SSブログ

結婚や異性と交際していない人増加 女性は20年で1.5倍に [現代の性(一般)]

11月15日(日)

データ、講義で使う。

結婚や異性との交際をしていないという人の割合
   1992年 → 2015年
男性 40.3% → 50.8%(+10.5ポイント)
女性 27.4% → 40.7%(+13.4ポイント)

18歳~39歳の男女のうち、「異性との交際を望んでいない」という人の割合
2015年 男性25.1%、女性21.4%
収入が低い人や正規雇用ではない人などの間で、交際を望まない傾向が強い。

---------------------------------------------------------
結婚や異性と交際していない人増加 女性は20年で1.5倍に

日本人の若い男女のうち、結婚や異性との交際をしていない人の割合が、この20年余りの間に増え続けていて、特に女性では、およそ1.5倍に増えているという分析結果を東京大学のグループが発表しました。

これは、東京大学大学院医学系研究科の坂元晴香特任研究員のグループが発表しました。

グループでは、国の「出生動向基本調査」や国勢調査などをもとに、1992年から2015年までの20年余りの期間で、18歳から39歳の男女の結婚や交際に対する意識がどう変化したかを分析しました。

その結果、結婚や異性との交際をしていないという人の割合は年々、増加していて、1992年と2015年を比較すると、男性は40.3%から50.8%と10ポイント以上増え、女性では27.4%から40.7%とおよそ1.5倍に増えていました。

また、18歳から39歳までの男女のうち、「異性との交際を望んでいない」という人の割合は2015年の時点で、男性が25.1%、女性が21.4%となり、収入が低い人や正規雇用ではない人などの間で、交際を望まない傾向が強かったということです。

坂元特任研究員は「恋愛する、しないは個人の問題だが、もし、経済的な理由などで恋愛を諦めているのであれば、若い人の特性として片づけるのではなく、収入や雇用の環境を改善するなど、対策を検討する必要があるのではないか」と話しています。

「NHKニュース」2020年11月14日 15時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201114/k10012712031000.html?fbclid=IwAR35jbC88MdNwqauzQMxaOAE_RUkZmrJfwwCI9vju1gJoVyfaTquTkHlkNs
nice!(0)  コメント(0) 

論文の良し悪し [お仕事(講義・講演)]

11月14日(土)

野良講師ごときが言うことじゃないけど、論文て、問題提起、概念設定、資料分析が的確なら、ごちゃごちゃ書かなくても、すっきりした論旨で結論に至るものなのだ。

だから、誰が読んでも解る簡潔な論文が良い論文であることが多い。
ごちゃごちゃ書いて、論旨がわかりにくい論文は、まず結論も良くない。

古今東西、世の中の原理(仕組み)は、だいたい簡潔で、そんなに複雑怪奇なことは少ない。
複雑怪奇になるのは、いくつかの原理が絡むからであって、それを解きほぐせば(複数の)簡潔な原理になる。

論旨がわかりにくい論文は、その解きほぐしが、ちゃんとできていないのだ。


nice!(0)  コメント(0) 

再査読 [お仕事(古代史)]

11月14日(土)

9月に、某国立研究機関の投稿論文を査読して、かなり悩んだ末に「訂正・修正の上、再査読」というB評価をした。

再査読の依頼が来てわかったのだが、他の査読者はC評価(掲載不可)と、限りなくCに近いB評価(再査読無用)だった。
やっぱり、そうだろうなぁ、という感じ。

で、結局、いちばん甘い評価をした私の「ホモソーシャルな関係性を指摘するならそれが形成された『場』が重要」(なのにそこにぜんぜん触れていない)という指摘に対して「他日を期す(他の論文で書く)」という、事実上のゼロ回答。

これでは、もうどうしようもない。
再査読はC評価に。

若い女性研究者なので、なんとか頑張って欲しいと思い、温情をかけたのだが、残念な結果に。
nice!(1)  コメント(0) 

東京の専門家につなぐルートがない [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月14日(土)

昨日、「レガシー」に性別違和を持つお子さんがいる親御さんが2組、みえていた。

私はスタッフではないし、研修も受けていないので、正式の相談には応えてはいけないのだけど、かなり専門的な質問だったので、知識と情報を提供した。

性別違和、とくに思春期以前の性別違和の問題は、かなり難しく、どうしても専門家の助力が必要になる。

「レガシー」の「ウェルネスサポート・チーム」の研修の、この方面の講師は、京都の土肥いつきさんと大阪の康純先生。
ご両所とも、経験・見識は申し分なく、講師として適任だが、東京在住方の相談に関西の先生を紹介するのは、やはりためらわれる。

東京の専門家につなぐルートを作っておかないと、まずいのではないだろうか?

【追記】
う~ん、今、思い返すと、「知らんふり」していた方が良かったのかなぁ?
【追記2】
そもそも私が口を挟んではいけないことだった。

nice!(0)  コメント(0)