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ショーン・コネリー逝去、90歳 [訃報・追悼]

10月31日(土)

イギリスの映画俳優、ショーン・コネリーが逝去、90歳。

ショーン・コネリーが(初代)ジェームズ・ボンドとして主演したのは、「007シリーズ」初期の6作品。
第1作「007 ドクター・ノオ」(1963年)
第2作「007 ロシアより愛をこめて」(1963年)
第3作「007 ゴールドフィンガー」(1964年)
第4作「007サンダーボール作戦」(1965年)
第5作「007は二度死ぬ」(1967年)
第7作「007 ダイヤモンドは永遠に」(1971年)

まだ子供だったので、映画館では見ていないが、淀川長治さん解説の「日曜洋画劇場」などで、たぶん全部、見ている。

残照(斜陽)の大英帝国の威信(権益)を、世界を股にかけ、一身で支える活躍(アクションと女たらし)は、カッコ良かった。

印象的だったのは、第2作「ロシアより愛をこめて」のソ連の情報員ダニエラ・ビアンキの美しさ、第3作「ゴールドフィンガー」の主題曲(唄:シャーリー・バッシー)、そして、日本が舞台で、大ヒットとなった第5作「007は二度死ぬ」。

丹波哲郎が日本の公安のトップ・タイガー田中を、浜美枝が南の島(ロケ地は鹿児島県坊津)の海女・キッシー鈴木を 、若林映子が謎の女(日本公安のエージェント)・アキを演じた。
浜美枝の見事な肢体、若林映子の美貌が印象的だった。
ショーン・コネリーが日本人漁師に化けるのは、めちゃくちゃ無理だったが。

他にも、ボンドをアキに紹介するのが、横綱佐田の山だったり、変な所はいろいろあった。

ショーン・コネリーはボンド役を降りた後も、熟年男性役として活躍し、エリザベス女王からSirの称号を与えられ、晩年は悠々自適の引退生活、欧米男性としては長寿の90歳まで生きた。
きっと充実した人生だったのだろう。


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エーゲ海震源の地震 [地震・火山・地質]

10月31日(土)

エーゲ海の地震、ほんとうにM7.0なの?
という感じ。

M7.0でも震源が浅い場合、直上の地域では大きな被害が出るが、今回の震源はエーゲ海で、必ずしも直下型とは言えない。

建物の倒壊続出は、建築方式(耐震基準)の違いだろう。
逆に言うと、日本の耐震基準が世界標準から大きく外れている(厳しい)ということ。

津波も、M7.0の割には規模が大きい。
津波はM(マグニチュード)だけでなく、発震機構によって大きくなることもあるので、詳しいデータがないとなんとも言えないが、現地の報道を見る限り、日本と違い、そもそも(津波という)概念がないのだろう(「津波」に相当する言葉がない)。

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