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ソウル市長選の有力候補のLGBTに対する姿勢 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

2月26日(金)

まったくひどい話だな。
LGBTパレードについて「拒否する権利も尊重されるべきだ」と有力政治家が公言するなんて。

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安氏の「LGBT」発言が物議 野党同調、与党沈黙―ソウル市長選

【ソウル時事】4月7日投開票のソウル市長選の有力候補、野党「国民の党」の安哲秀代表が、毎年ソウル中心部で行われる性的少数者(LGBT)のパレードについて「拒否する権利も尊重されるべきだ」と否定的見解を示し、物議を醸している。市民団体が反発する一方、韓国は性意識に関して保守的な風潮が根強く、革新系の与党「共に民主党」は態度を明確にできないでいる。
英情報機関、LGBT差別を謝罪 「国家安保の脅威」にあらず

発端は18日のテレビ討論での安氏の発言。「(パレードを)望まない人も尊重しなければならない」と語り、都心部以外での開催を求めた。保守系最大野党「国民の力」との野党候補一本化をにらみ、中道系の安氏が保守層の支持を広げる狙いがあったとみられている。ただ、パレード主催団体は「同性愛に反対する権利、見ない権利を言うのは明白な差別だ」と反発。女性団体からも批判の声が上がった。

安氏は24日、「そういう(差別する)意図はない」と釈明しつつ、文在寅大統領が大統領候補だった2017年に「同性愛は好きではない」と述べたことを挙げ、「今まで聞いた政治家のヘイト発言のうち最もひどい発言」と矛先を政権に向けた。

韓国では性的平等や多様性を重視する意見もあるが、伝統的な儒教の影響のほか、キリスト教信者が多いこともあり、19年の世論調査では、LGBTパレードについて「好ましい」が25%、「好ましくない」が50%だった。

国民の力はおおむね安氏の発言に同調している。一方、与党側は、支持基盤である市民団体の声を無視できない半面、同性愛に否定的な宗教団体にも神経を使う必要があり、対応に苦慮。市長選に名乗りを上げている与党の各候補も「今後ソウル市民の知恵を募りたい」などと煮え切らない態度を示している。

「時事通信」2021年02月26日07時10分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021022500767&g=int&fbclid=IwAR3YKx2z1H6RaWlEi-8bJ1DIOsLWrZg32A-_nAJS9HFdgDip-CD8T9FfxCM
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こういう人間が嫌なら、お付き合いいただかなくてけっこう [日常]

2月26日(金)

「慰安婦」問題に関連して。
私を左翼だと思っている人、けっこういるみたいだけど、はっきり違うから。

日本古来の伝統を重んじる日本主義者だし、信仰は古神道だし、母方の先祖(会津藩)以来の「尊王」だし、防衛力(海と空)はしっかり論者だし、『Will』にも執筆したことあるし。

「君が代」斉唱の時は起立するし、昔、毛沢東思想にかぶれていたから、いまでも「義勇軍行進曲」(中華人民共和国国家)が流れると条件反射的に起立したくなるし、アメリカは祖父の仇だから好きではないし、

支持政党は、民社党→社民連→(旧)民主党→民主党→立憲民主党で、自民党・共産党・公明党には一度も投票したことないし。

差別する奴は大嫌いで、自分では筋金入りの合理主義者・人権主義者だと思っている。

こういう人間が嫌なら、お付き合いいただかなくてけっこう。

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「慰安婦」問題に触れたくない理由 [現代の性(一般)]

2月26日(金)

2日前の『夕刊フジ』の1面。
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あまりにすごい見出しで、何事かと思った。

ハーバード大学のラムザイヤー教授の、日本軍の「戦地慰安所」が近代公娼制の戦地版であるという見解は、基本的には正しい(例外はある)。

しかし、そもそも近代公娼制そのものが、人権蹂躙・女性搾取の極悪システムなのだから、まったくなんの「免罪」にもならないのだよ。

私は、一応、セクシュアリティの歴史、とくに買売春の歴史を専門にする研究者なので、「慰安婦」問題にも関心はあるし、主な文献には目を通している。

ただし「慰安婦」問題は、歴史事実としてよりも、日韓の政治的な問題として扱われることが多く、史料に基づく実証的な研究が軽視される傾向がある。

これは、今回のような右翼からの発言でも、逆の韓国側とそれを支援する左翼からの発言でも同様。
SNSで「慰安婦」問題に触れると、すぐにどちら側からの反発が来る。
反論ではなく、情緒的・政治的な反発が。

だから、触れたくない。
大学の講義ではきちんと自分の見解は述べるけど。
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11月上旬並に [世相(新型コロナ肺炎関連)]

2月26日(金)

