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12月19日(土)だいぶ気持ちが楽になってきた [日常]

12月19日(土) 曇り  東京  9.2度  湿度46%(15時)

11時、起床。
朝食は、クリームデニッシュとコーヒー。
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昼食は、鶏肉と野菜のオイスター炒めと残りご飯。
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大学の講義(オンライン)も、年内は残りあと1回(22日火曜の都留文科大)。
その講義録の校正も昨夜済ませた。

岩波書店の論集『ジェンダー分析で学ぶ 女性史入門』に掲載される論文の初校も戻したし、年末・年初に締め切りの原稿もないし、だいぶ気持ちが楽になってきた。

今夜は、ドラァグ・クイーンのショーを観に行く。
15年ぶりくらいかなぁ。

17時過ぎ、家を出る。
駅中の「タリーズカフェ」で時間調整。
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(続く)
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「双性原理」、納得してくれて、うれしい [お仕事(講義・講演)]

12月18日(金)

都留文科大学「ジェンダー研究1」の受講生、私が提唱する「双性原理」にけっこう納得してくれて、うれしい。

ちなみに「双性原理」とは、次のような考え方。
「男でもあり、女でもある」双性的特性を持つことが、通常の人間とは異なる能力(異能)をもつ源泉と理解され、通常の人間ではないこと(異人)から神により近い存在として「神性」を帯び聖視され、そこから神と人との仲介者(シャーマン、巫人)という性別越境者の宗教的職能が生じる。

また、通常の人が女装、男装して、双性的な存在になれば、通常の人とは異なる存在(異人)になり、通常の人が持たない力(異能)を持ち、聖性を身に帯びることができる。つまり、女装・男装は異能を獲得し、聖性を帯びるための手段ということになる。

’【参考文献】
三橋順子『女装と日本人』(講談社現代新書 2008年)
三橋順子「性と愛のはざま―近代的ジェンダー・セクシュアリティ観を疑う―」
 (『講座 日本の思想 第5巻 身と心』岩波書店、2013年)
三橋順子「トランスジェンダー文化の原理 ―双性のシャーマンの末裔たちへ―」
 (『ユリイカ』2015年9月号 青土社 2015年)
三橋順子「マツコ・デラックスを現代の『最強神』と呼ぶべき、深淵なる理由 ―祭礼と女装の歴史にみる『双性原理』―」
 (「現代ビジネス」(2017年5月23日配信)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51743




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