日本大王国志』)
と記している。
要は、キリスト教の性規範と、中世末期の日本の性規範(&性行動の現実)は、極端に違っていたので、「驚いた」のは当然ということ。
3割減ペース [世相(新型コロナ肺炎関連)]
高齢者へのワクチン接種で予想される事態 [世相(新型コロナ肺炎関連)]
1月31日(日)
新型コロナワクチンの高齢者への接種が始まったら、「接種後、1週間以内に亡くなった高齢者が全国で何人!」みたいに、マスメディアが大騒ぎするだろうな。
日本では、年130~140万人、月10~12万人の人が死んでいる。
週になおすと。2.5~3万人。
その多くが高齢者。
80%と仮定して、2~2.4万人。
高齢者全員が1週間の間に一斉に接種するわけではないけど、1%が接種すれば、200~240人が、接種後1週間以内に死亡する計算。
マスメディアが大騒ぎして、「有識者」が「接種と死亡の因果関係が明確になるまで、ワクチン接種は中止すべきだ!」と言い出すのは必定。
新型コロナワクチンの高齢者への接種が始まったら、「接種後、1週間以内に亡くなった高齢者が全国で何人!」みたいに、マスメディアが大騒ぎするだろうな。
日本では、年130~140万人、月10~12万人の人が死んでいる。
週になおすと。2.5~3万人。
その多くが高齢者。
80%と仮定して、2~2.4万人。
高齢者全員が1週間の間に一斉に接種するわけではないけど、1%が接種すれば、200~240人が、接種後1週間以内に死亡する計算。
マスメディアが大騒ぎして、「有識者」が「接種と死亡の因果関係が明確になるまで、ワクチン接種は中止すべきだ!」と言い出すのは必定。