前週比83人(23.5%)減の270人。
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減少傾向は継続。
今週の合計は1800人前後で、11月上旬並か。

実効再生産数Rtは0.807[右斜め下](前日0.843)
陽性率3.7%[右斜め下](2/24、7日間移動平均値)
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同性婚の法制化「憲法禁止せず」 衆院法制局の見解 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

2月26日(金)
25日の衆議院予算委員会第三分科会で、立憲民主党の尾辻かな子議員(立憲民主党)が「同性婚をめぐる憲法解釈」について質問。

衆議院法制局の見解。
「憲法は同性婚を法制化することを禁止はしていない、すなわち認めているとの許容説は、十分に成り立ちうる」

内閣法制局の見解。
「同性婚を認めることは想定されていないので、検討したことはない」
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同性婚の法制化「憲法禁止せず」 衆院法制局

25日の衆院予算委員会の分科会で、同性婚の法制化をめぐる質問があり、衆院法制局は「憲法は同性婚を法制化することを禁止はしていない、すなわち認めているとの許容説は十分に成り立ちうる」と述べた。立憲民主党の尾辻かな子氏の質問に対する答弁。

衆院法制局は、議員の依頼を受けて法律面の補佐をする立場。野党は同性婚を法制化する民法改正案(婚姻平等法案)を議員立法で国会に提出していることを踏まえ、尾辻氏が尋ねた。一方、政府の憲法解釈を担う内閣法制局は「同性婚を認めることは想定されていない。想定されていないので、検討したことはない」と従来の政府答弁をなぞり、憲法上禁止されているかどうかは明言しなかった。

『朝日新聞』2021年2月26日 5時00分
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14813237.html?pn=2
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減少傾向継続 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

2月25日(木)
前週比105人(23.6%)減の340人で減少傾向継続。
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今週の合計は1800人台か。

実効再生産数Rtは0.843[右斜め下](前日0.878)
陽性率3.8%→(2/23、7日間移動平均値)

表と数値は、しのおか氏による。
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『父に聞いた戦後』を書き始める [お仕事(父に聞いた戦後)]

2月25日(木)

(山田風太郎が部屋にいってみると)「柱にもたれかかったまま、あぐらをかいて、眼をつむっていた。涙が二すじ頬にひいていた。」

信州・飯田の疎開先で、「玉音放送」(ポツダム宣言受諾=無条件降伏の詔)を聴いた直後の亡父の様子。
(山田風太郎『戦中派不戦日記』昭和20年8月16日条より)

当時、東京医学専門学校(現:東京医科大学)2年生(21歳)。

そうだろうな。
激昂せず、困難になるほど沈着冷静になるタイプだし、敗戦の不可避は東京が空襲で焼け野原になった段階で察していたようだし。
ただ、父親(私からすると祖父)は、連合艦隊軍医長として戦死しているわけで、当然ながら複雑な思いがあったろう。

ともかく、亡父の戦後の苦難は、ここから始まる。
それをこれから、『父に聞いた戦後』として、私なりに書いてみようと思う。
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久しぶりに「紀伊国屋書店」 [新宿「性なる街」の歴史地理]

2月25日(木)
(続き)
久しぶりに「紀伊国屋書店」で本を買う。

選書の平置き台、澁谷知美さんの新刊『日本の包茎』(ちくま選書)が並んでいる。
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刊行後2年4カ月も経つ『新宿「聖なる街」の歴史地理』(朝日選書)もまだ平置き。
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ほんとうにありがたいことだ。

19時、帰宅。

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2月24日(水)同郷の若いTrans-womanさんと面談 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2月24日(水) 晴れ  東京  11.9度  湿度24%(15時)

11時、起床。
13時半、家を出る。
新丸子駅前の河津桜が満開。
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もう春は近い。

昼食は、武蔵小杉駅構内の「しぶそば」。
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東急東横線・東京メトロ副都心線で、新宿三丁目駅へ。
年末以来、久しぶりの新宿。

15~17時半、同郷の若いTrans-womanさんと、新宿三丁目の「珈琲貴族」で1時間半ほど面談。

小学校の(40年)後輩だった。
秩父市立〇小学校は、開校65年して、Trans-womanを2人輩出したことになる。
(実際はもっといるような気がする)

とてもしっかりした考え方の人だった。
何も心配はいらなそう。
FaceBook友達になることを約して別れる。
(続く)


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性別取り扱い変更、前年比29%減の676名 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2月24日(水)
2020年の性別の取扱いの変更申立認容件数、
前年(2019年)の948名から676名へ大幅(29%)減。
(針間先生のブログから)

「コロナ禍」でタイに渡航できず、性別適合手術が大きく減少したためと思われる。
むしろ、よく29%減でとどまったと思う。
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